アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

チャルチャル&船原徹ライブin音や金時

2018年11月18日 23時39分50秒 | ライブ















11月15日は、久々の音や金時でのライブに参加した。仁子さんと相沢さんが新ユニット、「チャルチャル」を結成後、船原さん(以前から共演しているパーカッショニスト)が加わり、ぐっと厚みのある演奏を堪能。やはり打楽器が加わると、一味もふた味も違った音楽が奏でられる、と再認識。

今回は船原さんの打楽器群が実に興味深く、妙なる響きを奏でる初めて見る楽器の数々に魅了された。

楽曲的にはユニット名になっている、「チャルチャル」のアレンジが面白かった。rock的な旋律となり、より聴きやすく親しめる曲になった。

ライブ終了後打ち上げに加えて頂き、西荻駅近くのギリシャ料理店で楽しくワイワイと楽しいひと時を過ごした。白濁とした甘い香りと味のギリシャの酒「ウーゾ」。調子こいて飲むと危険、危険。アルコール度数が高いのだ。ラクの仲間である

藤井良行&相沢恭行ライブinヴィオロン

2018年11月07日 00時21分25秒 | ライブ









先週の土曜日、名曲喫茶ヴィオロンでのライブに参加した。ヴィオロンは有名なクラシック喫茶で、学生時代から一度はお邪魔したいなぁと考えていた。民族音楽のライブや詩の朗読会など、イベントスペースとしても知られた存在である。

今回は藤井さんと相沢さんのジョイントライブ。
藤井さんは、サズ(トルコの民族楽器)の名手で日本の第一人者だ。相沢さんはご存じシンガーソングライター、イラク支援者で、アラブ音楽にも造詣が深い。

サズはoudとまた違った、金属的な独特な音色で非常に個性的で魅力タップリ。藤井さんの演奏はアラブ音楽祭で接し、一発で虜に。ライブ見参となった次第。

サズとギター、音色は全く違うが思いの他良い組み合わせで、oudとはまた違った味わいで楽しめた。

演奏終了後ヴィオロンのマスターにお話しを伺った。なんとホーンシステムは自作。コイルを手巻きされたそうで、これには驚いた。アンプは真空管方式で球はフランス製とのこと。もちろんこちらも自作。お昼の喫茶タイムに再訪し、ジックリ聴いてみたい。


動画はこちら


昼は航空祭、夜はライブとダブルヘッダーで流石に疲れた。今日はノンビリ自宅でマッタリである。

荻野仁子Live at月の砂漠

2018年09月17日 01時33分47秒 | ライブ






今日は一昨日に続き、ライブ。音楽と映像で巡る地中海&中東音楽トーク&ライブと銘打ち仁子さんと相沢さんのDUOライブである。場所は池袋は「月の砂漠」、中近東料理レストランだ。今回は仁子さんのCDリリース記念ライブ、あいにくCDは間に合わなかったがアルバムからの一曲「群青」を演奏して頂いた。もちろん、唄も。これが素晴らしい。!!心にジ~ンと沁みた。

演奏と同時に、「中世スペインのイスラム文化」。と題しoudとイスラム文化の背景を解説するプレゼンがあり、より理解が深まった。

もちろんCDを予約。
今から楽しみ楽しみ。(^^)

第5回アラブ音楽祭

2018年06月17日 22時53分16秒 | ライブ














今日は「音や金時」で開催された第5回アラブ音楽祭に参加した。第一線のアラブ音楽家達が一堂に会する大イベントである。参加ミュージシャン20名以上、15時スタートで終わったのがなんと21時近く。6時間近伊長丁場だったが、全員個性的で同じ楽器でも人によって音色の違いが大きく、まったく飽きなかった。マイクなしでもライブ会場の隅々まで届く、声量豊か声の持ち主には度肝を抜かれた。スレンダーな松本泰子である。初めてみるトルコの楽器にも驚かされた。5部構成で各パートテーマがあり、内容豊富。とりわけ、第1部と第5部での参加ミュージシャン全員によるアンサンブルは迫力満点だった。

もちろん、仁子さんも参加されoudと唄を堪能した。彼女の師匠っであっる常味さんの演奏に初めて接した。さすが日本のoud奏者の草分け、本家本元は超絶テクニック。一音一音明確で演奏に切れがあり、音の粒立ちがまるで違う。

4部、5部となると演奏も白熱大団円に近づく熱気が渦巻いていた。観客も興奮の坩堝、なんだかアラブの宴会に迷い込んだかのような錯覚に囚われた。

Trio1140 Live in 音吉MEG

2018年05月29日 23時41分37秒 | ライブ










今宵は久々にJazz live。最近すっかりアラブ音楽に魅せられ本家のライブはとんとご無沙汰だった。場所は音吉MEG、言わずと知れた新生MEGである。寺島さんがご高齢(80歳)のため引退。4月から柳本さんが新オーナーとなり、リニュアールオープンしたのだ。学生時代は良く通ったものだが、社会人になってから2度目3三十数年振りの再訪である。

今日のライブは里子さんのバイオリンが聴きたくて出かけたのだ。彼女は毎年クルマ仲間の新年会で演奏を聴かせて頂いていて、ぜひ一度ジックリ聴きたいなぁ、と思っていた。偶然MEGのライブにブッキングされた、というわけである。演奏はトリオ、その名もTrio1140。三人はバークリーの同窓生で、1140はバークレーの所在地とのこと。バイオリン、ベース、エレキギターという異色の組み合わせだ。

さすが炎のバイオリンの里子さん、ベースやエレキギターに負けじと豊かな音量と、グイグイと迫る力強い演奏。それでいてどこか優しい響きがあり、魅了された。素晴らしい。ベースはウッドベース、ブンブンと唸る生ベースは聴いていて心地よかった。エレキギターは、達者な速弾きで流れるようなフレーズを醸し出す。



メンバー

嶌田憲二(bass)

森里子(vln)

狗村光(Eg)

お馴染み三人組ライブ

2018年05月13日 16時59分15秒 | ライブ












昨日はお馴染み三人組の荻野仁子&相沢恭行&船原徹矢共演のライブである。会場は抜群の音響効果を誇るライブハウス「音や金時」。

仁子さんは今回、コスプレで登場。なんでも漫画アルスラーン戦記に登場する「ギーヴ」というキャラクターが、まさにこの出で立ちで登場とのこと。そっくりらしい。(^^)
三人の息合った演奏と音響効果で素晴らしいライブとなった。とりわけ、めったに聴くことができない、船原さんのパーカッションソロが印象的だった。

DATで録音実施。前回の失敗に懲りてACアダプターを持参。マイクアレンジも工夫し今回はバッチリ録音できた。それにしてもマイク、ケーブル、マイクスタンド、モニター用ヘッドホン等機材一式運ぶと嵩むし、なにより重い。とりわけ、マイクスタンドは単体で3,4Kgあり占めて総重量10Kgほど。リックには入りきらず、手提げのバックを使用。機動性に欠けますな、DATの生録。ACアダプターも旧式で大きく重いから次回から、予備のバッテリー持参に変更かな。?


動画はこちら


アラブ民族音楽ライブのお知らせ

2018年05月10日 02時08分02秒 | ライブ


来たる5月12日(土曜日)西荻窪の「音や金時」でアラブ民族音楽のライブがあります。
このblogではおなじみの友人である荻野仁子さん、相沢恭介さん、船原徹さんが出演、JAZZとはまた違った音楽の調べに耳を傾けませんか。?MC2,700円と格安。(笑)

簡単に三人のプロフィールを紹介します。



荻野仁子(oud&Vocal)
日本の女性oud奏者の第一人者。classic音楽の素養を背景にした確かな演奏テクニックは、聴く者を虜にします。最近は異分野の音楽ジャンルとの共演を積極的にチャレンジ。別嬪さんですぞ。(笑)





相沢恭介8guitar&vocal)
イラク難民支援者にしてシンガーソングライター。熱い思い込めた唄は多くの女性ファンを魅了。最近CDをリリース、京都を中心にライブ活動を展開中です。




船原徹矢(percussion)
中近東打楽器のフレームドラム「Req(レク)」の数少ない日本人演奏家として、アラブ音楽、トルコ音楽等で演奏。ダラブッカも用い、ベリーダンサー、ジャズ、ラテンなどとのセッション。コンテンポラリーダンサー、映像作家とのコラボレーションなど、都内を中心に精力的に活動。(以上HPからの抜粋)
船原さんは空手の有段者かつボディビルダー、鍛え抜かれた身体から発する優しい調べは聴く者を中近東の世界に誘います。2ビートでも4ビートでもないリズムは、エキゾチック。



会場の「音や金時」は最高の音響環境で都内屈指のライブハウス。響きが自然でPAが不要なくらいです。音楽ファンには必聴の空間ですよ~。




荻野仁子 in Earth day 2018

2018年04月24日 22時45分20秒 | ライブ












日曜日は5年ぶりに代々木公園へ出没。原宿駅は物凄い人出であふれかえるばかり。いやはや、いつ来ても賑やかである。それにしても暑い。木陰を歩いたにも関らず立ち止まると汗が噴き出す始末。

お目当てはEarth day 2018内での仁子さんのoud演奏。シリア支援団体サダーカ&アレッポの石鹸というブース内で、15時からミニミニコンサート開催である。シリアの石鹸は文字通り、シリアで作られた石鹸でオリーブオイルをたっぷりのお肌にやさしい優れもの。ブースでは慶応大学の学生さんによる、シリア難民キャンプでの生々しい現地レポートのプレゼンがあり、チャラチャラした若者が多い中、シリア難民の現状に憂い悩む真摯な姿勢に感銘した。

喧騒の中、しかもテント内で隣の声が筒抜けるという悪条件ながら、立ち見の人も出る盛況で、心のこもった演奏に集まったオーディスは聞き入っていた。個人的には「ジャスミンの樹の下で」が久々に聴けたのが嬉しかった。

相沢恭行CDリリース記念ライブin月の砂漠

2018年04月16日 22時23分22秒 | ライブ












昨日はYACHこと相沢さんのCDリリース記念ライブに参加した。場所は池袋の「月の砂漠」、ヨルダン料理店である。ゲストミュージシャンはお馴染み仁子さん(oud)と船原さん(perc)のお二人。レコーディングメンバーでもある。

中近東式の着座にてテーブルが、ない。胡坐を組むスタイルである。前回のライブのリベンジにて、バッテリーを新品に交換したDATを持参。30年ぶりに生録実施である。

演奏は相沢さんの熱唱を二人が優しくカバーする感じで、1部はオリジナルを中心に日本語の歌、2部はアラブの歌である。「月の砂漠」はデコレーションに部屋全体を布で覆い、いかにも中近東レストランらしい演出がなされている。音はどうしてもデッド、正直響きが欲しいところ。ライブスポットではなく、レストランにて致し方なし。

生録、あろうことか1時間で電池切れ。新品のバッテリーにも拘らずである。おかしい。TEACに相談だな。DATは初めての録音にて、やはり上手く録れておらず失敗。また音像がセンターに寄ってしまい右chからの音が小さい。当然予想してマイクを左右に振ったにも拘わらずにだ。メーターは左右振れているから、信号自体は問題なさそう。もちろん、右chからもチャンと出力はしている。スピーカーからの出音も確認済み。マイクアレンジの問題だろう。もっと左右にマイク位置を振らないとダメなのだろう。修行が足りませんな。

演奏終了後は奏者三人を囲み懇親会。これがまた楽しい。14時半に始まりライブは17時に終了し、その後22時まで楽しい宴は続いた。大きな羊の肉料理を始めとする、ヨルダン料理の数々に舌鼓を打った。お酒もタップリ。少し飲み過ぎた。(笑)

荻野仁子ライブ in JameJam

2018年03月22日 00時45分53秒 | ライブ











今日は新年、もちろん日本ではない。
ペルシャ(イラン)のノウルーズ(新年)だ。ということで、ペルシャ料理レストランでのライブに参加。もちろん、仁子さんがoudを演奏するのだ。
今回はバイオリンとパーカッションが加わった三人編成。そしてベリーダンスもありの、豪華な布陣。16時スタートの1部にて、雰囲気もいつものライブと異なりどこかのんびり、そして祝祭的な雰囲気に溢れ、ゴージャスなひと時となった。

ベリーダンサーの、Tamakiさんのダイナミックな舞いに圧倒された。音楽に踊りが加わりグッと雰囲気が変わった。さながら、イランの結婚式に参加したかのような錯覚に陥り、なんとも贅沢な午後である。oud、vn、perの組み合わせが奏でるサウンドはなんとも優雅。哀愁を帯びた旋律が空間を埋め、エキゾチックな気分に浸れた。



動画1




動画2

荻野仁子&マツモニカDuo Live in音や金時

2018年03月16日 22時26分07秒 | ライブ








昨日は恒例の荻野仁子ライブに参加した。前回同様、場所は西荻の「音や金時」。今回は異種格闘技的なDuoコンサート、ハモニカの名手、マツモニカこと松本さんとのジョイントライブである。
oudとharmonicaでは音量、音階の広さでは拮抗はムリかな、と思っていたのだが差にあらず。harmonicaがあんに表情豊かで、リアリティーある旋律を奏でるとはビックリ。さすがマツモニカさんである。譜面なし、仁子さんの変拍子攻勢にもめげず、丁々発止のやり取り、スリリングで聴き応えタップリ。

素晴らしい。!!

印象的だったのはオーディエンスにお仲間のプロのミュージシャンが毎回いらっしゃること。今回もJazz guitarの名手、小畑さんがいらしていて、驚いた。ライブ終了後興味深そうに、oudを奏でられる姿が印象的だった。

今回はDATを持ち込み、久々の生録だぁと意気込んでいたのだが、なんとバッテリー切れ。事前にタップリチャージを確認したのだが、どうやら自然放電してしまったようだ。クソ重いマイクスタンド、キャノンケーブル、マイクセット一式と嫌になるほどヘビーな重さのバックを担いで行ったのにガックリ。

本日、メーカーに問い合わせたところ、なんとバッテリーがまだ供給されていた。しかもリーズナブルな、嬉しいお値段。(笑)おまけに、すでにサービスは停止なれど、交渉の結果機構系(メカ部)はパーツがなく、メンテ不可能なから、回路系であれば対応できるかも、との御託言。さすが業務用である。

次回は絶対生録だぁ。(爆)


動画はこちら

荻野仁子ソロライブin音や金時

2018年03月04日 22時11分30秒 | ライブ






2月28日(木)恒例の荻野仁子ライブ2月編、しかもソロライブである。場所は、彼女のホームグランド的な「音や金時」。初見参である。

演奏は三部構成。
エジプトから始まり、イラク、シリヤ、そしてチュニジア、ギリシャを経てモロッコへと続く唄と演奏である。一部、二部はソロ、三部はグナワ奏者お二人との共演だ。グナワどこかで名前は聞いたような記憶はあるが、ライブは初めて。それもそのはず、なんと奏者は日本で4人。!!民族音楽はだいたい、マイナーで観客も50人を超えることはめったにないのだが、それでも少ないoud奏者だって日本には100人はいるはず。ところがグナワはたった4人、マイナーどころの話ではないのだ。今回聴けたのは貴重な体験。ラッキーだったようだ。リズミックで思わずカラダが動いてしまい、多人数の演奏下ではトランス状態になるのも、郁子なるかな。

おっと本題。
仁子さんの唄と演奏は、いつにもまして声に張りと艶があり、伸びやかな歌声で魅せられた。彼女の声の質は素晴らしく、トークもどこか音楽的なのだが、唄にヒーリング的な効果があるのだろう。心地よく、心が癒される。ケイト・ブッシュ的なのだ。

「音や金時」ライブな、たいへん響きの良い空間で、ステージも広くまさにライブスポット。ここの響きは自然でかつたいへん質の高いもので、PAを使わずとも、演奏や歌声が明瞭に聴こえる。変に残響過多にならず綺麗に減衰している感じだ。ここまで音の良いライブスポットは、ちよっと記憶にない。

今回は動画もバッチリ。


荻野仁子in新宿文化センター

2017年11月12日 18時28分17秒 | ライブ














昨日は久しぶりに新宿まで遠征。最近、すっかり魅了されているudoの演奏を聴きに、新宿文化センターへ。20年いや25年ぶりぐらい前に何かのイベントで訪れた記憶があるのだが、何だったかは忘却の彼方。(笑)
プレーヤーはもちろん、荻原仁子さん。日本でも数少ない女性udo奏者で、StringsでのKarenさんとのジョイントライブで初めて生演奏に接し、四谷のhomeriに続き3回目のライブ。こちらは小ホールながら100名は収容できる本格的な演奏会場で音響も完璧。さすがにudoもこれだけの容積のある空間ではPA(ではなくSR?)を使っていた。もっとも最前列にて、生音を堪能。

声に張り、力、艶があり唄が素晴らしかった。「ジャスミンの樹の下で」は哀愁を帯び、アラビア語だけでなく、日本語も良いなぁ。この曲好きです。演奏も気迫に満ち、今までの中では音の豊饒さが一番。udoの魅力を存分に味わった。



今回の演奏は、国際都市新宿 「踊りの祭典」というイベントの一環で、日本のかっぽれ(新宿駒乃会)、波奴連(阿波踊り)、ミヤンマー舞踏(NPO法人ミャンマー日本友好協会)、タイ舞踏(バーンラバムタイ舞踏団)、フラワーズ舞踏団(中国舞踏)、MAMADO(アフリカダンスとジャンベ/西アフリカ)、ペルー民族舞踏(Marinera alma y sus amigo)などの踊りが大ホールで開催、小ホールは、民族音楽ステージで、トップバッターが荻野さんである。

お役所主催のイベント(公益財団法人新宿未来創造財団主催、新宿区共催)にて、アルコール片手のいつものリラックしたライブスポットの演奏とは違い少々堅苦しい雰囲気。撮影禁止だったが、事前に荻野さんへ連絡、当日は演奏開始前に彼女から撮影OKのアナウンスを宣言して頂いた。それでも途中入場された?実直そうな紳士から、演奏修了後「撮影禁止ではないのですか。?」と撮影禁止が記載された、当日配布のパンフレット片手に質問された。事情を説明し納得頂いた。(笑)







昼食はエジプトの国民食「コシャリ」。初めて食したが、なかなかおいしかった。米、マカロニ、ヒヨコ豆、レンズ豆をミックスした具に、揚げたタマネギとトマトソースをかけ、味付けはニンニク酢と辛みソース。トッピングでトマトとモロヘイヤ乗せ。量が少なかったけど、癖がなくアッサリ。ヘルシーな料理である。
販売コーナーでスパイスの店が出店していておもわず、6種類のスパイス、シナモンロール・アジョワンシード・スターアニスホール・フェヌグリークパウダー・バジルシード・ココナッツミルクパウダーを購入。これで本格カレーが作れるぞ。(^^)








新宿文化センターは東新宿、明治通りから少し脇を入った場所で行きは副都心線の東新宿経由、帰りは同じ経路ではつまらないので、検討の結果池袋まで歩くことにした。約4.2㎞と写真を撮りながら歩いても1時間も掛からず。驚いたのは交通量が少ないこと。土曜日とはいえ、東新宿、池袋界隈以外ガラガラ。雑司ヶ谷付近では、ここが東京なのか、と錯覚するほどで、歩道から視野の範囲300Mに1台もクルマが走っていないのだ。

これには驚いた。
人通りも繁華街を離れると皆無に近い。前後500Mに人影なしの状態があった。
2017年でこの状態、10年経ったらどうなることやら。

oud&Cello in ホメリ

2017年10月17日 00時31分43秒 | ライブ






先週末、10月13日(金曜日)udoとcelloの共演を聴きに行った。

場所は四谷、ホメリ。音の良い喫茶店でのライブである。
二週間前にStringsでkarenさんとの共演で聴いた萩野仁子さんのudoの音色、と歌声が忘れられず、偶然見つけたライブのスケジュールに前日深夜(というか当日未明)、思わず予約を入れ仕事は定時で切り上げそそくさと地下鉄に乗り込んだ。
前回もudoとBossa Nova,、異色の組み合わせだったが、今回もcelloとのduo、ご本人曰く実験的な演奏とのこと。

Stringをさらに小さくした実にat homeで空間にcelloとudoの音色が、そして歌が響き渡る。天井が高く音が伸びやか。驚いたのがcelloの力強さ。5Mも離れていない目の前での、cello。ブンブンと唸り、弦が震える音が実にリアル。音も大きく、力強く、浸透力が強烈だった。奏者は星衛さん、たいへん楽しいキャラでどこか大らかな人。後で知ったのだが、それもそのはずなんとアフリカ生まれだそうな。歌も傑作。童謡仕立て、ではなく童謡そのものだが、ユーモラスで抱腹絶倒。「雨後の筍」傑作です。所作というか振り付けというべきか、とにかく動きがおもしろいのだ。変態チックとはご本人の談だが、まさに弩変態。(爆)

仁子さんのudoも相変わらず力強く、哀愁を帯びた独特の響きはノスタルジック。生で聴くudoの音色は本当に魅せられる。歌も僭越ながら、udoの音色と実にマッチし聴いていて心地よい。日本語によるオリジナル曲も楽しい。「俺は園長先生」「あのね ももちちゃん」である。とりわけ、前者はブルースと言っても過言ではなく、いい味がでていた。この曲好きだなぁ。

udoとcelloの相性はよかった。違和感なくすんなり聴けた。実験は成功です。
演奏もさることながら、お二人との交流も深められ楽しかった。小さなライブスポットだとプレーヤーとの距離が近く、実に気さくに気軽に歓談できるのが大きなメリットだ。当日は他のオーディエンスの方ともすっかり打ち解け、演奏が終わった後、ワイン片手にワイワイガヤガヤとお二人を交えながら四方山話に花が咲いた。
昔から民族音楽には興味があった。udoを含むアラブ中近東の音楽、そして打楽器中心のアフリカの音楽に。学生時代はアフリカの大地に憧れたものだ。どうやら、通奏低音のごとく流れていた原初的なカラダのリズムに火が着き、目覚めてしまったようだ。

吉祥寺ストリングス初見参、Vossa Nova(karen)&Arab(萩野仁子)Duo Live

2017年10月01日 23時42分40秒 | ライブ






先週9月28日の木曜日、クルマ仲間の友人を誘い遅まきながらのStrings初見参を果たした。

以前からのファンであるVossa Nova singer&guitarのkarenさんとudo奏者である萩野仁子さんのライブである。仕事が忙しく、なんとまさかの遅刻。開演に10分ほど遅れてしまった。新宿から吉祥寺までの距離をすっかり忘れていたこと、山手線の遅れも重なり大失態。

udoは楽器自体は知っていたし、古楽演奏「アラブ=アンダルシアの音楽」というレコードを持っているのだが、眼前で演奏を聴くのはもちろん初めてである。日本でのoud女性奏者はおそらく、萩野さんぐらいしかいないのでは。?音量が大きく、ビックリ。彼女の詳しい解説を聞き納得。楽器自体の筺体が大きいのだ。かつ厚みがギターの3倍いや4倍はあるだろうか。しかも11弦でフレットがない。萩野さんのvocalも声量があり、ダイナミックで素晴らしく、ウードに負けていない。
karenさんは典型的なVossa Novaのvocalでおよそ対照的な唄い方で、ささやくような可憐さが身上である。guitarとudoの対比もおもしろく、たいへん興味深かった。guitarの生演奏も単独で聴くと迫力があるのだが、残念ながらudoにはかなわない。音域、音量、立ち上がりの早さ、すべてだ。これは楽器そのものの構造的な違いで致し方ない。karenさんのguitarはエレキ、と言ってもさほど増幅はしていない。

交互に解説と演奏を交えながらの2部構成。あっという間に時間が経ってしまった。
個人的には2部の冒頭、karenさんが唄ったドルメが一番好き。難しい言語ながら、歌いこなしていた。アンコールの後にさらにスペシャルな演奏があり、楽しかった。karenさんのVossa Nova仲間のミュージシャン、ハーモニカのマツモニカさん、フルートの川満直哉さん、ボーカルの原かのこさんが飛び入りで演奏。川満さんが真横、50Cmのところででflを一所懸命吹く姿が微笑しかった。

曲目は以下の通り。(karenさんのサイトから借用)

1部
1: ビラズィ・アスカラ(荻野仁子)
2: 俺は園長 (荻野仁子)オリジナル
3: ワンノートサンバ(Karen)
4: イペーホーショ(Karen) オリジナル
5: ランマバーダ(duo)
6: 羽根 (duo) Karenオリジナル

2部
7: ドルメ(duo)
8:エンタ・オムリ(荻野仁子)
9: ナシ・パラ・バイラール(Karen)
10: ナシ・エン・アラモ(duo)
11: ズルーニー(duo)
12:ア・ハン〜ラモニ・リガロ・ミンニ(duo)

アンコール/ パウピッチ・インフェリス

素晴しい演奏と唄、そしておいしい料理にお酒、ありがとうございました。!!
やはりライブは良い。!!
大きなコンサート会場よりストリングスのような小さな、お酒を片手に聴けるライブスポットが好きである。
音楽に乾杯、人生に彩りを。