愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

フードはどんなルートで流通しているか?

2006-06-20 00:22:40 | ドッグフード
輸入ドッグフードの場合、どのような流通経路で日本にやって来ているかを知る必要があります。

ここではアメリカからの代表的な輸入ルートをご紹介します。
・コンテナチャーター便
・混載便

コンテナチャーター便はその名の通り『専用コンテナ』なので、コンテナが一杯になる量でなければ利用できません。

そして、「北回り」と呼ばれる比較的短期間で日本に到着します。

メーカーによっては、そのコンテナ自体に保冷装置が備わっているものを利用し、現地メーカーの

出荷から輸入元までの間の温度管理を徹底している場合もあります。

それに対し『混載便』はコンテナが一杯になるように、他の荷物と一緒に混載されます。

そして、ドッグフード以外の荷物が現れるまで野外にほぼ雨ざらしの状態で放置されているのです。

港で停泊する時間も多く、赤道近くの熱帯地域をゆっくりと航海しながら日本へやって来ます。

その時のコンテナ内部の温度は60度以上にもなります。

このような状態では、『酸化』どころか『劣化』してしまいます。

また、多くの他の荷物と混載しているので、ゴキブリなどの害虫やネズミなどが入り込んでいる可能性があります。

さらに、混載便は日本に到着すると『燻蒸』という作業を受けます。

『燻蒸』とは、農薬をガス状にしてコンテナ丸ごと消毒することを言います。

人間の食品に対して行う『燻蒸』は安全基準が定められていますが、『食品』として認知されていないドッグフードなどにはその安全基準は適合されません。

だれがどう見ても前者の『コンテナチャーター便』の方が好ましい輸送ルートですが、正規代理店などを通さない「並行輸入品」は運賃の安い『混載便』を利用している場合が多いのです。

並行輸入品は日本に持って来ただけです。

並行輸入業者には『食べ物を扱っている』という気持ちは毛頭ありません。

業者にとってはドッグフードなどただのビジネス対象商品です。

それ以上でも以下でもありませんのでご注意を。

ただ、『コンテナチャーター便』でも必ず保冷装置が付いたコンテナを利用しているとは限らないのです。

そうなると、ちょっと移動距離が短いだけで『混載便』とさほど変わらない状態で日本にやって来るのです。

アメリカではとてもナチュラルなドッグフードだったとしても、いい加減な輸送ルートで日本に輸入されたドッグフードは、すでにタイムアウトです。

ドッグフードを選ぶ基準として、原材料や添加物についての品質などを参考にするのはとても大切ですが、日本という高温多湿の環境に海外からどのようにして商品を輸入しているのか、その取り組みなどを一般消費者に公開しているフードメーカー以外のドッグフードは与えるべきではありません。

つまり、よほど工夫した輸送手段や特殊なパッケージを採用しない限り、ナチュラルフードを船便で輸入するのは極めて困難なのです。

アメリカ現地で優れたドッグフードだったとしても、それをそのまま何の工夫も無しに日本に輸入するのは危険なのです。

あなたの選んだフードは大丈夫ですか?