愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

ビックリ咬みを防ぐ

2006-06-07 19:49:22 | しつけ

普段はおとなしく人に咬みつくことなど考えられない犬であっても、予想を超えたショックに直面したときに、驚いて周りの人間に歯を立ててしまうことがあります。

犬にとっては不可抗力なのですが、このようなときに大きなケガに繋がることが多いのです。

仔犬期に多くの人にハンドリングされることの重要性は、絶対に人にケガをさせない、安定した気質を維持するためには、ハンドリングの練習が必要です。

またこの練習は、耳掃除やツメきり、動物病院での診察など、犬が嫌がるシチュエーションに慣らすことにも大変役に立ちます。ぜひ成犬になってからも、日課として行ってください。

犬が驚いて咬みついてしまう状況を考えてみましょう。

1 見知らぬ人が近づいてきて、自分に手を伸ばした。

2 見知らぬ人に、触られると嫌な箇所に触られた。

3 見知らぬ人に、じっと目を凝視された。

4 首や手足をつかまれ、自由を奪われた。

5 予想以上の痛みを感じた。

上のような「嫌な刺激」から本能的に自分の身を守ろうとするあまり、犬は最大の武器である歯を使おうとするのです。

しかしこのようなことを犬に対して行うべきではないことは、犬好きならば大抵は心得ています。犬に対して嫌悪刺激を与えがちなのは、犬を良く知らない人、つまり犬嫌いな人や子供が多いのです。

もしも子供が急に近づき犬の鼻や耳をつかんだとしたら、顔など、ちょうど犬の口吻の高さあたりの上半身を咬まれるでしょう。

こうなると大きなケガを負う可能性は非常に高くなります。

そのような状況になったとしても咬みつかない犬にするためのトレーニングが絶対に必要なのです。

幼稚園には犬好きの方の来店が多く、このようなトレーニングには最適です。

愛犬たちを取り巻く危険物質について(ノミ・ダニ駆除剤)

2006-06-07 19:38:23 | 健康
ノミ・ダニ対策には何を利用していますか?

市販の薬剤や駆除グッズを使っている方が大半ではないでしょうか。

これらの成分は農薬、殺虫剤と同じものです。

犬用殺虫剤、忌避剤にはペルメトリンなどのピレスロイド類ややプロポクスルなどカーバメイト、クロルピリホスやダイアジノンのような有機リン類が使用されています。

フェノトリン、アレスリン、ピリプロキシフェンなど取扱説明書で子供の手に触れないように明記されているものも使用されています。

薬剤によってノミや害虫駆除を行った犬と遊ぶことで人間も被曝します。

犬が室内に殺虫剤や農薬を撒き散らすことにもなります。

このように人体への影響のあるものを、犬は直接体につけているのです。

また、ノミはその薬剤に耐性を増して繁殖していくことになります。

こうなるとどんどん毒性の強いものが必要となっていきます。

ノミ取り首輪、ノミ取りシャンプーなどにはコリンエステラーゼ阻害剤が含まれています。

これは体内のコリンエステラーゼの活性を阻害し、神経末端のアセチルコリンの濃度を高める為、コリン作動性の毒性をもたらす薬物です。

ノミが犬を刺した時に薬剤を取り込んで死ぬことになります。

犬が刺される前にノミを駆除するわけではないので、刺されたことにより痒みなどの症状を防ぐことは出来ません。

病院で滴下する某商品についても同様です。

動物用医薬品の副作用情報を
    1 薬事法第77条の4の2に基づく副作用情報
    2 薬事法第14条の4第6項に基づく新医薬品等の使用成績報告書よる副作用情報
    3 監視・危機体制整備促進対策(モニター獣医師報告)等による副作用情報
 の3つに整理し、掲載しています。

フィプロニルについては http://www.nval.go.jp/fuku2/fuku/a/4159.htmをご覧ください。

説明書には「小児の手の届かないところに保管すること。」という表記がありますよね。

どういう意味か解りますか?

では、どうすればいいのでしょうか。

ノミ対策にヒノキチオール・ビール酵母は効果があります。

ノミ・ダニはヒノキチオールや硫黄の臭いを嫌うので、犬に寄り付きにくくなるのです。

ヒノキチオールを噴霧すると犬がリラックスするとともに健康な皮膚と美しい被毛を保ちます。

ビール酵母を摂取し続けると、人間には分からない程度の硫黄のにおいがするようになります。

また、お腹の調子を整えたり、健康な皮膚と美しい被毛を保ちます。

ビール酵母はサプリメントなので即効性はありません。

効果にも個体差があります。

うちの犬は仔犬の頃からずっとヒノキを噴霧しており、今まで1匹もノミがついたことはありません。

ヒノキは元々は店内の芳香の為に購入しました。

最近はユーカリプタスオイルを実験し、効果があったのでそれを使用しています。

愛犬たちを取り巻く危険物質について(シャンプー)

2006-06-07 08:36:32 | 健康
食品添加物・薬品添加物などの使用は犬に対して規制はありません。

人間のものであれば表示義務のある「表示指定成分」の表示義務もありません。

どんな添加物をどれだけ使用してもいいのです。

このように愛犬たちを取り巻く環境には危険物質が溢れています。

何がどのように危険なのかを勉強したいと思います。

『製造過程において作業員が特別な防毒マスクと防護服の着用が
義務づけられているものを愛犬に使うのはもうやめませんか』


シャンプーについて

愛犬のシャンプーは「犬用」を使っていますか?

それとも「人間用」ですか?

『犬の為につくられた「犬用」シャンプーが安心かな。』

『いえいえ、「犬用」はどんな成分が使われているか不安だから「人間用」が安心ね。』

犬用のシャンプーには指定成分の表示義務がなく何が含まれているのかわかりません。

そして、合成界面活性剤は国産のシャンプー剤「犬用」「人間用」問わず入っているのがほとんどです。

合成界面活性剤は水分と油分を混ぜ合わせ、乳液状、クリーム状にするために使用します。

石油から合成される界面活性剤は強い毒性があります。
(皮膚から浸透し、内臓に蓄積されてしまい大変危険です。)

これは皮膚の潤いを取り去って保湿作用を弱めます。

さらには、皮膚の細菌や有害光線を防ぐバリア機能も弱めるので、毒物が体内に吸収されてしまうことになります。

合成界面活性剤によって弱められたバリア機能が戻るには最低20分かかるといわれています。

シャンプーだけでなく化粧品にもいえることなのですが、保湿成分が含まれているのは合成界面活性剤によってボロボロになった髪や皮膚をそうでないように見せるためです。

たとえ、ベビー用あっても合成界面活性剤が使われていないとは言いきれません。

シャンプーは洗剤ではなく化粧品に分類されるため表示義務がないからです。

合成界面活性剤、複合せっけん、せっけんとの表示はありませんが、「ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩」等個別の名称は表示されていると思います。

このようなシャンプーに含まれている保湿成分のプロピレングリコール(PG)や1-3-ブチレングリコール(BG)はアレルギーの原因となる恐れがあります。

これは経皮毒性が高いといわれていることです。

具体的にはヨーロッパでは日本製のシャンプーは輸入できないそうです。

Web上の風評では食器の洗剤が含まれているものもあるそうです。

そこで当店ではテストをしてトリミングで使用するシャンプー剤と販売するシャンプー剤を選択しました。

指定成分は蛋白質を変質させるということから卵白を使ってテストをしました。自宅でも可能ですからぜひ試してください。

テスト
卵白にシャンプー剤を注入し様子を見るテストです。
結果
卵白が白濁したら指定成分が含まれているということです。
そのままの状態でしたら問題がないと思われます。

当店で15品テストをして問題がなかったシャンプー剤は4品という結果でした。