空のkiroku 雑記帳@goo

by 日蝕貧乏知恵者猫
この前、空を見上げたのはいつですか?☆彡
すぐ目の前にも美しさと不思議が溢れています!

オーロラ・シーズン開幕

2005-08-23 04:37:20 | (旧)kiroku:sky/オーロラ
 アラスカ・フェアバンクス郊外のポーカーフラットに設置されているオーロラ・ライブカメラに、今シーズン初めて明るいオーロラが捉えられていました!

 独立行政法人情報通信研究機構(NICT)設置
 The Aurora Live
 映像画像検索>8月 を指定

 4月中旬に白夜の訪れで見えなくなってから、4ヶ月ぶりの舞い。
 現地時間23日0時半頃~15分程度、頭上から明るい光が降り注ぎ、うねっているのが確認できました。
 その後、次第に雲が厚くなってしまい…ただいま現地3時過ぎですが、オーロラは見えなくなっています。
 まだ真っ暗になる時間は数時間ほど。
 北の地平線のほんの少し下に顔を隠した太陽は、雲の下端を赤く染め、その上にはオーロラが…。
 1日に7分近く昼間が短くなって行くフェアバンクス。
 夜の闇が優勢になるにつれて、オーロラも姿を現してくれるようになるでしょう。

 今夏も山火事の影響で度々煙霧の到来に悩まされているフェアバンクスですが、昨夏よりは頻度が少ないようで、もう少し早く会えるかと思っていたのですが…。
 昨年は8月21日に「シーズン開幕宣言」だったので、ほぼ同じですね。
 http://sky.ap.teacup.com/lummox/26.html
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オーロラが戻ってきた!

2005-08-12 10:49:21 | (旧)kiroku:sky/オーロラ
(8月17日追記)

 昨日、フェアバンクス上空に三晩連続で夜光雲が現れているという書き込みをしました。
 これまでリアルタイムでライヴカメラを見たり、静止画像(?)でしかチェックしていなかったのですが、今、8月の夜光雲が出ていた夜の動画を見てみました。(2日、8~10日分)

 すると、8日分の動画には、ごく短い上に薄くて分かりづらいのですが、オーロラ・アークが写っているのが分かりました。静止画だと薄くて気づかなかったものが、動画で認識できたのかも知れません。
 9日分に至っては、これも一瞬ではあるものの、天頂で明るいオーロラが翻る様子が分かりました。ほぼリアルタイムで画面をチェックしていた筈なのだけれど、片時も離れず逐次チェックしていた訳ではないので、見逃してしまったのでしょう。
 この夜は夜光雲も素晴らしく、現地ではオーロラとの共演を楽しめたことと思います。

 夜の時間がもう少し長く暗くなれば…。
 フェアバンクスの空でオーロラがハッキリと踊りだすのも、もうすぐ!

The AURORA Live by NICT
 
 ライブカメラ→ライブカメラ
 過去画像、映像→映像・画像検索

★☆★

8月17日追記分です。

 カナダ・ユーコン準州ホワイトホースにいらっしゃる谷角 靖さんのblogに、8月11日に撮影された今シーズン初のオーロラが掲載されています。
(ご無沙汰しております!ご多忙のようですが、充実した夏をお過ごしのようで何よりです!>谷角さん)
 まだ夜が短いので、地平線にはオレンジ色が残っていて、水面に写る晩夏のオーロラは、天と地が恋のデュエットをしているようにも思えます。
 

 7月10日には、アルバータ州エドモントンで夜光雲と一緒にオーロラが撮影されていました。
 詳しくは、お手数ですが拙サイト内の『オーロラ報告2005-2006』をご参照下さいまし。
 

 フェアバンクスでは、この数日Beaver Creekの山火事からの煙霧が断続的に流れて来ているようで、風向きによっては、カナダ国境付近のBoundary Creekからの煙も流れてくるでしょう。
 天気予報も『煙霧』のサインが出ていることが多く、ライヴカメラでもオーロラを望めずにいます。(;_;)
(当blogの左サイドにあるフェアバンクスのお天気チェッカーが、時折『Smoke』になっていることがあるのにお気づきでしょう。お天気としてはヘンな感じがしますが…。ちなみに『Volcanic Ash』(火山灰…降灰の方が良さそう)というのもありました。)

 http://activefiremaps.fs.fed.us/fireplots/akx2005228_0700.jpg
 http://fire.ak.blm.gov/news/news_1.htm

 http://fire.ak.blm.gov/
 http://firewx.arh.noaa.gov/
 http://www.nifc.gov/fireinfo/nfn.html
 http://www.nifc.gov/firemaps.html
 http://www.dnr.state.ak.us/forestry/fire/
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ポカポカ地球家族

2005-03-10 12:39:06 | (旧)kiroku:sky/オーロラ
◆『ポカポカ地球家族
 テレビ朝日系列
 2005年3月12日(土) 18:30~18:54
 BS朝日
 2005面3月18日(金) 21:30~21:54
 2005年3月19日(土) 17:00~17:24

 アメリカ・アラスカでロッジを経営している一家を紹介します。



 アラスカ州フェアバンクス在住の古い知人である熊谷夫妻(こう呼ぶのはピンと来ないなぁ…Mokさん&あっこさんのほうがしっくり!)がTV番組にご出演されます。
 フェアバンクス郊外の丘の上に友人と自ら建てたログキャビンで、一年を通してアクティヴィティを提供されている彼らは、素敵なカップル。
 オーロラ・シーズンには多くの方が彼らのキャビンでオーロラ・ウォッチングを楽しみ、Mokさんが釣った鮭で作られる鮭茶漬けに舌鼓を打ち、会話にも花が咲き…ということで、リピーターも多いそうです。

 私が訪れた時には他にお客様はいらっしゃらなくて、外にはものすごいオーロラが乱舞していたにも関わらず、お話が楽しくて飲み物を頂きながらずっとお部屋の中に居たという…。(^^;;)
(お疲れのところ、ありがとうございました!>Mokさん&あっこさん)

 その時の貴重な(?)一枚が、この発言の…そしてblogのタイトル部分の背景に使っているオーロラ画像です。
 さすが北の視界が開けた丘の上に建つキャビンからの眺めは素晴らしく、オーロラのカーテンが目の前や時には眼下に見え、手を伸ばせば届きそう…というのを体験することが可能です。
 工夫すれば、オーロラのカーテンに触れている写真も撮れそうですよ。

 現在はまだオーロラ・ウォッチングのみで宿泊施設はないのですが、ゆくゆくは宿泊棟の建設も考えていらっしゃるそうです。
 宿泊を望んでいる人の声はますます大きくなっているのですが、彼らの生活を見ていると、その実現はいつ?なんて思ってしまったり…。(^_^;)
 その羨ましい生活ぶりを番組中で拝見することが出来そうです。

◆ポカポカ地球家族
 http://www.tv-asahi.co.jp/chikyukazoku/

◆Aurora Borealis Lodge
 http://www.mosquitonet.com/~deepalaska/
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From Alaska

2005-02-23 21:26:59 | (旧)kiroku:sky/オーロラ
 2月23日(水) 午前3時20分。
 アラスカ州フェアバンクスよりお届けしております。
 
 リアルタイムでオーロラ報告・・・なんて出来たら良いのですが、そこまでの気力と元気はないもので。(^^;)
 画像をピックアップして載せられるようにするまでが、かなり時間を喰う作業でもあり、現実的にあれこれやらなければならないことも多く、アクセスに割ける時間も限られています
 現地からアップできるのはほんの少しになりそうですが、『空のkiroku 雑記帳』にて『アラスカ オーロラ便り2005』を少しずつアップ中です。

http://sky.ap.teacup.com/lummox/
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Man made Aurora

2005-02-06 01:47:28 | (旧)kiroku:sky/オーロラ
オーロラ:発生時の強風現象 情通研など初めて観測
 オーロラ発生時に台風並みの強い風が広範囲に吹いている現象を、独立行政法人・情報通信研究機構(東京都小金井市)と米アラスカ大が世界で初めて観測した。オーロラがよく出現する北極や南極はオゾン層破壊や温暖化が他地域に比べ顕著に現れるため、研究グループは今後、オーロラが地球環境に与えている影響を探る計画だ。

 研究グループは、粒子が大きなエネルギーを持っていることから、地球の大気に変動を与えている可能性があると推測。オーロラの光を詳細に測り、発生している周囲の風速などを分析できる装置を開発し、03年2~3月、米アラスカ州中部の300キロ離れた2地点で観測した。

 その結果、2地点ともオーロラを観測できたのは13日間で、オーロラの北側では宇宙に向かう風が、南側では地表方向への風が吹いていることが分かった。風速は平均で秒速約30メートルで、オーロラが発生している1~2時間継続していた。
(抜粋…しちゃったけれど、良かったのかな?^^;;)

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050205k0000e040067000c.html
毎日新聞 2005年2月5日 15時00分
(リンク先がいつまで閲覧可能か分からないけれど…)


 をを!
 あの時の結果から、上記のようなことが分かったのですね!>石井さん
 おめでとうございまぁ~す!!!(^^)/

 素人としてフト思ったのは、新聞記事を読むと「オーロラが発生すると地上でも台風並みの強風が吹く」と受け取られてしまうかも?ということでした。
 観測ロケットを目撃、近場に居た身として申し上げるとすれば、強風どころかそよ風も吹いていませんでした。ほぼ無風…レンズが凍って大変でした。(^^;;)
 でも、上空では強風が吹いていた…ということなのですね?


 アラスカで2003年3月25日と27日に、この現象を観測するために打ち上げられたロケットを目撃しました。その時はオーロラ観測ロケットだと思っていたのですが、知識で知っている人工オーロラとは違うよう。流星痕と似ていたので高層大気の流れを調べているのではないかなぁ…なんて思って眺めていました。

 以下、ノイズリダクションなしのコンパクト・デジカメでチョコっと撮影しただけなので、画質は悪いですが載せておきます。
(フィルムで撮影した方はスキャンしなくてはならないので…いつになるやら。^^;;)

★☆★

 25日0:50。
 フラッシュが光ったように北の空が一瞬明るくなり、みんなで「今のは何だろう?」と話していました。それからかなり経ってから、オレンジ色の軌跡が天頂に向かって延びていきました。
 「あっ!オーロラ観測ロケットが打ち上げられたんだ!」
 でも、以前チナで見たオーロラ観測ロケットは、オーロラが活発な時に打ち上げられていたよなぁ。ここから見える限りは、今夜は北の空低くに出ているだけなのに。

 そう思っていたら、ゴゴゴゴゴォ…と、ロケットエンジンの轟音が聞こえてきました。やっぱり光のほうが速いんだ、なんて思ったりして。(撮影していた場所とロケット打ち上げ場所とは、少なくとも約40km以上離れています。)


2003.3.25 00:55 露出25S

 オレンジ色の軌跡が夜の闇に吸い込まれて消えてしまい、しばらく何も起こらなかったので油断していたら、一点から何かがフワッと現れ、風になびくように少しずつ形を変えていきます。
 ややっ!これは本で見た人工オーロラか?!
 大慌てで撮影開始。


2003.3.25 1:13 露出28S

 1基目が打ちあがってから10分。今度は紫色の光の尾を引くロケットが打ちあがり、天頂で何かを放出。しばらくしたら、ピンク味を帯びた白っぽい何かが、不思議な形(遺伝子みたい!)に広がっていきます。次々に励起されていくのか、ポッ…ポッ…ポッ…と、光が瞬きながら続いていきました。


2003.3.25 1:15 露出60S

 デジカメの電子ズームで撮影したので、画像ザラザラですが…バリウムの人工オーロラでしょうか。本で見たのは、こういう形じゃなかったけれども。
 それで、高層大気の流れを観測しているのかな?…と思ったのでした。


2003.3.25 1:19 露出33S

 北天ではメチャクチャ明るい人工オーロラ(?)が発生!
 ロケット雲のような尻尾が見えます。


2003.3.25 1:20 露出33S

 ここから見ると北天低くですが、ロケットはきっと北へ飛んで行って、天頂に出ている本物のオーロラのカーテンに投入されたのでしょう。


2003.3.25 2:11 露出60S

 1時間近く経つのに残骸はまだ残っていましたが、本物の(?)オーロラは北の空低くに出ているだけですねぇ。

★☆★

 このロケット打ち上げには通総研も関わっていたそうです。(現:情報通信研究機構=NICT)
 UAFのIARC(国際北極圏研究センター)と共同で行っている「アラスカ・プロジェクト」(光と電波を利用して北極圏の環境を計測)の一環で、今回のロケットはHEXロケットといい、オーロラの近くの風を観測するものとのこと。
 しかし、打ち上げが一ヶ月以上も延びたため、実際には観測装置を自動観測モードにして帰国されたとか。
 データはきちんと取れていたので、今回の結果発表となった訳ですね。

 ロケットは2段式で、オーロラが発生する高度150kmの軌道上にTMA(トリメチルアルミニウム)という発光物質を散布しながら飛行。この軌道が風にあおられて変形する様子を、地上からカメラで撮影していたとのことです。
 やっぱり、流星痕と同じだったのかぁ?!

 この夜に打ち上げられたのは、下記の2基でした。

◆1基目◆
 35,034号機(Black Brant X 35.034 UE)
 打ち上げ時刻 2003年3月25日 0:50(AST)
 打ち上げ角 方位角:359.5度、仰角:75.5度
 最高到達高度:155.6km

◆2基目◆
 41,034号機(Taurus Orion 41.034 UE)
 打ち上げ時刻 2003年3月26日1:09(AST)
 打ち上げ角 方位角:10.0度、仰角:75.8度
 最高到達高度:230.6km


 珍しいものを拝見することができました!(^^)/ 
 先輩が25日、27日共にビデオ撮影にも成功!
 貴重な映像かも!?

 ロケットを打ち上げたポーカー・フラットに程近いクリアリー・サミットでは、チャックさんとウルリケさんが沢山の画像を撮影されています。
 40kmの差は大きいなぁ…。
http://science.nasa.gov/spaceweather/aurora/gallery_01mar03_page2.html
コメント (1)
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