日蝕遠征より戻ってから、留守中のジャンク・メイルの数に驚いたのかパソコンが壊れてしまったり(念のために申し上げると、ウィルスではなさそう)ちょっと多忙が重なったりで、すっかりご報告が遅くなってしまいました。m(_ _)m
そうこうしているうちに、太陽を隠したお月様(新月)が満月を迎えようとしています。(^^ヾ
今回、無事に黒い太陽を眺めることが出来ましたっ!
お天気が優れなかった場所が多い中、諸手を挙げて言うのは申し訳ないような恐れ多いような気持ちがします。
ちなみに、NHKが生中継を行った『ぱしふぃっくびいなす』に乗船、北硫黄島近海で皆既日蝕を観測出来ました。
前日まではどんよりと重苦しい雲が空を覆って時折雨が降ったりでしたが、船長や機関士、そして関係者の皆様のご尽力で晴天域へ到達、皆既中も雲を避けて下さり、素晴らしい日蝕を体験出来ました。
(船での日蝕観測は21年前の小笠原沖の『にっぽん丸』以来ですが、あの時もドンピシャ!で雲を避けて下さっての観測でした。第3接触直後に雲が来襲で、本当に危機一髪だったのです!*_*;)
素敵なクルー&スタッフの方々、同行&同乗の皆様に恵まれて、心よりお礼申し上げます。
天の神様にも感謝です。
同船での日蝕の状況が分かりやすいと思うので、以下にNHKの生中継番組のクリップを貼り付けておきます。
同行した私を知っている人にしか分からない程度ですが、TVにも写っていた模様です。(でも、下に掲載している生中継の番組中ではありません。^^;;)
・46年ぶりの皆既日食・太平洋上
大きな動画画面は、上の画面をフルスクリーン・モード(右下2つめのボタン)でご覧頂くか、こちらからご覧下さい。
同じく『ぱしふぃっくびいなす』船上で広瀬洋治さんが撮影された画像。
・コロナ
・コロナの流線強調画像
・第2接触のダイヤモンドリング
・皆既中の星空
冬の星座オリオン座やおおいぬ座、こいぬ座、そしてカノープス(りゅうこつ座)まで捉えられています!
私が見えたのは金星と水星、そしてシリウスでした。
・第3接触のダイヤモンドリンク
ダブルのダイヤモンドリングで、彩層のピンク色が見事でした!
・本影錐の移動
・気温・湿度の変化
・的川泰宣先生のコラム
久しぶりの月の影の真下で、つくづく思いました。
同じアドレナリンが出るにも、オーロラの方が少しは楽かも…と。(^^;;)
こんなことを言うのは滅相もない&オーロラに怒られそうですが、緊張度が違うように思いました。
短期集中決戦の皆既日蝕は、本当にバクバク&バタバタで失敗率が余りにも高い!
これは、予行練習や準備が圧倒的に不足している、怠け者だからなのかも知れませんけれど。(^_^;)
精密機器の熱対策はしたつもりだったのですが、直射日光が照りつける甲板は45℃以上にもなり(陽を避けての計測ですが、いい加減な参考値^^;;)、パソコンが熱暴走したようでした。(T_T)
皆様にご披露出来るようなシロモノが手元に残っていないかも!?ガァ~ン!(@_@;)
オーロラも失敗ばかりなのには違いないのですが、緊張の種類が違うとでも言うのでしょうか。
同じ天空のスペクタクルですが、何があってもその時がやってくる現象と、いつ・どんな規模のものがやってくるのか全く分からない現象との違いなのでしょうか?
太古の昔、日蝕のメカニズムがまだ解明されない頃の人々とは違い、いつ・どこで皆既日蝕が起こるのか分かっているからこそ、そこを目指す訳ですが、荘厳で厳粛な瞬間(時間)であり、太陽と月とが一直線に並んでいて、その真下に自分が居るのだというイメージ=宇宙を自然と意識しました。
これはオーロラを見ている時にも思うことですが、何か違う…何なのでしょう?
この数年、訳あって熱中症のリスクがとても高くなってしまい(そんな訳で、これまでにも何度も遠征を諦めざるを得ませんでした。T_T)、今回は夏の最中の日蝕ということで本当ならば最も避けるべきところ、船という楽が出来る環境で観測に行けるということで、夢が叶いました。
私にとっては1991年メキシコ日蝕の1サロス後という、意味ある日蝕でもあります。
「一目見られるだけでもラッキー!」と思って臨んだ日蝕で、それが果たせたという点では、本当に感謝以外の言葉はありません。
今回は初めて母も連れて行き、無事見せることも出来たので嬉しかったです。
熱中症対策も抜かりなく、色々準備したおかげか、元気に戻ってこられました。
(気が抜けたのか、帰宅してからダウンしてしまったけれど…。*_*;)
…とは言うものの、本当に運良く、久しぶりに黒い太陽を眺められた至福と共に、撮影の失敗がどういう訳かかなり後を引いている自分に驚きを感じています。
こんなことを言ったら、贅沢かしらん。
申し訳ありません。m(_ _)m
くよくよしても仕方ありませんね。
「運良く見られた!」というラッキーを大事にしたいと思います。
画像はまだ手付かずのまま。
お目汚し程度にしかならないと思いますが、そのうち何かご披露出来ればと思います。
そうこうしているうちに、太陽を隠したお月様(新月)が満月を迎えようとしています。(^^ヾ
今回、無事に黒い太陽を眺めることが出来ましたっ!
お天気が優れなかった場所が多い中、諸手を挙げて言うのは申し訳ないような恐れ多いような気持ちがします。
ちなみに、NHKが生中継を行った『ぱしふぃっくびいなす』に乗船、北硫黄島近海で皆既日蝕を観測出来ました。
前日まではどんよりと重苦しい雲が空を覆って時折雨が降ったりでしたが、船長や機関士、そして関係者の皆様のご尽力で晴天域へ到達、皆既中も雲を避けて下さり、素晴らしい日蝕を体験出来ました。
(船での日蝕観測は21年前の小笠原沖の『にっぽん丸』以来ですが、あの時もドンピシャ!で雲を避けて下さっての観測でした。第3接触直後に雲が来襲で、本当に危機一髪だったのです!*_*;)
素敵なクルー&スタッフの方々、同行&同乗の皆様に恵まれて、心よりお礼申し上げます。
天の神様にも感謝です。
同船での日蝕の状況が分かりやすいと思うので、以下にNHKの生中継番組のクリップを貼り付けておきます。
同行した私を知っている人にしか分からない程度ですが、TVにも写っていた模様です。(でも、下に掲載している生中継の番組中ではありません。^^;;)
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・46年ぶりの皆既日食・太平洋上
大きな動画画面は、上の画面をフルスクリーン・モード(右下2つめのボタン)でご覧頂くか、こちらからご覧下さい。
同じく『ぱしふぃっくびいなす』船上で広瀬洋治さんが撮影された画像。
・コロナ
・コロナの流線強調画像
・第2接触のダイヤモンドリング
・皆既中の星空
冬の星座オリオン座やおおいぬ座、こいぬ座、そしてカノープス(りゅうこつ座)まで捉えられています!
私が見えたのは金星と水星、そしてシリウスでした。
・第3接触のダイヤモンドリンク
ダブルのダイヤモンドリングで、彩層のピンク色が見事でした!
・本影錐の移動
・気温・湿度の変化
・的川泰宣先生のコラム
久しぶりの月の影の真下で、つくづく思いました。
同じアドレナリンが出るにも、オーロラの方が少しは楽かも…と。(^^;;)
こんなことを言うのは滅相もない&オーロラに怒られそうですが、緊張度が違うように思いました。
短期集中決戦の皆既日蝕は、本当にバクバク&バタバタで失敗率が余りにも高い!
これは、予行練習や準備が圧倒的に不足している、怠け者だからなのかも知れませんけれど。(^_^;)
精密機器の熱対策はしたつもりだったのですが、直射日光が照りつける甲板は45℃以上にもなり(陽を避けての計測ですが、いい加減な参考値^^;;)、パソコンが熱暴走したようでした。(T_T)
皆様にご披露出来るようなシロモノが手元に残っていないかも!?ガァ~ン!(@_@;)
オーロラも失敗ばかりなのには違いないのですが、緊張の種類が違うとでも言うのでしょうか。
同じ天空のスペクタクルですが、何があってもその時がやってくる現象と、いつ・どんな規模のものがやってくるのか全く分からない現象との違いなのでしょうか?
太古の昔、日蝕のメカニズムがまだ解明されない頃の人々とは違い、いつ・どこで皆既日蝕が起こるのか分かっているからこそ、そこを目指す訳ですが、荘厳で厳粛な瞬間(時間)であり、太陽と月とが一直線に並んでいて、その真下に自分が居るのだというイメージ=宇宙を自然と意識しました。
これはオーロラを見ている時にも思うことですが、何か違う…何なのでしょう?
この数年、訳あって熱中症のリスクがとても高くなってしまい(そんな訳で、これまでにも何度も遠征を諦めざるを得ませんでした。T_T)、今回は夏の最中の日蝕ということで本当ならば最も避けるべきところ、船という楽が出来る環境で観測に行けるということで、夢が叶いました。
私にとっては1991年メキシコ日蝕の1サロス後という、意味ある日蝕でもあります。
「一目見られるだけでもラッキー!」と思って臨んだ日蝕で、それが果たせたという点では、本当に感謝以外の言葉はありません。
今回は初めて母も連れて行き、無事見せることも出来たので嬉しかったです。
熱中症対策も抜かりなく、色々準備したおかげか、元気に戻ってこられました。
(気が抜けたのか、帰宅してからダウンしてしまったけれど…。*_*;)
…とは言うものの、本当に運良く、久しぶりに黒い太陽を眺められた至福と共に、撮影の失敗がどういう訳かかなり後を引いている自分に驚きを感じています。
こんなことを言ったら、贅沢かしらん。
申し訳ありません。m(_ _)m
くよくよしても仕方ありませんね。
「運良く見られた!」というラッキーを大事にしたいと思います。
画像はまだ手付かずのまま。
お目汚し程度にしかならないと思いますが、そのうち何かご披露出来ればと思います。
近く日食報告会があるそうでまだまだ楽しめそうです。今日は突然秋が近づいた涼しい夜です。
星空も久しぶりにしっかり見上げました。
こちらの記録では一昨日の投稿はなかったようで、書き込みエラーが出たようです。
折角書き込んで下さったのに、申し訳ありません。m(_ _)m
お近くで日蝕報告会の開催があるのですか?
東京では、10月25日に日食情報センター主催のものがあるそうで、今から楽しみにしています。♪
今朝方はひんやりと涼しく、昼間も30℃とは言いながらも湿度が低めで風があるので、久しぶりにエアコンを使わずにいられます。(でも、汗はかく^^;;)
「子どもの頃の夏休みって、こんな感じだったなぁ…」なんて、思っていました。
空もそろそろ秋の気配です。
はい、前に予習してくださったNPO法人さんが無料でしてくださるのでラッキーです。