Harvest*

日々の中で感じたことや思ったことの記録

new world

2014-08-06 20:20:08 | 音楽
ふわっと急にBjorkの曲の一節が頭に流れてきました。
映画ダンサー・イン・ザ・ダークのエンディングで流れていた曲でした。

ダンサー・イン・ザ・ダークは、
ビョークのミュージカルシーンを期待して見に行ったのだけど、
想像していた以上に内容が重く、いいことなんて微塵もないじゃないか…という感じがして
刑の執行直前の叫びのシーンは見ていてすごく辛かった思い出があります。

ひとつのことが連鎖して、どんどん悪い方へ転がっていってしまったなぁ…って。
見た当初は、「ナンダコレ…あの旦那めー!」と旦那を責めたりもしたけれど、
初めて見てから10年以上経った今となっては、
誰がどうとか、誰が一番悪いとか、言えないというか…。
ただ言えるのは嫌な連鎖だったんだな、という。 

なにが良くてなにが間違っているとか、
いいとか悪いとか、善と悪ってなんだろうなぁ
いいも悪いもほんとはないのかなぁ…なんてほんの少し思いました。

今内容を振り返ると、暗いだけじゃない、
セルマの息子という希望もちゃんとあったんだな、って思いました。

bjork : new world


汽車の汽笛 甘いクレメンティーン
ブルーベリー ラインダンスの踊り子たち
くもの巣 パン屋の看板
ああ、甘いクレメンティーン
ああ、ラインダンスの踊り子たち

生きる限り見えている
息を呑んで
一体どうなるのか思ってみる
新しい世界
新しい一日
目の前で広がる

ふんわりと空中を歩きながら
ここからが天国の入り口
日の光りがわたしの髪から放たれる

ああ、ふんわりと空中を歩きながら
ああ、ここから天国へ

生きる限り見えている
息を呑んで
一体どうなるのか思ってみる
新しい世界
新しい一日
目の前で広がる