愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

咬むためのおもちゃ

2006-06-19 16:09:17 | 豆知識
咬これを英語では"chewtoy(チュートーイ)"と呼びます。

すべての仔犬がこのチュートーイで遊ぶ事が生まれつき大好きかといえば、そうではありません。

なかにはどんなおもちゃを与えても全く興味を示さない仔犬もいます。

チュートーイ遊びに慣らせるにも、工夫とトレーニングが必要なのです。

そしてこの作業が、今後のしつけ(穴掘り、家具の破壊、無駄吠えの禁止/留守番/座れ、伏せなどの基本動作など)において、必要不可欠な要素となります。

今回はまずその準備段階として、どんな犬でも夢中にしてしまう、最強のチュートーイの作り方をご紹介しましょう。

チュートーイの最低条件となるのは、何しろ安全ということです。咬んでいるうちに壊れるものや消耗品であっていけません。

大きな破片を飲み込んでしまうと、命にかかわるような事故になります。絶対に壊れず長もちするおもちゃ、もしくは万が一食べてしまっても安全な自然素材のものを選んでください。

デンタルコングはチュートーイの中で(私が一番好きな車である)レクサスのような存在だと思っています。

その次に気に入っているのが穴の開いた牛骨(もちろん消毒済)。

どちらもシンプルで自然で、危険なプラスチックを使用していないところがポイントです。

そして両方とも中に空洞があるので、そこにフードを詰めることができるのも優れているところです。

それでは「チュートーイ界のレクサス」デンタルコングを使って、安全で犬の興味を長く引き付けることができる、最強のチュートーイを作ってみましょう。

デンタルコングにフードを詰めるときのポイントは、次の3つの難易度を満たすように工夫をするということです。

A.犬がすぐに取り出すことができるフード
→ コングをすぐに気に入るための、サービス的なおやつ

B.取り出すのに時間がかかるフード
→ 長い時間コングに興味を引き付ける、メインとなるフード

C.絶対に取り出すことができないフード
→ 興味を失わせないための、一番美味しいおやつ

この3つのポイントが取り入れられていればどんな詰め方でも良いのですが、もっともオーソドックスな方法を紹介しましょう。

1.愛犬のサイズに合わせて、コングを選びます。

2.上部の小さな穴に、フリーズドライ・トリーツを詰めます。小さなかけらに砕くか、お湯に浸してペースト状にして詰めてください。これがCの「絶対取り出すことのできないフード」になります。

3.大きな穴からドライフードを入れます。逆さにしてもこぼれないように、穴の付近はお湯に浸してペースト状にしたドライフード、もしくは缶詰めのフードでフタをするようにするとよいでしょう。これがBの「取り出すのに時間がかかるフード」になります。ドライフードをまだ食べる事ができない仔犬は、すべてをペースト状のフードで詰めます。

4.穴の入口付近に、小さなおやつを突き刺します。これがAの「すぐに取り出すことができるフード」になります。

これが一応基本のレシピですが、工夫次第で様々なオリジナルコングを作ることが出来ます。

例えば、中にペースト状のドライフードを入れて、それを冷凍庫で凍らせる「アイスコング」を作っていました。

穴の内側にハチミツを塗って、フードを取り出した後でも楽しめるようにした人もいます。

すぐに中身を取り出してしまう器用な犬もいれば、結局取りだせずに諦める犬もいるかもしれません。

様子を見ながら、その難易度も変えてみてください。

チュートーイトレーニング中はフードボールを使わずに、すべての食事をコングに詰めて与えてください。

そのためには、フードの量をまかなうだけの数のコングが必要になります。

このようにデンタルコングを上手に使い「chewtoyaholic(チュートーイ中毒)」にすることが、これから先のトレーニングに非常に役に立ちます。

デンタルコング Mレバースプレー

成犬の室内トイレトレーニング

2006-06-19 14:52:28 | しつけ
「愛犬のトイレはなるべく室内で」という説明をしてきました。

これは屋外の公共の場所で愛犬に排泄をすることが、周囲の人の迷惑になるという理由だけでなく、愛犬が病気のときや飼い主の体調が悪いとき、天気が悪いときなどに無理をして外にトイレのための散歩をさせる必要がなくなるという利点があるからです。

特に大型犬を飼っている人は、愛犬が高齢になり足腰が弱くなったときの備えとして、室内のトイレで排泄をする習慣を覚えさせておくことはとても大切なことです。

しかし、子犬であれば最初から室内のトイレでトレーニングをすればよいのですが、「これまでずっと散歩のときにトイレを済ませた」という成犬に室内のトイレの習慣を教えることは可能でしょうか。

答えはYesです。子犬のトイレトレーニングよりも時間がかかりますが、諦めることはありません。

ペットフードだけではない使用化学薬品

2006-06-19 12:08:21 | 健康
■BHT

ブチルヒドロキシトルエン。石油の抗酸化剤として開発され、1956年には食品添加物として認められています。

現在でも
•冷凍食品やガム
•油脂やバター
•プラスチック容器
•化粧品
•シャンプー
などへ使用されています。

しかし、発ガン性の疑いがあるとされていたり、遺伝毒性が指摘されています。

BHA同様にペットフードの酸化防止剤としてよく検出される化学薬品です。

第3者の機関などを利用して、本当にBHTが混入されていないか検査をし、その結果の「証明書」を発行しているフードメーカーが増えてきていますので、そんなフードを選んだ方が安全です。

しかし、問題があります。

このBHTというのは、プラスチック容器の安定剤として多く使われています。

フードボールやおもちゃなどにプラスチック製のものがありますが、危険です。

その理由は、BHTが脂肪やお湯などに溶け出すことが最近分かって来たからです。

仔犬の時にフードをプラスチック容器でふやかす行為は、BHTが溶け出す最高の環境です。

ステンレスや陶器など、別の容器でふやかしてあげて下さい。

ちなみに、子供が遠足などに持って行くプラスチック製の水筒に熱湯を入れて2時間ほど放置すると、水筒の中にBHTが0.017ppm溶け出していたそうです。

0.017ppmという数値がどれだけ人体に悪影響なのかは分かりませんが、溶け出すという事実は変わりないので、プラスチック容器に油っぽい物を入れたり、温かいものを入れるのは避けた方がいいでしょう。

発泡スチロールはもっと最悪らしいです。