空のkiroku 雑記帳@goo

by 日蝕貧乏知恵者猫
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閏九月の十三夜

2014-11-03 03:00:00 | (旧)雑記帳2/空&宇宙


 閏九月の十三夜は、幻の名月?!

 今年は閏(うるう)九月があります。
 旧暦9月13日には「十三夜」=「後の月」のお月見をしますが、その旧暦9月13日が今年は2回あるという訳。
 その2回目(閏9月13日)が11月5日にあたります。

 そして、閏九月があるのが171年ぶりということで、2回目の十三夜も非常に珍しいようです。


 閏月については勉強不足で良く分かりません。m(_ _)m
 現在のグレゴリオ暦と旧暦とは3年ごとに約一か月ズレます。それで閏月を入れる訳ですが…。どこの月が閏になるのかは決まりがあるのですが、その規則性が分かりません。
 また、171年という数字ですが、メトン周期(太陽暦19年分の日数と月の満ち欠け235回分(=旧暦235か月分)の日数)×9回と一致するのですが、たまたまでしょうか?それとも意味があるのでしょうか?
(メトン周期から、235=12×19+7となり、正確には19年に7回の閏月を入れれば、太陽暦とのズレはほぼ解消される…ということに。)
 これらの点が良く分かっていません。
 (閏月については、文末に追記


 巷では今回の月のことを「ミラクル・ムーン」などと呼んでいるようですが、「十三夜」のお月見は日本ならではの行事。
 出来れば日本語で呼びたいものです。
 十五夜の後の十三夜は「後の月」と呼ばれますが、「後の後の月」だと分かりづらいから、やはり「後の十三夜」あたりが妥当でしょうか。

 5日の夜のお月様、ちょっぴり特別な目で見てしまいそう。


 画像はお気楽コンデジ撮影の、10月6日の「十三夜」(後の月)。
 ほぼ同じ形の「後の十三夜」が11月5日に見られると良いな。


 この記事はここで終わりだったのですが、したためた後で下記の記事を見つけました。

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「桃の節句」にしろ「中秋」にしろ、閏月で
2度目となる行事は*しない*のが普通
です。
(狭いようで広くて豊かな文化風習を持つ日本、
 例外もあるやもしれませんのでその際はお許しを)

ただし、例外として閏月が入ることで
変わる行事もあります。
6月夏越の祓(なごしのはらえ)や
12月大晦(おおつごもり)の年越の祓のような行事は
【その期間の最終の日】という事に意味があるので
閏月に行うこともあるのだとか。


 そうなのですね!!
 「閏九月」が珍しいことだとして、「後の十三夜」に相応する言葉が見つからなかったので、これは非常に珍しいことを意味するのか、それともその日にお月見をする風習がなかったのか?と気になっていました。
 スッキリしました!!

 「ミラクル・ムーン」や「後の十三夜」に踊らされるつもりはないけれど(踊らされているかな?^^ゞ)、閏月について調べるきっかけになったり(でも、詳しい規則などは分からないまま…)、良い機会になりました。
 お月様は「何でもない日」でも美しいですよね。
 滅多にないらしい「閏九月」の十三夜、旧暦の妙を考えながら、いつも通りに月を見上げたいと思います。


追記
 旧暦にも色々あって、閏月を入れる所はその暦によって様々である…という記述を見て混乱した次第です。
 しかし、現在使われている旧暦は「天保暦」と考えて良いようです。
 それによると、閏月の規則は以下のようになります

 以下、mixiで詳しく教えて頂きましたので、そちらを引用致します。
 いがらしさん、ありがとうございました!m(_ _)m

 旧暦を作る際の決まりとして、二至二分を基準とします。
 春分のある月を2月、夏至のある月を5月、秋分のある月を8月、冬至のある月を11月とします。
 これらは約365.25/4日ずつずれていますが、それは月の公転周期約29.5×3日よりわずかに大きいため、たびたび二至二分の間に新月が3回挟まることになります。
 その時に閏月を入れて、春分2月、夏至5月......という原則を守るのです。

 では間にある三つの月のどれを閏月とするのか。

 二十四節気には、「立春」「啓蟄」など月の上旬に来るものと、「雨水」「春分」など中下旬に来るものとがあり、前者を節気、後者を中気と呼びます。
 二至二分の間にある中気は2回、月は3つ。ということで、中気のない月を閏月とするのです。

 なるほど、そういう決まりだったのですね。
 節気は季節の移り変わりを映すので気になって、二十四節気をカレンダーに書き込んだりしていましたし天気情報などでも触れられますが、それに「中気」という区別があることを知りませんでした。

 今回「171年ぶりの閏九月」ということで珍しいな…というところから始まったことでしたが、身近な生活の中に「暦」や「旧暦」が既に息づいていないことをひしひしと感じることとなりました。地方で農業を営んでいる方からは、まだ様々な農事や行事の中に旧暦を元に開催されるものが多く、身近というお話を伺ったのですが…。
 暦のことなど様々知るきっかけになりました。

 数年前に「天地明察」ブームとも言えるものがあり、本を読んだり映画を観たりしたのですが、全く掘り下げが足りなかった・勉強不足だった自分が情けないです。(--;
 ちなみに、現在使われている「天保暦」(最後の太陽太陰暦)は、「天地明察」の渋川春海の子孫の渋川景佑が編み出したものだそうで…。
 しっかりつながっていたのですね!

 この「天保暦」では、「旧暦2033年問題」というものが存在するそうです。
 さて、現代で暦を司る国立天文台では、どのように対処されるのでしょうか?


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