地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

健全な教え【慰安婦問題 河野洋平氏を提訴へ  「国民運動」談話撤回求める署名も3万超】

2013-09-17 09:48:12 | 今日の御言葉



御言葉を宣べ伝えなさい。
折が良くても悪くても励みなさい。
とがめ、戒め、励ましなさい。

忍耐強く、十分に教えるのです。

だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。
そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、
好き勝手に教師たちを寄せ集め、

真理から耳を背け、
作り話の方にそれて行くようになります。

しかしあなたは、どんな場合にも身を慎み、
苦しみを耐え忍び、
福音宣教者の仕事に励み、自分の務めを果たしなさい。


「テモテへの手紙二」 / 4章 2-5節
新約聖書 新共同訳



神様は常にあなたのことを
愛しておられます。
ですから、あなたは
神様に愛された分だけ
多くの人に尽くしてあげなさい。

人の和は、与えることによって
大きく広がっていきます。



中国・韓国の常軌を逸した嫌がらせ に
普通の日本人も『これはおかしい』と気づきはじめた。
(大高未貴氏)


★慰安婦問題 河野洋平氏を提訴へ 
「国民運動」談話撤回求める署名も3万超


◆産経新聞 2013年9月16日 17時11分配信


▲「中国・韓国の常軌を逸した嫌がらせによって、
普通の日本人も『これはおかしい』と気づきはじめた」と
訴える大高未貴氏 
=東京・永田町の参議院議員会館(写真:産経新聞)


 慰安婦問題とは直接関係ないはずの米国に慰安婦の碑が建てられるなど、韓国・中国による慰安婦問題を題材とした日本バッシングが繰り広げられる中、今年7月に発足した「慰安婦の真実」国民運動(加瀬英明代表)が10日、参議院議員会館で記者会見し、騒動を泥沼化させた根源といえる「河野談話」の撤廃を求める署名3万867人分を同日、国に提出したことを報告。また近く河野洋平氏個人を提訴する考えも明らかにした。
(溝上健良)


※終戦以降、パン○ンと呼ばれた人達。(当時)


 会見で、加瀬代表は「慰安婦問題をめぐっては、全世界で日本はぬぐいがたい深刻な汚名を着せられている。これはひとえに平成5年、河野官房長官が出した談話に発している」と、河野談話の罪深さに言及。続いて松木国俊幹事長がアピール文を読み上げた。問題の全体像と深刻度を確認するためにも、ここではその全文を紹介しておきたい。

 ●「慰安婦の真実」に関する国民へのアピール

 いわゆる「従軍慰安婦」問題をめぐって、日本バッシングの風潮が世界的に広がっています。日本の慰安婦は代価を払わない「性奴隷」であったとか、「20世紀最大の人身売買事件」だったとか、ナチスのユダヤ人虐殺に匹敵するホロコーストだったとか、事実無根の途方もない言説がばらまかれています。アメリカの公共施設に朝鮮人慰安婦の像や碑が建てられ、地方議会の非難決議も行われています。韓国、中国、アメリカにロシアまで加わって日本批判を展開しています。

 アメリカでの慰安婦問題は1990年代初頭から在米中国、韓国人のロビー活動で始まり、2007年にはアメリカ議会下院での日本非難決議がなされ、引き続いてオーストラリア、オランダ、フランス、EU、フィリピン、台湾と続き、今や日本はこの問題で、四面楚歌ともいうべき深刻な状況に置かれています。

 このような事態がもたらされた最大の原因は、日本政府が、何一つ証拠がなかったにもかかわらず、慰安婦の「強制連行」を認めたかのように読める「河野談話」を平成5年(1993年)に発表したことにあります。「河野談話」は、慰安婦の強制連行さえ認めれば事は収まるという韓国側の誘いに乗って、事実を曲げて政治的妥協をはかって作成された文書です。しかし、その結果は全く逆に、「河野談話」こそが強制連行の最大の証拠とされ、各国の日本非難決議の根拠となり、韓国人の妄言に見せかけの信憑性を与えることになったのです。

 あるアメリカの有識者は、「古今東西、軍隊と売春婦はつきものであり、それについて謝罪したのは有史以来日本政府だけである」と指摘しました。そして「そのような当たり前の事に謝罪したのは、本当はもっと悪いことをしていて、それを隠すためではないかとさえ勘ぐられている」と言います。日本を貶めようとする外国の謀略に乗せられ、国益を無視して安易に発した「河野談話」が、慰安婦問題で日本を苦境の縁に立たせた元凶なのです。

 日本国民がこのいわれのない屈辱に対して怒らないとしたら、それは日本国家の精神の死を意味します。私たちはどんなことがあってもこの汚名を私たちの子々孫々に負わせることはできません。

 今年7月、この問題を憂慮する個人・団体が集まり、私たちは〈「慰安婦の真実」国民運動〉を結成しました。今後は日本国内外の多くの同志と広く連携をとり「河野談話」の撤回運動を初めとする、日本の汚名をそそぐための様々な運動を展開していきます。

 国民の皆様には、我々の救国運動に深いご理解をいただき、深甚なるご支援を賜りますよう、心よりお願いいたします。

 平成25年9月10日 「慰安婦の真実」国民運動 代表 加瀬英明

 ■国家への裏切り行為

 慰安婦問題がここまで反日勢力に利用されることになった元凶は、「韓国側の誘いに乗って、事実を曲げて政治的妥協をはかって作成された文書」である河野談話にある、というわけで、当然ながら出席者からは河野洋平氏に対する厳しい声が相次いだ。藤岡信勝幹事は「政治家としての国家に対する裏切り行為を、司法の場で問う意義はあるのではないか」として、河野洋平氏に対する民事訴訟を起こす考えを示した。

 河野談話氏をめぐっては、石川県在住の諸橋茂一氏がかつて、東京地検に河野氏を刑事告発したものの「時効」を理由に却下された経緯がある。今回は民事で責任を問う方針で準備が進められており、年内にも提訴できる見通しという。




 さらに国民運動としては慰安婦問題をあおってきた研究者との公開討論呼びかけも含め、講演会の開催や意見広告の掲載、全国に40以上ある「慰安婦決議」をした自治体への抗議といった活動を進めていく方針が示された。「なでしこアクション」の山本優美子代表は、慰安婦像が設置された米カリフォルニア州グレンデール市に住む日本人女性が肩身の狭い思いをしている現状を報告し、外務省の無策ぶりを告発した。

 それにしても、米ニューヨークの街路を「慰安婦通り」と命名しようとするなど、反日勢力の活動は尋常ではない。もしかして、日本のみならず米国に対しても「軍隊と性」の問題に向き合うよう促しているのかもしれない。それを止めるつもりはないが、その前に韓国は自らを省みる必要があるはずだ。その内容については『悪韓論』(室谷克実著、新潮新書)に詳しいのでここでは繰り返さない。あわせて『面白いけど笑えない中国の話』(竹田恒泰著、ビジネス社)、『日本人が知っておくべき「慰安婦」の真実』(SAPIO編集部編、小学館)もお勧めだ。



※マイクホンダ議員(民主党)
「慰安婦」追及のホンダ議員 中国系の献金突出
(産経新聞2007年03月15日 02:02)


 ジャーナリストの大高未貴氏は、慰安婦問題をあおっている“司令塔”は在米の中国勢力であることを指摘し、「おかげさまで中国・韓国の常軌を逸した嫌がらせによって、普通の日本人も『これはおかしい』と気づきはじめました。今こそ自虐史観から脱却するチャンスを中国・韓国から与えていただいたと感謝して、日本再生のために頑張っていきましょう」と訴えた。中国・韓国は図らずも、日本人の目を覚まさせようとしているのかもしれない。

▼辻元清美議員 (写真)

▲2005年10月7日付東京スポーツ新聞
(辻元「直筆サイン入り」バイブ事件)
※週刊新潮 2005年10月13日号 参照

 実は第1次安倍政権の平成19年3月、当時は社民党に所属していた辻元清美衆院議員の質問主意書に答えて、政府は「河野談話」に関連し「政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示す記述は見当たらなかった」とする答弁書を閣議決定している。閣議決定は官房長官談話よりも重いものであり、この時点で根拠が崩れた河野談話は空文化しているはずなのだが、いまだにその亡霊が猛威をふるっている。

 国民運動では、この閣議決定の再確認や、河野談話の撤廃ないし新談話の発表などを、国や政治家に働きかけていくことにしている。反日勢力の悪質なデマを許さないためにも、その根拠となっている河野談話の「最終処分」が急務だろう。

(産経新聞 2013年9月16日 17時11分配信)


関連記事
河野談話20年 偽りの見解を検証し正せ 慰安婦は「性奴隷」ではない




★従軍慰安婦問題、河野談話で曲解広まる

◆読売新聞 2013年5月14日09時08分


従軍慰安婦問題は1992年1月に朝日新聞が「日本軍が慰安所の設置や、従軍慰安婦の募集を監督、統制していた」と報じたことが発端となり、日韓間の外交問題に発展した。

記事中には「主として朝鮮人女性を挺身(ていしん)隊の名で強制連行した」などと、戦時勤労動員制度の「女子挺身隊」を“慰安婦狩り”と誤って報じた部分もあり、強制連行の有無が最大の争点となった。

宮沢内閣は同年7月、軍による強制徴用(強制連行)の裏づけとなる資料は見つからなかったとする調査結果を発表した。しかし、韓国国内の日本批判は収まらず、政治決着を図る狙いから、翌93年8月、河野洋平官房長官(当時)が、慰安所の設置、管理、慰安婦の移送について軍の関与を認め「おわびと反省」を表明する談話を発表した。

ところが、河野談話によりかえって「日本政府が旧日本軍による慰安婦の強制連行を認めた」という曲解が広まったため、第1次安倍内閣は2007年3月、「政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述は見当たらなかった」とする政府答弁書を閣議決定している。

(2013年5月14日09時08分 読売新聞)



健やかな命【原発と汚染共に考えて 外国人研修生に農業伝え40年】

2013-09-16 20:33:39 | 今日の御言葉


貧しい人は食べて満ち足り
主を尋ね求める人は主を賛美します。

いつまでも健やかな命が与えられますように。


「詩編」 / 22編 27節 旧約聖書 新共同訳



私たちのすることは
大海のたった一滴の水に
すぎないかもしれません。

でもその一滴の水があつまって
大海となるのです。


マザーテレサ
(マザーテレサ『愛のことば』より)



Photo http://www.ari-edu.org/ja/about-us/


★原発と汚染共に考えて
外国人研修生に農業伝え40年


◆東京新聞 2013年9月14日
社会(TOKYO Web)



▲和気あいあいと農作業する外国人研修生たち=栃木県那須塩原市で


世界中から研修生を受け入れ、農業リーダーを育成している専門学校「アジア学院」(栃木県那須塩原市)が、十六日に創立四十周年を迎える。記念式典には、アジアやアフリカの卒業生約五十人が再来日。東京電力福島第一原発事故で汚染された畑を除染し、収穫した作物の放射線量を計測し続けた経験を伝える。いつか、彼らの国が原発を輸入し問題に直面したときのために。 (大野暢子(まさこ))

現在の在校生は、日本を含む十一カ国の三十二人。トマト、キュウリなど約六十種類の野菜や家畜を育て、収穫後は自分たちで食べたり、直売したりしている。

ケニアで孤児院職員だった女性ジェスカ・ンブチェさん(38)の故郷では、シングルマザーが生計を立てられずに育児放棄する人も多い。「農業を通じて女性の自立を助けたい」と、乾燥地域でも乾きにくい土づくりなどを熱心に学んでいる。

ミャンマー出身の男性ザ・ベット・タンさん(43)は、代々続けてきた焼き畑農業に疑問を持ち、入学した。「焼き畑は毎年移住し、いちいち木を切って新たに家を建てる。持続可能な農業とはいえない」と話す。

国内外の教会や個人、福祉団体からの寄付で運営を続けてきたが、東日本大震災では、震度6弱の揺れで校舎や寮が破損。さらに原発事故の影響で、敷地内にある畑の土や野菜から、基準値を超える放射性ヨウ素やセシウムが検出された。

現在地での農業をあきらめる声も出たが、人海戦術で畑の表土や落ち葉を除去。支援者から贈られた測定器で、収穫物や土、農業用水の放射線量を計測し続けた。現在は、露地栽培も再開した。

収穫物については、世界的にも厳しいとされるベラルーシの基準(一キログラム当たり三七ベクレル以下)を採用し、これを超えた物は処分。購入者にはデータをすべて公開している。

昨年からは、地域住民が持ち込む食品や土の線量を計測するサービスを開始。これまで二千件を測り、不安軽減に役だっている。

卒業生たちは一週間滞在し、放射能汚染について考える授業を受講する。大津健一校長(70)は「有機農業が示すように、身の回りに自然にあるものを使って生きていくのが一番。日本から原発が輸出される方向にはならないでほしい」と願う。「だからこそ学院の現状を見て、自分たちの国の将来のこととして考えて」と訴えた。


<アジア学院>
1973(昭和48)年、途上国で持続可能な農業を指導できる人材を増やそうと、キリスト教関係者が中心となって設立した専門学校。これまでに54カ国の1130人が学んだ。
キリスト教以外の信者や無宗教者も約3割。9カ月間を寮で過ごし、有機農業や酪農のノウハウを学びながら、自給自足を実践する。経営は寄付でまかない、学費はほぼ全額を学校が負担。故郷が内戦状態にあったり、貧困で農業の発展が急がれる国から来た学生も少なくない。
http://www.ari-edu.org/


敵を愛する【バッシングに屈した『はだしのゲン』騒動、 松江市教委の腰砕け対応】

2013-09-15 12:28:46 | 今日の御言葉



「あなたがたも聞いているとおり、

『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。

しかし、わたしは言っておく。
敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。

自分を愛してくれる人を愛したところで、
あなたがたにどんな報いがあろうか。徴税人でも、
同じことをしているではないか。


「マタイによる福音書」 / 5章 43-45節
新約聖書 新共同訳



ごうまんで
ぶっきらぼうで
利己的になるのは
いともたやすいことです。

でもわたしたちは
もっとすばらしいことのために
つくられているのです。

マザーテレサ
(マザーテレサ『愛のことば』より)




※『はだしのゲン』中沢啓治


★左翼のバッシングに屈した『はだしのゲン』騒動、
松江市教委の腰砕け対応


◆産経新聞 2013年9月14日 12:00 【関西の議論】



▲閲覧制限をめぐって問題になった漫画「はだしのゲン」
=松江市内の小学校

 松江市教委が市内の小中学校に漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を求めていた騒動は、市教委が「手続きの不備」を理由にあっさりと閲覧制限を取り下げることで幕引きとなった。しかし方針変更の過程で、賛否両論が沸き起こった作品の暴力的な描写や歴史問題についてはほとんど議論されることはなかった。「子供たちの知る権利の侵害だ」「過去の歴史から目をつぶるな」など左翼的とも受け取れる批判に屈し、腰砕けとなった市教委の対応を疑問視する声もあり、騒動の火種はくすぶったままだ。(坂田弘幸)

 



▼あっさり幕引き、深く議論せず

 8月26日に開かれた松江市教委の臨時の教育委員会会議。傍聴席には市民ら約40人が詰めかけ、異様な熱気に包まれた。

 この日は教育委員の5人全員が出席。市教委が決めた「はだしのゲン」の閲覧制限を是とするか非とするかが話し合われるはずだった。だが、委員からは「(閲覧制限の要請は)教育委員会議に報告があってしかるべきだ」「本来なら学校に委ねられるべきだった」などと、閲覧制限の措置を市教委事務局だけで決めた手続きに批判が集中した。

 会議では、事務局が閲覧制限を要請する理由とした作品中の暴力描写について「過激な描写はあるが、全体のストーリーに影響することではない」などとされた。また市民からの陳情で主張された、君が代批判など歴史認識の間違いという点についても「(陳情は)市議会で不採択としており、改めて問題にする必要はない」などの意見が出て、突っ込んだ議論にならないまま協議を終えた。

 結局、「はだしのゲン」の閲覧制限の要請については、手続きの不備があったとして「制限を要請する前の状態に戻すことが妥当。その後の取り扱いは、学校の自主性を尊重する」ということに全会一致で決定。作品の内容面や教育上の問題点などが話し合われることはなく、あっさり閲覧制限が撤回された。

 会議後に会見した教育委員長の内藤富夫・島根大名誉教授はこう説明した。

 「歴史認識は、閲覧制限を要請した理由になってないので議論の対象ではない。過激な描写は『ある』との意見で一致したので、大きく議論していない」

 関係者を取材したところ、こうした杓子(しゃくし)定規な対応ぶりの裏にはある計算が働いていたと思われる。つまり、作品の歴史認識にまで踏み込めば結論が出るまでに時間がかかるのは必至だ。かといって、議論を長引かせては世間の風当たりも強くなる。だから、手続きの不備という1点だけをとらえ、早期の決着を図ったというのだ。

 しかし、こうした対応には、「肝心なことが議論されていない」と疑問の声も上がる。



通州事件(1937年7月29日)がモデルである。
※中国軍による日本居留民虐殺事件。 


▼「閲覧制限は折衝案」

 今回の騒動の発端は昨年8月、市内の男性から「はだしのゲン」の小中学校図書館からの撤去を求める陳情が市議会に提出されたことだった。

 男性は陳情で「天皇陛下に対する侮辱、国歌に対しての間違った解釈、ありもしない日本の蛮行が掲載されている。松江市の子供たちに間違った歴史認識を植え付ける」と主張。まさに作品の歴史認識を問題としたものだった。


 市議会はこれに対し、教育民生委員会での協議を踏まえて同年12月、「(書物を)図書室に置くことの是非を、議会が判断すべきではない」と、陳情を不採択とした。

 しかし、同委員会では「はだしのゲン」を平和学習の教材として評価する一方、女性への性的暴行などの暴力描写について「市教委の判断で適切な処置をすべきだ」との注文も付けた。

 そこで市教委が協議を引き継いだが、暴力描写で特に問題としたのは、旧日本軍が妊婦の腹を切り裂いて中の赤ちゃんを引っ張り出したり、後ろ手に縛られた捕虜の首を軍刀ではねる場面だった。

 古川康徳副教育長は「平和学習に欠かせない資料だが、暴力シーンなどに過剰に反応する子供もいる。教師が一緒に読むなど教育的な配慮が必要という判断になった」と説明。「議会では『撤去する必要はない』『子供に自由にみせるのはどうか』という2つの意見があった。(自由に見ることはできないが、教師などと一緒に見ることができるという意味の)閲覧制限はその折衷案だった」と打ち明ける。

 市教委事務局はこうして「はだしのゲン」の閲覧制限要請を学校側に伝えることを決めた。ある市教委幹部は「(この時点で)これほど大騒ぎになるとは思わなかった」と話す。

 
※いくら実際の悲しい出来事とはいえ、
小学生に図書館で自由に読ませるとは...
(米兵による日本人女性のレイプシーン)


▼今度は次々開架へ

 閲覧制限の要請は、教育委員の承認が必要な重要事項に当たらないとして、教育委員会会議にも諮らずに進め、昨年12月17日の小中学校の校長会で市教委が各校長に通達した。


 「平和教育の教材として優れているが、子供だけでなく、先生と一緒に見てほしい」。通達について市教委は指示ではなく、あくまで要請だったとしている。しかし、学校司書から「校長の受け取り方がまちまちで司書が戸惑っている」との相談もあり、今年1月の校長会で再度要請した。市教委のアンケートによると、この要請で「はだしのゲン」を所蔵する43校のうち42校が書庫に移動させるなどの閲覧制限措置を取ったという。

 市教委は「(閲覧制限の)最終判断は学校と認識しており、あくまでもお願いだった」と説明するが、多くの校長からは「お願いではなく、指示と受け止めた」とする声が聞かれ、結局、ほとんどの学校の図書館から「はだしのゲン」が消えることになった。


※毛沢東やスターリンと勘違い


 そして今回の騒動では全く逆のことが起きている。市教委は冒頭の臨時の教育委員会会議をへて今年8月28日、閲覧制限の要請撤回を伝えるため臨時の小中学校の校長会を開催。清水伸夫教育長は「ご心配をおかけし、深くおわびしたい」と陳謝し、「校内や保護者、地域の意見を聞いて(閲覧制限の是非も含めた対応を)決めてほしい」と、「はだしのゲン」の扱いについての対応を学校側の判断に委ねる方針を伝えた。これを受け、各学校は次々に「ゲン」を開架にしている。





 ともかく騒動は一応の決着をみたが、この割り切れなさはどうだろう。市教委の一連の対応にはき然としたところが全くない。閲覧制限に対する左傾がかった批判も大いに問題だろうが、それに押されて制限を撤回し、さらにその責任を「判断を委ねる」などという表現で各学校に“丸投げ”したことも問題だ。当初の「指示ではなく要請」という言い方も責任逃れの印象を与える。


※終戦以降、朝鮮人は日本国籍ではなくなったので、
警察権が及ばず治外法権の状態であった。


 今回の問題はこうした市教委の腰砕けぶりも含めて各方面でハレーションを起した。下村博文文部科学相は8月27日の記者会見で、閲覧制限の撤回について「市教委が判断したことで、文科省が指導するようなことではない」と述べ、判断を尊重する考えを示しながらも「私としては学校の判断に任せるのも、いかがかと思う」と疑問を口にした。

 教育問題に力を入れる日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長も、社説で撤回を求めた朝日新聞、毎日新聞を念頭に「メディアが騒いで圧力を加えた」と指摘したうえ、「市教委はだらしない。独立性を自ら放棄したようなものだ」と批判した。

 再び開架の措置がとられた「ゲン」だが、歴史認識や暴力描写などについての議論は置き去りのままだ。結局、市教委、市議会を含む松江市の今回の対応は何も解決せぬまま、臭いものに蓋をしただけと取られても仕方ない。



▲久間発言に優るとも劣らない原発容認論を語る主人公。

※久間発言(しょうがない発言)とは
久間章生防衛大臣 (当時) が 2007年6月30日に、
「私はその点は、原爆が落とされて長崎は本当に無数の人が悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったんだ、という頭の整理で今、しょうがないな、という風に思っている。」
との発言をマスコミ、被曝者団体が一斉に非難、バッシングした事件。
この発言のため、久間氏は辞任した。





▲中沢啓治氏



親族と家族【 憲法判断には「賢慮」が必要だ 埼玉大学名誉教授・長谷川三千子】

2013-09-14 08:20:37 | 今日の御言葉


Photo http://4travel.jp/os_travelogue_each-10324933.html


イエスは、

「預言者が敬われないのは、
自分の故郷、親戚や家族の間だけである」

と言われた。

「マルコによる福音書」 / 6章 4節
新約聖書 新共同訳




もしあなたが
他人を自分の兄弟姉妹のように
他人の両親を
自分の両親のように
他人の祖父母を
自分の祖父母のように
愛することができるなら
あなたは
神を愛することができます。
家庭生活は
そのような愛を学ぶ場所なのです。




★埼玉大学名誉教授・長谷川三千子 
憲法判断には「賢慮」が必要だ


◆産経新聞 2013年9月12日 03:21 【正論】

 9月4日に、最高裁大法廷は民法900条4号のただし書き中の「嫡出でない子の相続分は、嫡出である子の相続分の二分の一とし」という部分を、憲法14条1項に定める「法の下の平等」に違反しているとする判断を下しました。たしかに字面だけ見れば、この規定は「相続差別」であり、憲法違反という決定は当然のようにも思われます。

 ≪均衡のとれた現行相続規定≫

 しかし実際には、これはそんな風に簡単に片付けてすむ問題ではない。もともとこの規定は「法律婚の尊重と婚外子の保護の調整を図ったもの」であって、その調整の結果が、形の上で「相続差別」となっているにすぎないのです。

 他の多くの国と同じくわが国でも、役所に届け出をしてはじめて「婚姻」の成立が認められます。そしてそこに、扶養の義務や相続の権利といったものが生じる。「法律婚」のうちに生まれる子には、そうした保護が保証されているわけですが、それ以外の関係によって生まれた「婚外子」にはその保護が及ばない。それを多少なりとも補おうとするのがこの規定なのです。

 しかし他方で、法律婚の内側に生まれた子とそうではない子を完全に均等に扱ってしまうと、今度は法律婚の意義そのものが曖昧になってしまう。やはり本筋は法律婚にあるのだということを明らかにしておく必要がある--こうした二つの相反する課題の間で、どちらかを切り捨てることなく、バランスをとって作り上げたのがこの規定だったのです。


 もちろんこれは、当事者の全員に百パーセント満足のゆく解決を与えるものではありません。そもそも嫡出子と婚外子がともに存在するという状況自体、そこに置かれた人間には辛く苦しいものであって、今回の発端となった遺産分割審判の双方のコメントを見てもそれぞれのやり切れない思いが切実に伝わってきます。ただ重要なのは、この規定がその双方に配慮しつつ全体を広く見わたして定められているということなのです。

 ≪覆された平成7年の合憲判断≫

 本来、憲法の条文解釈や憲法判断というものは、決して機械的に杓子定規になされるべきものではありません。今回の決定についての「法廷意見要旨」にも、冒頭、こんなことが述べられています--「相続制度を定めるにあたっては、それぞれの国の伝統、社会事情、国民感情なども考慮されなければならず、また、その国における婚姻ないし親子関係に対する規律、国民の意識等を離れてこれを定めることはできない」。

 つまり、このような熟慮の上に立ってはじめて、それが違憲か合憲かの判断を下すことができるわけで、こうした憲法判断の仕事が「法の賢慮(ジュリス・プルーデンス)」の術と呼ばれたりするのも、それ故のことなのです。

 ちなみに平成7年の最高裁大法廷では、まさに今回の意見書の冒頭に語られた見地から、この規定を「法律婚の尊重と婚外子の保護の調整を図ったもの」と評価し、合憲の判断を下しています。


 ではいったい、今回はいかなる理由でその判断が覆されたのでしょうか?

 たしかに、社会事情や国民の意識が変化してきた、ということは語られています。実際に、いわゆる事実婚による非嫡出子が1・2%から2・2%に増えているという事実はある。しかしそれはこの問題に直接かかわることではない、と意見書もはっきりと述べています。唯一目につくのは、現在欧米諸国でこのような規定をもつ国はないという記述と、「国際連合の関連する委員会」がわが国のこうした規定に「懸念の表明、法改正の勧告等を繰り返してきた」という記述です。これ以外には、これと言って違憲判断の決め手になるような話は見あたりません。

 ≪平等原理主義に陥るなかれ≫

 そしてそこに、いささか唐突に結論が述べられます--「上記制度の下で父母が婚姻関係になかったという、子にとっては自ら選択ないし修正する余地のない事柄を理由としてその子に不利益を及ぼすことは許されず、子を個人として尊重し、その権利を保障すべきであるという考えが確立してきている」。だからこの規定は違憲だというのです。

 しかしこの結論はおかしい。まず、さきほども見た通り、これは親を同じくする嫡出子と非嫡出子の利害を調整した規定であって、自ら選択の余地のない事情によって不利益をこうむっているのは嫡出子も同様なのです。その一方だけの不利益を解消したら他方はどうなるか、そのことが全く忘れ去られています。またそれ以前に、そもそも人間を「個人」としてとらえたとき、(自らの労働によるのではない)親の財産を相続するのが、はたして当然の権利と言えるのでしょうか? その原理的矛盾にも気付いていない。

 ここには、国連のふり回す平等原理主義、「個人」至上主義の前に思考停止に陥った日本の司法の姿を見る思いがします。「法の番人」には本来の「法の賢慮」を発揮していただきたいものです。
(はせがわ みちこ)


▲長谷川三千子 氏

【読者サービス室から】
婚外子格差違憲判断 「不倫を助長することにも」

◆産経新聞2013年9月13日 13:57

 最高裁大法廷は4日、非嫡出子(婚外子)の遺産相続格差を違憲とする初判断を示しました。これに「婚外子に罪がないのは確かだが、その母親の責任論が欠けている」(群馬県高崎市、78歳男性)▽「格差撤廃の趣旨はわかるが、法改正で社会に無用な混乱を招いてはいけない」(岐阜県、50代男性)と男性陣。女性陣からは「法の下の平等論が法律婚による平穏な家庭生活を乱す可能性がある」(神戸市、70歳女性)▽「格差撤廃が世界の潮流というだけの判断で、間違った平等主義」(横浜市、40代女性)▽「子を外につくるのを認めるのと同じ」(福岡県、60代女性)▽「日本の倫理観、価値観を覆す判断。それに先祖供養や家族介護などを負担せず遺産だけ平等とは法律婚の女性の立場から到底許せない」(50代女性)▽「平成7年の合憲判断から国民意識が変わったとは思えない。裁判官の考えが変わっただけだ」(大阪府、50代女性)▽「法律婚の妻子を裏切ってできた子が平等とは社会常識でもおかしい。判断は不倫を助長しかねない。法律だけで社会制度を判断すると倫理欠如が起きる見本だ」(神奈川県、50代女性)と、批判が続出しています。



約束の子【こんにちは!あかちゃん 核家族化の裏側で 血縁を超えて結ばれ】

2013-09-13 13:18:56 | 今日の御言葉



あなたがたは皆、信仰により、

キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。


「ガラテヤの信徒への手紙」 / 3章 26節
新約聖書 新共同訳


数千年間築いてきた宗教の壁を崩すことは
簡単ではありません。
しかし、平和世界に行くためには、
必ず宗教の壁を崩さなければなりません。

教団と教派はつまらない争いを止め、
お互いの意見を調整していきながら、

一つの世界に向かって進んでいく方法を
模索しなければなりません。


世界平和実現のための宗教の役割を果たすために、
具体的な実践の道へと踏み出さなければなりません。

幸福な未来は、物質的な繁栄だけでは成し遂げられません。

宗教間の理解、精神的な融和を通して、
思想と文化、人種の間の葛藤を克服することが
急がれています。



★【こんにちは!あかちゃん 】
核家族化の裏側で 血縁を超えて結ばれ

◆西日本新聞 2013年09月05日



▲子どもたちから父の日にもらった似顔絵。宝物にしている


兄と妹で親の膝を奪い合い、なだめられて半分ずつ腰掛け、仲良く図鑑を眺める-どこにでもある家族の光景だろう。違うのは、そこに血のつながりがないということだけだ。

福岡県内の会社に勤める正さん(44)=仮名=は妻(45)と長男(6)、長女(3)の4人で暮らす核家族。2人の子は特別養子縁組により、生後半年ほどで乳児院から引き取った。

この夏はキャンプに出掛け、こんがり日焼けした。子どもたちは恐竜が大好きで「難しい名前も知ってるんですよ」。日々成長を実感し、子どもを迎えた幸せをかみしめる。

結婚したのは約20年前。なかなかあかちゃんを授からず、30代前半から不妊治療に取り組んだ。原因ははっきりせず、体外受精も試みる。「通院や注射などで妻に圧倒的に負担をかけているのが申し訳なくて…」

《厚生労働省の国民生活基礎調査によると、子どものいない夫婦をはじめとする「2人世帯」は3割に上り、全世帯に占める割合が最も高くなっている。晩婚化、晩産化が背景にある一方、不妊に悩む人も増えており、子どもを望む「2人世帯」は少なくない》

当時は互いにいらつき、ささいなことで口げんかが絶えなかった。妻は不妊治療が生活の全てになってしまう。治療に200万円以上を費やし、貯金は底をついた。「もうやめよう。2人で生きていこう」。妻は抜け殻のようになった。

そんな時、お盆の短い期間だけ、児童養護施設にいる女の子を預かることにした。ずっと憧れていた川の字で寝た。にぎやかな食卓。無邪気な笑顔は、治療でボロボロになった心に明かりをともした。たった数日間だったが、そこには求めていた「家族」があった。施設に帰すときは離れたくなくて寂しさが募った。

その経験から「子どもを迎えたい」と考えるようになった。半面、わずかな不安も。「血のつながらない子を育てられるだろうか」。正式に迎える前、長男となる子が何度か泊まりに来た。繰り返すうちに、別れ際、その子は名残惜しそうに涙を流すようになった。「自分たちがこの子の家族なんだ」。不安は消えた。

《ただ、日本では養子や里親への理解度は低い。親が育てられない子の9割近くが施設で暮らしており、欧米諸国と比べて著しく高くなっている。西南学院大学人間科学部教授の山本裕子さんは、特にキリスト教圏で「社会の子」という意識が高いのに比べ、日本は「子は親に帰属し、血縁へのこだわりも強い傾向がある」と指摘する》

互いの実家の親は「自分たちで決めたことなら」と応援してくれた。ただ、ほかの養親や里親からは「孫は欲しいけど、血縁のない子を育てるなんて」と反対されたケースを耳にした。

正さん自身も、不妊治療を諦めるまで特別養子縁組などの制度についてよく知らなかった。「治療を受けていた病院にパンフレットでも置いてあれば、選択肢が増えると思う。自分たちも、もっと早く決断していたかもしれない」

近所の人たちには、あらかじめ特別養子縁組をしたことを告げている。おなかが大きくなかったのに、突然、小さい子どもがやって来ても驚かれないように。

どこからか、わが子の耳に入る可能性もある。「その前に自分たちの口から伝えたい」と、まだ6歳と3歳で理解できる年齢ではないが、乳児院に連れていって「ここにいたんだよ」と説明しているという。

《養子は戦後に家制度が廃止されるまで珍しくなかった。ただ、家督相続に重きが置かれ「子の福祉」の視点は欠けていた。山本さんによると「今は子が育つ環境として、家族の重要性が認識されている」という。さらに核家族化が進めば、血や家に対する社会の意識は変わるだろうか》

正さんも「血のつながりって何だろう」と時々考える。答えはまだ見えない。はっきり言えるのは「子どもたちを精いっぱい愛している」ということだ。

将来は、礼儀正しく、人に迷惑を掛けない子に育ってほしい-。そう願う親子関係も、どこにでもある家族の光景だ。

× ×

●メモ=特別養子縁組

血縁関係のない大人と子どもが法律上の親子関係を結ぶ制度。実の親との法的な関係を断ち、戸籍にも「長男」などと記載される。1988年に国が制度化した。家庭裁判所の審判を経て成立する。原則として子どもが6歳未満、育ての親は成人した夫婦で一方は25歳以上-などの条件がある。最高裁判所の統計によると、昨年は339件で、ここ数年は300件前後で推移している。このほか、実の親との親族関係が存続して戸籍には「養子」と記される「普通養子縁組」がある。「里親」は、原則18歳未満の子を預かって家庭で育てる制度で、戸籍に変更はない。

=2013/09/05付 西日本新聞朝刊=

【こんにちは!あかちゃん 第9部】
核家族化の裏側で<3>血縁を超えて結ばれ


◆「ローマの信徒への手紙」 / 9章 8節

すなわち、肉による子供が
神の子供なのではなく、
約束に従って生まれる子供が、
子孫と見なされるのです。

◆テモテへの手紙一 / 5章 8節

自分の親族、
特に家族の世話をしない者がいれば、
その者は信仰を捨てたことになり、
信者でない人にも劣っています。

◆家族の間に、もう少し多くの愛、
一致、平和、そして幸せがあったなら、
こんなに多くのアルコール依存症や、
麻薬中毒者は生まれなかったことでしょう。

マザーテレサ
(マザーテレサ『愛と祈りのことば』より)



言葉の不思議【iOSの『カレンダー』に表示されない 海外の祝日は、Siriに聞けばわかる!】

2013-09-13 00:03:51 | 今日の御言葉
※加藤綾子アナ (写真は東スポより)


言っておくが、

人は自分の話したつまらない言葉についてもすべて、
裁きの日には責任を問われる。


「マタイによる福音書」 / 12章 36節
新約聖書 新共同訳



言葉には不思議な力があります。

愛と思いやりをもって語れば
人を励まし勇気づけることができます。

妬みや嫉妬の思いで語れば
その言葉は
人を傷つける凶器にもなります。

私の語る言葉が
神様を喜ばせ
多くの人々を力づけるものであるか
いつも反省しなければなりません。



▼新型5cは、カラフルでポップですね。
とてもかわいいと思います。※9月20日販売


★iOSの『カレンダー』に表示されない
海外の祝日は、Siriに聞けばわかる!
海上忍

◆マイナビニュース 2013年09月10日 15:23


かつてに比べると、ここ日本でも海外と直接やり取りする機会は格段に増えた。日本に進出する外資系企業が増えたこともあるが、インターネットの普及によりメールやテレビ電話といった新しいコミュニケーション手段が登場したことも影響している。

しかし、海外の文化・習慣が日本に定着したわけではない。たとえば、宗教の祝日。法定の祝日はカレンダーに記載されていても、宗教の祝日が省略されていることは少なくない。キリスト教やユダヤ教など、信仰される宗教もさまざま。復活祭とイースターが同じ祝日を指すことは知っていても、大半の日本人はそれがいつかわからないにちがいない。


そんなときは、Siriに聞いてみよう。「○○月△△日は何の日?」とたずねれば、その日に該当する(宗教が定める)祝日を教えてくれる。アポイントメントを決めるとき予定日をSiriに確認しておけば、宗教の行事と重なってしまい調整困難に、という事態は回避できるだろう。

イースターのように、年によって日にちが変わる祝日(移動祝日)もSiriが教えてくれる。たとえば、「2014年のイースターはいつ?」とたずねると、2014年のイースターがいつ実施されるかわかるはずだ。

国際連合などの国際機関によって定められた記念日「国際デー」も、Siriに聞けばわかる。3月25日が「拘留中または行方不明のスタッフと連帯する国際デー」など、ビジネスに役立つというよりはトリビアとして使えそうなネタがたくさんある。いちど試してみては?



▼操作手順をカンタン解説



1 「○○月△△日は何の日?」とSiriにたずねると、その日に該当する祝日を教えてくれる



2 ある宗教の祝日がいつかを確認したい場合は、「○○年の△△はいつ?」の要領で質問してみよう



3 ユダヤ教の年中行事「ハヌカー」のように、一定期間実施される宗教イベントも教えてくれる



4 国際連合などの国際機関によって定められた記念日「国際デー」に関する情報も、一部ながら確認できる

(http://s.news.mynavi.jp/articles/2013/09/10/ipadiphonehacks/)

カパドキア【国際交流に熱心=就職内定、 死傷の2人―新潟大・トルコ邦人殺害】

2013-09-12 12:01:26 | 今日の御言葉



どうしてわたしたちは、
めいめいが生まれた故郷の言葉を聞くのだろうか。


わたしたちの中には、
パルティア、メディア、エラムからの者がおり、

また、メソポタミア、ユダヤ、

カパドキア、

ポントス、アジア、

フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに接する
リビア地方などに住む者もいる。


また、ローマから来て滞在中の者、
ユダヤ人もいれば、ユダヤ教への改宗者もおり、

クレタ、アラビアから来た者もいるのに、

彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な業を
語っているのを聞こうとは。」


「使徒言行録」 / 2章 8-11節
新約聖書 新共同訳


傷ついて生きることに疲れたとき
神様に祈ってみなさい
生きる勇気を与えてくださいと。

悲しみに涙がとまらないとき
思いを馳せてみなさい
もっと大きな悲しみに
涙を流している人に。

喜びがあなたの心を満たすとき
祈ってみなさい
この幸せが多くの人にも与えられるように。





★国際交流に熱心=就職内定、
死傷の2人―新潟大・トルコ邦人殺害

◆時事通信 2013年 9月10日 11時33分配信

 新潟大教育学部4年の栗原舞さん(22)と寺松星絵さん(22)がトルコ中部カッパドキアを旅行中に刺され死傷した事件を受け、同大が10日午前、記者会見した。2人とも以前から国際交流に熱心に取り組み、それぞれ金融機関への就職が内定していたという。亡くなった栗原さんの指導教官の相庭和彦教授は「仲間も多くて(ゼミの)エースだった。非常に残念」と涙ぐんだ。

 相庭教授によると、栗原さんは1年の時から大学の国際交流事業に取り組み、3年では学生の交流団長を務めるなど中心的な存在だった。英語が堪能で海外旅行は自分で計画を立て、アジアなどをよく訪れていた。

 最後に会ったのは夏休み前のコンパ。「明るく振る舞っていた。また何か計画しているのだろうなと想像していた」と振り返った。

 重体の寺松さんは中国に留学したことがあり、海外経験が豊富だった。就職も決まり、中国人留学生の世話をするなど、充実した大学生活を送っていた。

 指導教官の大浦容子教授は「海外にいる時の危険性を十分承知し、備えもしていた。(旅行先は)聞いていないが、気を付けて行ってきてねと声を掛けた」と話した。 

(時事通信 2013年 9月10日 11時33分配信)



▲トルコ・カッパドキアのゼミ渓谷の狭い道(共同)

★カッパドキアのゼミ渓谷 紹介はわずか

◆日刊スポーツ2013年9月10日
nikkansports.com- 国際ニュース


世界遺産に登録されているトルコの観光地、カッパドキアのゼミ渓谷付近で9日、夏休みで旅行に出掛けていた新潟大4年の女子学生2人が散策中、何者かにナイフで刺され1人が死亡、もう1人も重傷を負った。

事件が起きたゼミ渓谷は、約6キロにわたり森林浴が楽しめるハイキングコースだが、日本のガイドブックではほとんど紹介されていない。トルコへのツアーなどを企画している東京都内の旅行会社エス・ティー・ワールドの小圷(こあくつ)孝幸さんは、「観光する場所ではなく、何をしに行ったのでしょうか」と首をかしげた。

トルコへの旅行者は、この20年くらいで大幅に増えメジャーな旅行先の1つとなったという。「(メジャー化したため)現在ではツアーを利用して行く人よりも、個人旅行の方が多い」と説明した。また、カッパドキア周辺の治安状況については「危険な場所という認識は全くないです。観光地としては、安全で問題ないところ」と話した。

◆カッパドキア トルコ中部、標高1000メートルを超えるアナトリア高原にある観光地。火山噴火でできた凝灰岩の大地が風雨に侵食され、キノコ状の奇岩の景観が約100平方キロにわたって広がる。ローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教修道士たちが、岩をくりぬいて住居にした。宗教施設や地下都市も建設。1985年に世界遺産登録。気球ツアーが人気。国内外から年間約190万人が訪れる。

(日刊スポーツ2013年9月10日)




▲事件のあった現場には
地元の旅行社やホテルなどからの花輪が供えられていた
=11日、トルコ・ギョレメ、葛谷晋吾撮影 (朝日新聞デジタル)


▼岩窟教会 (カッパドキア )


ウフララ渓谷の近くに在り、台地の切れ目の崖の所に作られている。映画「スター・ウォーズ」のロケに使用された

カッパドキアはトルコ中部に位置し、美しい馬の地という意味を持つ世界遺産。キノコや煙突のような形をした岩が林立し、そこには人が住むための穴が掘られている。キリスト教徒たちが敵の攻撃から身を隠すために長い年月をかけて造った地下8階の大規模な地下都市も見つかっている (松本大祐撮影)
【時事通信社】
http://www.jiji.com/jc/d4?d=d4_travel&p=cap924_0259




◆ペトロの手紙一 / 1章 1節

イエス・キリストの使徒ペトロから、

ポントス、ガラテヤ、

カパドキア、

アジア、ビティニアの各地に離散して
仮住まいをしている選ばれた人たちへ。



人間の価値【<雑誌「ビッグイシュー」>無気力救った光明…創刊10年】

2013-09-11 12:29:16 | 今日の御言葉



空の鳥をよく見なさい。

種も蒔かず、刈り入れもせず、
倉に納めもしない。

だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。

あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。


「マタイによる福音書」 / 6章 26節
新約聖書 新共同訳



あなたが神様の名を
呼んだ時から
神様とあなたの間には
親と子の絆が結ばれます。

たった一人で
孤独の道を歩く時も、

大勢の人々の中で
幸せに生きる時も、


すべてが親なる神様と
一緒なのです。




★<雑誌「ビッグイシュー」>無気力救った光明…創刊10年


◆毎日新聞 2013年9月10日 15時0分配信



▲駅前の歩道でビッグイシューを売る井上一博さん
=奈良市学園北で2013年9月9日、山田尚弘撮影


 自立を目指すホームレスらが都市部の駅前などで販売する雑誌「ビッグイシュー日本版」が今月11日、創刊10周年を迎える。大阪で生まれ、現在は全国15都道府県で販売されている。売り上げの一部が収入になるシステムで、これまで販売に携わった計約1500人のうち、164人が定職に就くなど自立した。出版する「ビッグイシュー日本」(大阪市北区)を運営する佐野章二さん(71)は「働く機会を与える方法で支援する仕組みが、社会に認められた」と笑みを浮かべた。【高橋隆輔】


 「この仕事の存在は、地獄に垂れた一筋の糸のようだった」。今月9日、奈良市の近鉄学園前駅前で、茶褐色に日焼けして最新号を売る井上一博さん(50)は振り返った。

 大阪府豊中市出身。約10年前、母親の介護を理由に長年勤めたパン工場を辞めた。半年後に母親が亡くなると、貯金や生命保険の積立金を取り崩して浪費を繰り返した。「無気力になり、何もかもどうでもよくなった」。2010年夏、大阪市内の公園で路上生活を始めた。

 日々の食事にも困っていたこの頃、購読経験のあったビッグイシューの存在を思い出した。35円の所持金から10円玉を取り出し、公衆電話で出版社に連絡を入れた。11年2月に始めた当初は豊中市の阪急豊中駅などで売っていたが、昨年8月からは「自分を救ってくれたビッグイシューを広めたい」と思い、当時販売されていなかった奈良県に移った。

 定価は1部300円で、収入はうち160円。連日午前9時から12時間駅前に立ち、長期出張中の発刊分をわざわざまとめ買いに訪れる常連客もできた。今も路上で暮らすが、貯金が少したまり、井上さんは「仕事に自信が持てるようになった」と胸を張る。将来的には、「販売空白県」の四国などで部数拡大に役立ちたいとの夢も抱いている。

 英国で生まれたビッグイシューの日本版は、03年創刊。書店を通さない販売方法で毎月2回発行され、累計販売数は約575万部。約8億円がホームレスらの収入になった。俳優のレオナルド・ディカプリオさんら著名人がボランティアで表紙を飾り、原発事故などの社会問題の特集や音楽情報など多彩な記事を掲載する。ここ2年は東日本大震災などの影響で赤字経営だが、佐野さんは「若い世代のホームレス化を防ぐ活動にも挑戦したい」と語った。


http://www.j-payment.net/customer/2012/01.html

★憂楽帳:再出発の春

◆毎日新聞 2013年04月16日 13時30分

 駅前で路上生活者の自立を支援する雑誌「ビッグイシュー」を買った。ホームレスの人たちが1冊300円で売り、160円の収入を得る仕組みだ。販売していた男性の胸元に「研修中」というプレートが見えた。話しかけると、この春販売者になり、社会に戻る一歩を踏み出したと教えてくれた。

 幼いころに両親を亡くし、中学を出て7年働いた。その後、役者の夢を捨てきれず専門学校に入った。朝晩必死にバイトをしながら卒業したが、ついに芽は出なかった。「くそみたいな人生だな」。ぷつんと気持ちが切れた。

 ゴミ箱をあさりながら食いつないできた。図書館から追い出されそうになり、周囲に迷惑がられていると気が付いた。もうすぐ30歳。ここで頑張らないと一生ダメになると思ったという。

 嫌がらせを受け、厳しい現実を思い知ることもある。はい上がるのは容易ではないかもしれない。それでも、「自暴自棄だった自分を殴ってやりたい」という言葉から、やり直そうという強い決意が伝わってきた。底辺からの再出発を応援したい。

【木戸哲】







★生活保護:自治体の門前払い NPOが「水際作戦」公開

◆毎日新聞 2013年08月05日 23時09分
(最終更新 08月06日 01時52分)


 ◇拒否→同行者で受理→取り下げ強要

 生活保護の申請段階で自治体が門前払いする「水際作戦」について、当事者らを支援するNPO法人「POSSE」と生活保護問題対策全国会議が5日、東京都内で記者会見し、その実態を明らかにした。

 それによると、ホームレス状態だった20代男性が6月10日、東京都大田区で生活保護を申請しようとしたところ、「実家に帰れ」と言われ受け付けてもらえなかった。数時間後に男性がPOSSEのスタッフと改めて訪れると、区は「本人が申請の意思を示さなかった」と釈明し、一転して申請を受理したという。

 ところが、残る事務手続きのため翌日1人で訪れた男性に、区は簡易宿泊所に入居することが受給の要件であるかのように説明。適応障害を理由に拒む男性に対し、「うちは無理です」と、申請の取り下げを事実上強要したという。

 結局、男性は申請を取り下げ1週間後、転居先の千葉市で生活保護を受けられることになったが、「大田区は生活保護を受けさせたくない意図が見え見えだ」と憤る。

 POSSEなどは会見に先立ち、区に一連の対応をただす公開質問状を提出。区担当者は毎日新聞の取材に「状況を確認中だが、一般的に同行者の有無で対応は変わらない」と話した。

【遠藤拓】

http://justgiving.jp/npo/


◆マタイによる福音書 / 13章 32節

どんな種よりも小さいのに、
成長するとどの野菜よりも大きくなり、

空の鳥が来て枝に巣を作るほどの木になる。

弁明への備え【ロッドマン氏、米国籍の伝道者と帰国できず 北朝鮮 】

2013-09-11 04:40:12 | 今日の御言葉



心の中でキリストを主とあがめなさい。

あなたがたの抱いている希望について説明を要求する人には、

いつでも弁明できるように備えていなさい。


それも、穏やかに、敬意をもって、
正しい良心で、
弁明するようにしなさい。

そうすれば、キリストに結ばれたあなたがたの
善い生活をののしる者たちは、


悪口を言ったことで恥じ入るようになるのです。


「ペトロの手紙一」/ 3章 15-16節
新約聖書 新共同訳





愛は身近な人―家族―を気づかうところに始まります。



私たちの夫、妻、子供たち、または親たちが、
一緒に住んでいながら、十分に愛されていないと感じ、
孤独な生活をしているのではないかと反省してみましょう。


そのことに気づいているのでしょうか?。

年老いた人々は今日、どこにいるのでしょう?
介護施設(あればの話ですが)の中です。


なぜ?
それは彼らが邪魔だから、
厄介者だから、そして……。


マザーテレサ
(マザーテレサ『愛と祈りのことば』より)




★ロッドマン氏、
北朝鮮でバスケットボールの親善試合開催を発表
国際ニュース

◆ AFPBB News 2013年9月10日


【9月10日 AFP】


金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)第1書記に会いに行くため、北朝鮮を再訪していた米プロバスケットボール協会(NBA)の元選手、デニス・ロッドマン(Dennis Rodman)氏が9日、米国と北朝鮮によるバスケットボールの親善試合を行うことを発表した。

北朝鮮から帰国した後ロッドマン氏は、ニューヨーク(New York)で記者会見を開き、第1戦を金第1書記の誕生日である1月8日に、第2戦を10日に行うことで金第1書記と合意したと明らかにした。

シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)で活躍したロッドマン氏は、金第1書記を「元帥」と称し、「元帥は『北朝鮮は悪い国ではない。私たちは多くの人たちにここを訪れてほしい」と話していた」と語っている。

ロッドマン氏は、米国の選手と対戦する北朝鮮の選手を指導するため、12月14日に再び再訪することを明らかにした。 また、2016年リオデジャネイロ夏季五輪出場を目指す北朝鮮代表チームの指導を引き受けることで合意したとも語っている。

ロッドマン氏は北朝鮮で試合を行う米国のチームには、自身と一緒にプレーした選手が入るとしており、カール・マローン(Karl Malone)氏やスコッティ・ピペン(Scottie Pippen)氏の名前を挙げている。

ロッドマン氏は、北東部の港湾都市・羅先(Rason)から北朝鮮に密入国した疑いで2012年11月に北朝鮮当局に身柄を拘束されていたペ・ジュンホ(Pae Jun-Ho、米国名:ケネス・ベ、Kenneth Bae)氏(44)の解放を求めるため、金第1書記と友好関係を築いていると推測されていた。

しかし、ロッドマン氏がペ・ジュンホ氏と一緒に帰国することはなかった。

北朝鮮は宗教の布教活動を厳しく禁じており、ペ・ジュンホ氏についてキリスト教の伝道者で「扇動的な」資料を持ち込んだと非難している。ペ・ジュンホ氏は北朝鮮に対する「敵対行為」の罪により、15年の労働教化刑を言い渡されている。

(c)AFP




★カルト教祖「黒いイエス」、殺害後に局部切断される
国際ニュース


◆ AFPBB News 2013年9月5日


【9月5日 AFP】

南太平洋のパプアニューギニアで「黒いイエス(キリスト)」の異名を持ったカルト集団の教祖が、いけにえとして複数の少女を殺害していたことに怒った群衆らに、めった刺しにされて殺害された後、局部を切り取られていたことが明らかになった。地元紙などが2日、伝えた。

殺害されたのは、強姦(ごうかん)の罪で服役し、さらに人肉を食べた疑いも持たれていたスティーブン・タリ(Steven Tari)受刑者。

地元紙ナショナル(The National)によると、タリ受刑者は服役中だった東部マダン(Madang)の刑務所から3月に48人の受刑者らと共に集団で脱獄以降、逃亡中だった。だが前週、80人の男たちに追い詰められ殺害された。遺体は局部を切り取られ、木の棒を首にくくりつけられて引きずられ、浅い穴に遺棄されていた。

前月30日に警察などが遺体を発見、回収した。医師によると、遺体にはブッシュナイフで刺された痕が全身に複数あり、腹部の傷口からは腸が見える状態だったという。

タリ受刑者は「黒いイエス」として知られた元牧師で、キリスト教を基本としたカルト集団を率いていた。2007年に逮捕された際、カルト集団の慣習として食人やいけにえ殺人の疑いも持たれていたが、信者の少女らを強姦(ごうかん)した罪でのみ起訴され、2010年に10年の禁錮刑を言い渡された。タリ受刑者は自分と結婚することが「神の予言」だと少女たちを言いくるめていた。

当時、タリ受刑者には村人数千人が従い、村の自警団が同受刑者の警護にあたっていた。だがナショナル紙は、「若い女性を、いけにえとして殺す」など、同受刑者が説く教義に村人たちは次第に嫌気がさしたと報じている。

地元警察によると、村の1集団が前週、タリ受刑者に15歳の少女をいけにえとして差し出した。その後、少女は刺殺体で見つかった。この集団は、さらに14歳の少女をいけにえにしようとしたが、怒った村人たちはこれを止めさせ、タリ受刑者を殺害したという。

パプアニューギニアでは現在も黒魔術や魔法、食人にまつわる事件がしばしば起きる。昨年には、少なくとも7人を殺害して脳みそを生で食し、男性器のスープを作った容疑で、食人を慣習とするカルト集団の数十人が逮捕されている。

(c)AFP


搾り場【中世の修道士は食いしんぼ ドイツ - 世界美食紀行 - 】

2013-09-09 19:33:36 | 今日の御言葉
※サンタさん、プレゼントありがとう。



主はあなたの倉に穀物を満たし
搾り場に新しい酒を溢れさせてくださる。



「箴言」 / 3章 10節 旧約聖書 新共同訳


父母の心情は
息子が自分より素晴らしくなることを
願うことであり、
神様も人類の父母でいらっしゃるので
ご自身がつくられた人間が
よりよくなることを願われる。


※おもてなし (滝川クリステル氏 写真)



★中世の修道士は食いしんぼ ドイツ
- 世界美食紀行 - Asahi Shimbun Digital[and]


◆朝日新聞デジタル2013年9月9日
http://www.asahi.com/and_w/life/TKY201309060382.html?ref=comtop_list


文 江藤詩文



▲シュトゥットガルトのレストランやカフェで味わえる「マウルタッシェン」。玉子をのせてオーブンで焼いたり、コンソメスープの具として食べます。パンつきで4.2ユーロ(約563円)



▲静寂のなか、弦楽四重奏による聖歌が流れる回廊はなんともロマンチック。ドイツは弦楽四重奏の本場といわれていて、シュトゥットガルトには名門の音楽大学もあります



▲シュトゥットガルトのもうひとつの名物「シュペッツレ」。小麦粉、玉子などを混ぜた生地をのばさずに、そのままナイフで削ってゆでるため、形が不ぞろい。チーズで和えて、肉料理に添えます



▲メルセデス・ベンツやポルシェが本社を構えるシュトゥットガルトは、クルマ好きの間では有名。両社の博物館やミュージアムには、貴重な車両がずらり



▲ドイツといえば、やはりビール。共通銘柄はほとんどなく、どこへ行ってもその土地らしいクラフトビールがあります。色も香りもさまざまだから、好みを見つけるのが楽しい


バイオリンの澄んだ音色に誘われて、石造りの門をくぐりました。陽光が容赦なく照りつける中庭とは裏腹に、厚みのある石に囲まれた薄暗い回廊は、涼やかでひっそりしています。

音楽学校の学生という4人が演奏しているのは、グレゴリオ聖歌。世界遺産とはいえ、見学者で混み合うこともなく、にぎやかなグループ旅行者もいません。

静寂のなか、ひんやりした石段に腰かけて、目を閉じて弦楽器の調べに耳を傾けると、心地よくてうっとり。このまま眠りに落ちてしまいそう。

ここは、世界遺産「マウルブロン修道院」。ドイツ南西部のバーデン・ヴュルテンベルク州の州都・シュトゥットガルトから、列車とバスを乗り継いで、1時間半ほどかけてやって来ました。シュトゥットガルトは、“黒い森”と呼ばれるシュヴァルツヴァルト地方を旅するとき、拠点となる街です。

▼禁欲的な暮らしぶりとは思えぬ数々の伝説

マウルブロン修道院は、1147年に建築が始まった、中世の旧シトー派の修道院です。のちにプロテスタント教会付属の神学校になり、ノーベル賞を受賞したドイツ人作家のヘルマン・ヘッセも入学しました。ヘッセは、ここを舞台に、作品『知と愛 ナルチスとゴルトムント』を書いています。

禁欲的な暮らしぶりで知られるシトー派。ところが、なんだかこの修道院ってば、とても人間くさいんです。まず、ヘルマン・ヘッセは、郷里の期待を一身に背負って入学したものの、学校を脱走したあげく、中退してしまいました。

シトー派は、読み書きができラテン語を操る修道士と、肉体労働も受け持つ平修道士に身分が分かれていました。平修道士は待遇が悪いのでは、と思いますよね。ところが、身体を動かす平修道士は、食事の量を多く配給されたため、修道士たちは平修道士をうらやましがっていたというのです。

わたしが笑ったのは、修道士の食堂にある「ワインの柱」です。マウルブロン修道院の周辺はブドウの産地で、良質なワインを産出しています。言い伝えでは、そのワインが柱に流され、修道士は1度だけ指10本を浸して、ワインをなめることができました。そこで修道士は「あぁ、指が11本あったならなぁ」と言い合ったとか。そのみみっちい人間っぽさといったら。

もっとも後の調査で、ワインはグラス1杯、毎日支給されていたことがわかったそうです。

▼“食い気”から生まれた餃子

そして、戒律で肉を食べることが許されなかった修道士たちは、いまではシュトゥットガルトの名物になった料理を編み出しました。ドイツ版の餃子「マウルタッシェン」です。

これは、牛と豚の合い挽き肉とほうれん草などの野菜のみじん切りを混ぜ、小麦粉の皮で包んだ餃子のようなもの。“餃子の王将”の焼き餃子の、2.5倍くらいの大きさです。

肉を食べているのを見られないように、野菜で色をごまかし、皮で包んで隠したというせせこましさが、なんだか愛しい。「肉のうまみを少しでも多く味わうために、スープにして一滴残らず飲み干したと言われています」と笑うレストランのスタッフ。

その食い意地の張りっぷりに、国も時代も超越して、強い共感を覚えたのでした。

■取材協力:ドイツ観光局
(http://www.germany.travel/jp/index.html)



PROFILE

江藤詩文(えとう・しふみ)

旅のあるライフスタイルを愛するフリーライター。その土地の風土や人に育まれた食、歴史に裏打ちされた文化を体感するラグジュアリーな旅のスタイルを提案する。趣味は、旅や食にまつわる本を集めることと民族衣装によるコスプレ。「江藤詩文の世界ゆるり鉄道旅」をmsn産経に連載中。
(http://sankei.jp.msn.com/smp/life/topics/life-19480-t1.htm)



祈りの家【シリア武装勢力 ダマスカス近郊のマアリュリャ市を制圧 キリスト教住民多く】

2013-09-08 22:48:07 | 今日の御言葉




そして言われた。

「こう書いてある。
『わたしの家は、祈りの家と呼ばれるべきである。』

ところが、あなたたちは
それを強盗の巣にしている。」


「マタイによる福音書」 / 21章 13節
新約聖書 新共同訳




神様のおられるところなら
どこでも私の心は住めます。
神様が住んでおられるところが、
私の心の住み家です。
神様の愛のあるところに
私の心は落ち着くことができるのです。

私たちがどこに住もうとも
神様を中心とするならば、
そこが私たちの心の安住の地なのです。






★シリア武装勢力
ダマスカス近郊のマアリュリャ市を制圧 キリスト教住民多く


◆The Voice of Russia 日本語版 2013年9月8日
(ボイス オブ ロシア日本語版)

これより先の金曜日に報じられていたところでは、「アン・ヌスラ戦線」および「シリア自由軍」がマアリュリャ近郊まで迫っていた。過激派武装勢力は教会の一つおよび聖セルゲイ修道院を荒らしまわった。

マアリュリャはダマスカス北方の町で、古代教会群や修道院はユネスコの世界遺産にも登録されている。シリアでの内戦前は、多くの巡礼者や観光客が訪れていた。



▲マールーラ (マアリュリャ)
『世界のどこか片隅で』さん (写真)
http://ontheearth.seesaa.net/s/article/123512342.html


★【シリア情勢】
キリスト教徒の町制圧
シリアのイスラム反体制過激派

★ MSN産経ニュース2013年9月8日


シリア・ダマスカス北方約55キロのキリスト教徒の町マールーラで、イスラム過激派を含む反体制派武装勢力がアサド政権側部隊と衝突、8日までに町を制圧した。シリア人権監視団(英国)の情報としてフランス公共ラジオが報じた。

マールーラは初期キリスト教会が残り、住民の多くがイエス・キリストが話したという「アラム語」を使う歴史的な町。ダマスカスと中部ホムスを結ぶ幹線道路近くに位置する要衝となっている。国際テロ組織アルカーイダ系の「ヌスラ戦線」など反体制派は、首都に攻勢を仕掛ける拠点にしたいとの思惑があった。人権監視団によると、戦闘で反体制派の少なくとも17人が死亡、政権側兵士や政権支持派民兵も数十人が死傷した。
(共同)




【シリア危機】
★ワールド・ビジョンは、
この危機が平和的に解決されることを望みます


◆ MSN産経ニュース2013年8月30日
(メディアプレス)


▼特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン

特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン(東京都中野区、常務理事・事務局長:片山信彦)は、シリアでの化学兵器使用疑惑をめぐり欧米諸国による軍事介入の危機が高まっている事態について、対話を基調とした非暴力的な方法で、この難局が打開されることを望みます。子どもたちへの暴力が終わり、この紛争に関わる全ての国・団体が、国際人道法や子どもと紛争に関する国連決議に基づいて行動するよう求めます。

2011年から内戦状態にあったシリアで、多国籍軍による軍事介入の危険が高まっています。これまでに、7,000人の子どもを含む10万人以上の一般市民が命を落とし、100万人を超える子どもたちが祖国を追われ難民として生活することを余儀なくされています。

ワールド・ビジョンの中東・東欧地域リーダーであるコニー・レンネンバーグは次のように語ります。
「あまりにも多くの子どもたちが命を奪われ、傷つけられ、利用され、故郷を追われています。命を落とした7,000人の子どもたちはもう戻ってきません。私たちは、子どもたちにこれ以上被害が及ばないように活動していますが、世界のリーダーたちにこう言いたい『今こそ団結して、子どもを死から守ってください。』と。私たちは、平和的に紛争を解決できるということを次世代に示す責任があるのです」

ワールド・ビジョンはシリアにおいて、飲料水の配布、衛生施設の整備などを行う一方、隣国ヨルダンとレバノンにおいても、水や食糧、教育、子どもの保護などの活動を行っています。また、今後増加が予想される難民対策として、ヨルダンでは、3万人を収容できる難民キャンプに水・衛生設備を建設しています。


■ワールド・ビジョン・ジャパンとは?
ワールド・ビジョン・ジャパンは国連経済社会理事会に公認・登録されたキリスト教精神に基づく国際NGO、ワールド・ビジョンを構成している日本の民間援助団体です。当団体は国税庁に認定NPO法人として認定されており、皆さまからのご支援金は、寄付金控除の対象となります。詳しくは

http://www.worldvision.jp へ。


人のために【関東大震災から90年… 誇るべき日本人の「合力」】

2013-09-07 14:59:28 | 今日の御言葉



わたしたちの中には、

だれ一人自分のために生きる人はなく、

だれ一人自分のために死ぬ人もいません。


「ローマの信徒への手紙」 / 14章 7節
新約聖書 新共同訳



人間は何のために生きるのでしょうか。

人のために生きるというのなら
どれほど素晴らしい答えでしょう。

愛の結実としてうまれ
愛し合いながら生き
永遠なる愛の神の懐に帰るようになっているのが
創造本然の人間の生なのです。




「東京の下町では、となり近所が助け合い、
たがいの不足をおぎない合うことも当然だった」


池波正太郎
(1923年(大正12年)1月25日 - 1990年(平成2年)5月3日))





★関東大震災から90年…
誇るべき日本人の「合力」

【日曜に書く】論説委員・清湖口敏


◆2013年9月1日 産経新聞 東京朝刊


 7月22日朝のJR南浦和駅(さいたま市)。停車中の電車から降りようとした女性が足を踏み外し、電車とホームの間に挟まれた。これを見た車内とホームの客約40人が一斉に力を合わせて車両を押し、隙間をつくって女性を引き上げた。女性に目立ったけがはなかった。




 ◆世界で称賛の声

 たまたま現場に居合わせた読売新聞記者の撮った写真がニュースとともに海外に伝わり、各国で日本への称賛の声が広がったと、26日付同新聞が報じている。「イタリア人だったら眺めるだけだろう」「中国で同様の事故が起きれば、大多数の人はやじ馬見物するだけだ」「おそらく、日本だけで起こりうること」「とっさにこのような行動ができる日本人は、どのような教育を受けているのか」…。

 他人の難儀も見て見ぬふりをする風潮が強いといわれる昨今だけに、日本人の道徳心をたたえる声にはうれしくなった。そこでふと「合力」という言葉を思い出し、この「合力」の精神こそが日本人を、世界でも傑出した道徳的国民にしているのではないかと思ったのである。

 「力を合わせる」意の漢字熟語といえば誰もがまず「協力」を思い浮かべるだろうが、わが国には「協力」よりもずっと古く「合力」という言葉が存在した。合力は今では物理の授業で「2つ以上の力を合成した力」などと習う程度で、小型の辞書もそれくらいの意味しか載せていないが、古典の時代にはコウリョクと読ませ、「力を添えて助ける」意を有した。

 室町時代初期の『義経記(ぎけいき)』にも「三日がうちに浮き橋を組んで、江戸太郎に合力す」と出てくる。源頼朝が隅田川を渡ろうと江戸太郎(重長)に浮き橋を組ませた折、葛西三郎こと葛西清重が合力した、つまり助勢したというのである。




 ◆施し与える

 もっとも、この意味でなら中国でも「合力」は使われているが、わが国ではそれ以外に「金品を人に施し与える」という独自の意味もあった。「私、仕合(しあは)せの合力を請けて、思ひのままの正月を仕(つかまつ)る」(西鶴諸国ばなし)。幸運な援助を受けて思い通りの正月を送れる、と訳せよう。飢饉(ききん)や災害に際しては合力金、合力米として金品を贈り、困窮者への援助とした。

 力を添えて助ける、施し与える-わが国における合力のこの2つの意味は、いわば見返りを求めぬ人助けの要諦でもあり、それを実践したのが冒頭の救出劇ではなかったか。力を貸した人たちはきっと、女性の無事を見届けるや何もなかったかのように現場を後にしたに違いなく、彼らは力を貸して、いや与えて、そして去った…。

 明治期に大森貝塚を発見した米人モースは、江ノ島で過ごした経験を次のように書き留めている。「人力車夫や漁師達は手助けの手をよろこんで『貸す』というよりも、いくらでも『与える』」(東洋文庫『日本その日その日』)。近代日本の庶民に合力の精神が広く浸透していたことがうかがい知れる。

 大正12年の関東大震災でもこの精神は発揮された。例えば東京帝大の学生は、大学構内や上野公園に避難した人たちのために食糧を調達したり、随所に散乱する糞便(ふんべん)を清掃したりと活躍した。現代のボランティア活動につながる合力である。


※次から気をつけようね。

 ◆災害を越えて生きる

 戦後の日本では、個を尊重するあまり他を思うことが忘れられがちとなったが、それでも先の東日本大震災のとき私は、日本人は決して合力の精神を失ってはいないと確信した。窮状のなかでも被災者は礼節と品位を保ち、奪い合うことなく分け合い、与え合った。外国人にはこれが奇跡に思えたという。

 日本人がこのような徳を身につけることができたのも、わが国が災害列島だからかもしれない。日本人は自然災害で多くの犠牲を払ってきはしたが、同時に、災害を乗り越えて生きるために助け合い、与え合う合力の精神を養ってもきた。日常的には「相身互い」とか「向こう三軒両隣」、ときには「絆」と呼ばれたりもする情義とも相通ずる徳性といえるだろう。

 「東京の下町では、となり近所が助け合い、たがいの不足をおぎない合うことも当然だった」。関東大震災の年に生まれた池波正太郎の言葉である。日本人は合力して生きてきた。

 関東大震災の発生からちょうど90年となるきょうの防災の日、あらためてその美風を思い起こし、今後ともそれを誇りとしていきたいものである。(せこぐち さとし)

2013年9月1日 産経新聞 東京朝刊



◆ローマの信徒への手紙 / 5章 7-8節

正しい人のために死ぬ者はほとんどいません。

善い人のために命を惜しまない者ならいるかもしれません。


しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、

キリストがわたしたちのために
死んでくださったことにより、
神はわたしたちに対する

愛を示されました。


弁解の余地【DJポリスだけじゃない… 韓国議員の暴挙による外交危機救った“交渉力”】

2013-09-07 09:56:13 | 今日の御言葉



世界が造られたときから、

目に見えない神の性質、

つまり神の永遠の力と神性は被造物に現れており、


これを通して神を知ることができます。


従って、彼らには弁解の余地がありません。

「ローマの信徒への手紙」 / 1章 20節
新約聖書 新共同訳



宗教の目的は何でしょうか。
それは神様の理想世界を成し遂げることです。
より多くの人を宗教の世界に伝道しようと努力する理由は、
より多くの人を神様の民にするためです。
すべての人が神様の民になれば、
世の中はもはや戦争と混乱のない平和世界になります。
究極的に宗教が行く道は平和です。



▲小泉進次郎議員 (2013年8月15日 写真)


★DJポリスだけじゃない…
韓国議員の暴挙による外交危機救った“交渉力”


◆産経新聞 2013年 8月31日 16時44分配信



▲8月15日、韓国議員らを取材しようと報道陣が詰めかけるた靖国神社前で、厳重警戒を敷く機動隊員ら(撮影・三尾郁恵)(写真:産経新聞)


 韓国による安倍晋三政権への難癖はやまず、日韓関係のこじれは続いているが、終戦の日の8月15日、一歩違えば、修復困難な外交危機を招く難題を抱えていた。韓国議員が靖国神社で「政権の軍国主義化」を非難する声明を発表するとぶち上げたからだ。暴挙を許し、衝突でけが人が出ればいうに及ばず、入国拒否など強行阻止しても韓国世論に格好の日本非難の口実を与えかねなかった。だが、ついぞ危機は訪れなかった。そこには、ニュースになることはない「何も起きない」ことを当然とするプロの仕事があった。

 ■「朝鮮のマスコミは出ていけ!」静寂に響いた怒号

 「朝鮮のマスコミは出ていけ!」。8月15日午前8時前の靖国神社の大鳥居前。最も静寂であるはずの日に最も厳粛であるはずの場所で怒号が響いた。

 韓国の左派系野党、民主党の李鍾杰(イ・ジョンゴル)議員ら4人が8時から神社前で声明読み上げを予定していたため、日本の報道陣とともに取材しようと待ち受けていた韓国人カメラマンらに対して一部の人から罵声が浴びせられた。

 黒いヘルメットに黒いプロテクターで固めた警視庁機動隊員が隊列を組んで、報道陣と、声を上げる人々を引き離す。

 韓国メディアに対し「帰れ、帰れ!」とシュプレヒコールも起き、「なんで韓国議員なんか取材すんだよ」と報道陣につめ寄る男性も現れ、警察が一時、韓国メディアに退避を要請したほどだった。

 「なんで韓国議員のために警備してんだ。お前ら日本の警察か」と機動隊員につかみかかろうとする男らもいた。

 議員らが来る前からこれじゃ、ただではすまないな-。心配が頭をよぎったが、議員らが靖国神社に近づくことはなかった。

 李議員らは東京都内のホテルからタクシーで神社を目指したが、約500メートル離れた路上で、警察に制止され、ホテルに引き返していたのだ。


※韓国のトラブル議員の李鍾杰(イ・ジョンゴル)氏。

 ■トラブルで注目狙う? デモ扇動の“前歴”も

 李議員らに対しては、韓国を出国する間際まで、日本行きを思いとどまるよう韓国政府側の説得が行われていた。一部議員の非常識な行動によってこれ以上、日韓関係がこじれるのを望まなかったからだ。

 「身の安全は保証できませんよ」と強い調子でも諭したという。だが、議員らが聞き入れることはなかった。

 日韓外交関係者は「日韓関係の悪化を朴槿恵(パク・クネ)政権の外交批判につなげる韓国国内向けのアピールに狙いがあったのだろう。トラブルになって注目されることはかえって望むところだったのではないか」と話す。

 李議員は韓国で保守系与党に対する激しい闘争姿勢で知られてきた。韓国紙によると、かつて米韓自由貿易協定(FTA)に反対するため、「パトカーを包囲するには5万人いれば十分だ。国会を占領してほしい」とデモを扇動した“前歴”を持つ。

 「いっそ入国拒否すればいい」。外交関係者からはこんな本音も漏れた。

 だが、前日の14日、羽田空港に降り立った李議員らに対して、入国審査こそ約2時間に及んだが、最終的に入国は許可された。


※韓国に入国拒否された、左側から稲田朋美議員(現 行政改革担当大臣) 、新藤義孝議員(現 総務大臣) 、佐藤正久議員。
2011年8月1日


 2011年、韓国・鬱陵島を視察しようとした日本の国会議員3人が韓国側から入国拒否されたことがあった。今年7月には韓国に対する辛口批評で知られる拓殖大教授の呉善花さん=日本国籍=も入国拒否され、日本は韓国を批判してきた立場にあった。


※この人も、身の安全から守るため、
韓国公演を取り止めていた。
(きゃりーぱみゅぱみゅ氏 写真)

 たとえ「身の安全」が理由でも、韓国議員を入国拒否にすれば、韓国世論に非難の口実を与えるだけでなく、韓国側の入国拒否を肯定することにもつながる。日本が「正論」を押し通せなくなっただろう。

 ■強固な態度を氷解させた言葉の力

 李議員らは羽田空港で「(靖国神社に)行くかどうかは決めていない」と話していたが、決行の意志を翻すことはなかった。そして、当日朝、予定通りに靖国に向かった。

 靖国神社から南に約500メートルの“最終防衛ライン”で待ち構えていたのが、警察だった。議員らによると、警察から「私たちが案内します」とタクシーが停止させられたため、当初、「だまされた」と感じたという。



 警察側は予定してかしないでか、声明発表を主導した李議員と他の議員を分断させ、李議員を一足先にホテルに連れ戻した。

 他の2議員にその場で、韓国メディアなどを前に一くさり安倍政権非難の演説をさせ、“ガス抜き”させた。街宣車などが議員の存在を察知し非難を始めると、「保護」を理由に連れ帰った。

 李議員は産経新聞の取材に「警察は警備が過剰だ」と不満を漏らしながらも「一般の日本国民の安全を守るためだという警察の言葉を非難するつもりはない」とも語った。

 議員らの警護と説得には、警察庁と警視庁の警察官のほか、外務省職員が合同で当たっていたという。

 「衝突になれば、ご本人だけでなく、一般の参拝者にもけが人が出るかもしれない。それは本意ではないでしょう」。こうこんこんと説得した担当者らの姿が浮かぶ。

 結局、靖国神社前で読み上げることなく、記者らに配布した声明文には「日本と心からの信頼関係を望んでいる」とも記されていた。

 「安倍政権の軍国主義化を批判するのも日韓の信頼関係構築のためだ」という大義名分を掲げるだけに「罪のない一般の日本人にも被害が及ぶ」と訴えられれば、引きさがらざるを得なかっただろう。

 「自身がけがするかもしれない」という韓国側の説得にも耳を貸さず、「けんか上等」と乗り込んだ議員の強固な姿勢を打ち砕いたのは「他人をけがさせるかもしれない」という、一見ありふれた言葉を粘り強く説いた交渉力だったようだ。



 ■靖国を選んだあきれた理由とは…

 「当初、首相官邸や自民党本部などで声明文を渡すことも考え、問い合わせたが、休暇中だと言われた。靖国神社に参拝する日本の国会議員らに声明文を手渡すつもりだった」。李議員は取材にこうも説明し、「これほどの騒ぎになるとは思わなかった」と語った。

 本当にこんな理由で靖国を声明発表の場に選んだとすれば、あまりに非常識と言わざるを得ない。

 声明では、東京電力福島第1原発の汚染水漏れ問題についての日本政府の情報開示不足も非難し、「東北アジアの平和と繁栄を願う私たちは、安倍首相が今からでも過去の歴史と現在の放射能流出問題に対する心からの謝罪と、隣国を傷付ける行動を取らないという約束を要求する」と主張している。

 汚染水問題に対する韓国での関心は高く、韓国メディアが連日、韓国へも影響するかと騒ぎ立てている。韓国世論受けするからといって、全く次元の異なる歴史問題と一緒に並べ、しかも靖国という場で批判声明を発表するという発想には、良識を疑う。

 このような“暴挙”に対して、強引に阻止するわけでなく、あくまで“理”を説き、議員らが自ら矛を収める形に持っていった現場の底力には、敬服する。



 ソフトな語り口で雑踏警備をさばく「DJポリス」が広い共感を呼んだことは記憶に新しい。だが、不測の事態を未然に防ぐことが本来の目的の警備・公安警察にあって、DJポリスは一般人の目に触れる数少ない例だ。

 多くの警備・公安警察官は、日ごろは地下に潜り、ときに過激派など摘発する側に、地道な交渉で協力者を獲得し、有事の芽を未然に摘んできた。今回も「事を起こさせない」ことを是としたプロの交渉力が生きたといっていいのではないか。

 外交面で日本の交渉力不足がいわれて久しい。だが、どっこい足下では、正論を曲げることなく、相手を納得させる言葉の力が生きているといいたい。

 “事”が起きなかっただけに、日韓で今回の騒動がその後、尾を引いて報じられることはなかった。ただ、日本と中韓の関係をめぐり陰鬱な話題が多い中、書きとどめておきたいエピソードとしてあえてここに詳細を記した。

 日々「起きたこと」を追う記者から、「何も起きない」ために、きょうもどこかで職務に尽くすプロたちに敬意を込めて一言-。

 日本は捨てたもんじゃない!(桜井紀雄・外信部記者)


世界は祈りでひとつになる・・・。【祈りとは「生命の宣言」である。筑波大学名誉教授・村上和雄 】

2013-09-06 14:43:28 | 今日の御言葉





わたしは、こう祈ります。

知る力と見抜く力とを身に着けて、
あなたがたの愛がますます豊かになり、

本当に重要なことを見分けられるように。

そして、キリストの日に備えて、

清い者、とがめられるところのない者となり、


イエス・キリストによって
与えられる義の実をあふれるほどに受けて、

神の栄光と誉れとをたたえることができるように。


「フィリピの信徒への手紙 」/ 1章 9-11節
新約聖書 新共同訳



祈りは単なる
願いごとではありません。

祈りとは自分自身を神の
み手の中に置き、

そのなさるままにお任せし、

私たちの
心の深みに語りかけられる神の
み声を聴くことなのです。


マザーテレサ
(マザーテレサ『愛と祈りの言葉』より)



世界は祈りでひとつになる・・・。


祈り~サムシンググレートとの対話~
白鳥晢 監督
※渋谷アップリンク (他) で公開中
http://www.inori-2012.sakura.ne.jp/


★筑波大学名誉教授・村上和雄 
祈りとは「生命の宣言」である


◆産経新聞 2013年7月25日 03:46 【正論】

 この2月、ニューヨークの国連本部総会議場で、ブーク・イェレミッチ国連総会議長らの主催によって、「宗教間の調和を通じた平和の文化のための結束」というユニークなイベントが行われた。この催しを通じて発信されたのは、あらゆる宗教には愛や慈悲などの普遍的な価値観があり、世界平和の構築に重要な役割を演じる-そんなメッセージである。


 ≪病癒やす効果の解明始まる≫


 「世界平和の祈り」の運動を率いる西園寺昌美氏は、「宗教の違いを超えて魂をつなぐ祈りのハーモニー」と題して演説した。「人々の思いが闘争、差別、宗教対立に現れている限り、この世界に真の平和は訪れない。どの宗教にも平和の祈りがあり、それぞれ異なったメロディーを持ちつつも一つに合わされ、至高なハーモニーを織り成すことができる」

 祈るだけでは平和は訪れないといわれるが、違いを超えて一つになって祈る姿を世界に広げていくことで、真の世界平和に一歩ずつ近づけるのではないか。

 「祈り」は宗教が生まれる前から人類が続けている営みである。その祈りに病気を癒やし、心身の健康を保つ大きな力が秘められていることが最近、科学的に解明されつつある。従来の西洋医学を補うものとして、東洋医学などの伝統医学が治療に及ぼす影響に関する研究がハーバード大学、コロンビア大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などの大学で活発化している。

 この新分野で世界をリードする米国国立補完代替医療センターの報告では、「祈り」は最も人気のある補完・代替医療である。

 興味深い実験結果がある。アメリカ西海岸の病院で、重い心臓病患者393人を対象に、快癒の祈りを行って、祈らなかったグループと比較したところ、祈られた患者たちは祈られなかった患者たちよりも、人工呼吸器、抗生物質、透析の使用率が少なかった。この病院に近い所からの祈りも、遠い東海岸からの祈りも同様に効果があったという。このほか、祈りが効果的に働いた病気としては、高血圧、心臓病、不眠症、不妊症、がん、エイズ、鬱病、リウマチなどが挙げられている。

 ≪遺伝子のスイッチに関係か≫

 しかし、この種の研究は実験条件の設定が難しく、祈りに治療効果が本当にあるかどうかについては、医学界ではまだ賛否両論あるところだ。ただ、祈りの効果に関する科学的研究が多数登場していることは注目に値する。

 科学は、たとえすべてを明らかにすることはできなくても、その研究成果を人類のために役立てることができる。これまでも人類はそうしてきた。今まで宗教の側にあった祈りという行為が、科学の光を当てられることによって、全人類に有用なものとして再認識されだしたのではないか。

 日本語の「いのり」という言葉の語源は「生宣り(いのり)」だと解釈されている。「い」は生命力(霊威ある力)、「のり」は祝詞(のりと)や詔(みことのり)の「のり」と同じで、宣言を意味している。だから、「いのり」は生命の宣言なのである。

 人生にはいろいろな悩みや難問が待ち受けている。そのように苦しいとき、人は「自分はめげずに頑張って生きるぞ」と宣言する、それが祈り(生宣り)である。そうした「生命の宣言」をすると、祈る人の遺伝子も活性化して、いきいきと暮らしていけるようになると考えられる。実際、私は「祈りが遺伝子スイッチのオンとオフに関係する」という仮説を、2002年に提唱している。

 まごころを込めて深く祈ることが、祈る人、祈られる人の遺伝子のスイッチを入れ、その思いが天に通じたときに祈りはかなえられる、と私は思っている。


 ≪思いもよらない力を秘める≫

 時あたかも、世界平和のための祈りと治療における祈りの効果を描いた映画、「祈り~サムシンググレートとの対話~」が、上映中である。この映画は世界各地の映画祭で賞を取り、国際的な評価を得ている。祈りを含めた意識が人間に与える影響を科学的に解明しようというもので、科学者、医学者、ジャーナリストらが登場して、祈りの力を新しい視点からとらえようとしている。「見る者の魂の奥から感動を湧き上がらせる力がある」とは、ある医科大学教授の同映画評である。

 祈りは、自らの願望や懇願のためだけにあるのではない。感謝や愛、思いやり、従順、誠意、畏敬のためにも、人は祈ることができる。祈ることの効果の一つは、祈る人の心に新しい良いものを芽生えさせてそれを培うことにある。例えば、希望の祈りとは、その希望の芽を祈りとともにだんだん大きく育てることである。

 個人の祈りや願いが天に通じるとき、心が落ち着き、心の中に中心軸ができて、ブレない生き方ができるようになる。このことを人間は太古から直感していたのだろう。人は無力だから祈るのではなく、祈りに思いもよらない力があるから祈るのだと思う。(むらかみ かずお)


※村上和雄氏

神の子供たち【ACLも制した名門・城南一和がまさかの消滅か? 統一教会大きすぎる影響力】

2013-09-05 00:01:06 | 今日の御言葉




わたしたちが神を愛し、その掟を守るときはいつも、

神の子供たちを愛します。



「ヨハネの手紙一」 / 5章 2節 新約聖書 新共同訳




人は一切れのパンではなく
愛に、小さなほほえみに
飢えているのです。

だれからも受け入れられず
だれからも愛されず
必要とされないという悲しみ
これこそほんとうの飢えです。

愛を与え
愛を受けることを知らない人は
貧しい人のなかでも もっとも貧しい人です。

マザーテレサ
(マザーテレサ『愛のことば』より)



▲ACL(アジアチャンピオンズリーグ) に優勝したこともある
名門城南一和。( 決勝が行なわれた国立競技場の様子)
2010年11月13日 東京
写真はJリーグ公式ホームページより。

※なお、この年の年末は、トヨタカップに出場した。
(FIFAクラブワールドカップ出場)







★ACLも制した名門・城南一和がまさかの消滅か? 
クラブの資金源・統一教会が持っていた大きすぎる影響力



◆フットボールチャンネル 9月4日 12時35分配信


■統一教会に支えられていたクラブ・城南一和

「城南が“安山FC”として新しく出発する」

 8月23日に韓国の『イルガン・スポーツ』が報じた城南一和に関する報道は、韓国サッカー界に大きな衝撃を与えた。城南一和と言えば、Kリーグ最多7回のリーグ優勝、2010年ACL制覇、2010年FIFAクラブワールドカップ4位を誇る、Kリーグ屈指の名門クラブだ。そんな伝統あるクラブが、母体企業である統一グループの財政支援の打ち切りによって、今シーズンで消滅するという。

 そもそも城南一和は、リーグで一番安定した財政状態のクラブだった。2001年からリーグ3連覇を達成した当時は、豊富な資金力でスター選手を次々と獲得し、“レアル城南”とまで言われていた。

 その資金源は、サッカー好きで有名だった宗教団体・統一教会の教組・文鮮明だ。彼は80年代末、同クラブの創設をリードし、その後も多くの投資でクラブを牽引した。チームが優勝したときは自ら激励に訪れ、現金でボーナスを渡すこともあったという。城南一和は、まさに“文鮮明あってのクラブ”だったわけだ。

 クラブと教会の関係はというと、資金の支援以外は、統一教会とクラブに宗教的な関係はなかったとされている。ただ、キリスト教団体からホームゲームのたびに反対デモを受け、専用競技場とクラブハウスの建設が白紙化するなどの損失を受けた事実もあった。


▲浦和レッズと城南一和との対戦。
ACLの準決勝でPKで勝利した時の様子。
(浦和レッズがACL決勝進出へ )
※2007年10月24日 埼玉スタジアム2002にて

■大きな痛手だった文鮮明の死去

 クラブ創設以降、手厚い支援を行ってきた文鮮明だが、昨年9月に他界。城南一和は、唯一無二の後援者を失ったことになる。以前からクラブの支援に消極的だった教団や傘下企業は、今年も例年と変わらない150億ウォンとも言われる財政支援を行ったが、同時に最後通告をしたという。

 この支援の打ち切りは、予想されていたことだった。というのも、昨年、統一グループのスポーツマーケティングを担う統一スポーツは、女子サッカークラブの忠南一和を解散させており、城南一和も文鮮明亡き後の運営を疑問視され続けていたからだ。

 最後通告を受けたクラブ首脳陣は、今年頭からクラブを買収してくれる企業や自治体を探したが、年間100億ウォンを超える運営費をまかなえる団体は見つけられず。城南一和を城南市民クラブに変えて、城南市への受け入れも検討したが、同市の結論は「買収は難しい」というものだった。

 現在、市民クラブとしての受け入れを検討しているのは安山市だ。同市は、ソウル近郊の城南市から西に40キロほど離れた人口75万人ほどの都市で、最新設備を備えた総合スタジアムもある。ただし、公式な発表は何一つ出されていない。

※一和の主力商品の高麗人参 (写真)
※普通に空港や駅の売店で買うことができる。

■簡単にはいかない再結成

 安山市関係者は韓国メディアに、「城南一和を安山市民クラブに変えようと動いていることは事実だ。しかし、メインスポンサーが確保できておらず、市民クラブとしての再結成を宣言することは、まだ早い」と、複雑な現状を明かした。

 いずれにせよ、城南市からの移転、統一教会系の企業・一和からの支援打ち切りは確実で、「城南」や「一和」と冠するクラブの消滅は避けられそうにない。

 地元ファンからすれば、14年間支持してきたチームが一瞬でなくなるという悲劇を受けたことになる。サポーターたちは8月23日に一和のチョン・チョルス事務局長と面談し、イ・ジェミョン城南市長には嘆願書を送った。

 8月24日の『スポーツ朝鮮』は、「城南一和がなくなるというのは、私の人生の一番大切なものがなくなるということ」「財政が苦しく、救済策が必要な状況は頭では理解できる。しかし、心情としては受け入れられない」と嘆く、熱狂的なサポーターの声を紹介した。

 彼らからすれば、安山市の市民クラブになることは、「移転」ではなく「売却、買収」だという。



■Kリーグ全体に悪影響を及ぼす可能性も

 そんな城南一和の今後を知るために韓国の記者に直撃した。話を聞いたのは、『イルガン・スポーツ』のソン・ジフン記者だ。城南一和の事情に詳しいソン記者は、安山市の買収のリミットについてこう話す。

「数日前に安山市の市長に電話したところ、『9月中に結論を出す』と話していました。安山市は9月いっぱい検討を重ね、メインスポンサーの確保などの問題をクリアできれば買収するし、できなければ買収を放棄するという立場です。

 現在、安山市以外に買収を検討しているところはないため、9月中に安山市の買収が決まらない場合、城南一和は完全になくなると考えていいと思います」

 また、城南一和の問題は、サッカー界全体への影響も少なくない。韓国のあるメディアは、「より大きな問題は、城南の事態が連鎖反応を起こす可能性があるということ。現在、プロサッカークラブは支援の減少と解散の危機にさらされている。

 全南と浦項の2チームを支援しているポスコは、外国人株主から支援の縮小を要求されており、チームの合併の可能性もある」と、クラブ消滅の“連鎖”を危惧した。

 一方で、「城南一和の状況は厳しいが、彼らのケースはKリーグの新しい可能性、そして今後の予習となり、模範解答を作る機会でもある」との見方もされている。

 プロ野球やゴルフに比べて、投資価値が低いと見られているKリーグ。城南一和をめぐる9月いっぱいの動向は、リーグ全体のあり方を左右することになるかもしれない。

呉承鍋
http://www.footballchannel.jp/2013/09/04/post8541/



▲故文鮮明総裁(写真左から4人目) と金日成主席(写真中央)
1991年12月

写真の左から3人目は、
統一グループで韓国の三大新聞の一つだった
日刊紙の世界日報社長 朴普熈氏(パクポウヒ (米国籍))


★米メディア進出・北朝鮮投資…死去の文鮮明氏

◆読売新聞2012年9月3日



【ソウル=門間順平】

韓国で3日死去した世界基督教統一神霊協会(統一教会)創始者の文鮮明(ムンソンミョン)氏は、米メディア界進出や北朝鮮への積極投資などでも注目を集めた。 統一教会は反共志向が強く、文氏は1968年に「国際勝共連合」を設立。一方で南北統一も目標に掲げ、北朝鮮に投資してきた。2002年に南西部・南浦(ナムポ)市に完工した「平和自動車」組み立て工場は南北合弁事業の成功例とされる。



▲1980年代 街頭宣伝車で、旧ソ連の脅威 (反ソ反共)と
スパイ防止法制定を訴える「国際勝共連合」の会員 (資料画像)