アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Norouz ceremony2020 in 阿佐ヶ谷JAMEJAM

2020年03月22日 17時13分12秒 | ライブ











3月21日はイラン(ペルシャ)の新年。Norouz ceremony2020が阿佐ヶ谷のイラン料理店、JAMEJAMで開催された。今年で3回目の参加。去年同様春本番を思わせるポカポカ陽気の中で開催された。今回は16時半スタートの昼の部に出没。やはりコロナ影響か例年に比べ、お客さんは半分。

今回は仁子さんのoudに加え、ベテランの腕利きバイオリン奏者の西田ひろみさん、八面六臂で活躍中のパーカッショ二ストの立岩潤三さんの三名による長閑な、いかにも新年らしい調べを堪能した。残念がらダンサーさんは都合により参加せず。

oudとviolinそして太鼓。この組み合わせはやはり鉄板、安定したリズムと妙なる響きが素晴らしい。とりわけ西田さんのviolinが哀愁を誘い、いかにもアラブな響き。


新春初ライブ

2020年01月08日 21時41分40秒 | ライブ










1月5日の日曜日、oudの大師匠の御宅で開催された「シュハーリ(守破離)」バンドのライブと新年会に参加した。元気なチビッ子たちの御出向いを受け、一緒に縄跳びに挑戦。全然ダメだったが、何度かトライするうちに何とか7,8回続けて跳べるようになった。(笑)昔の感覚が蘇ってきておもしろかった。

「守破離」バンドは昨年11月にFretless Tunesとして演奏を聴かせて頂いたが正式名称が「守破離」に。大師匠のoud奏者常味さん、無敵のパーカッション奏者立岩さん、そしてFretless ベースの福田さんである。通奏低音の如く繋がる民族音楽の根っこの部分に、照射し増幅し眼前に醸し出される音楽はどこか懐かしく、Rockを触媒とするがアラブ音楽、ケルト音楽、トルコ音楽が解け合って素晴らしい世界が展開し、リズムに身を委ねると夢心地。

正月から音楽の素晴らしさを実感。
気持ちが高揚し今年はなんだか良き一年になりそうな予感。

ライブの後は新年会。
奥様の手作りのアラブ料理の数々、差し入れの料理と日本酒を中心とした様々なお酒と、即興的にそこかしこで始まるoudの演奏。お初な方との四方山話。とりわけプロのミキサノーの方と、マニアックな談義ができたのが楽しかった。自分の考える「音造り」と共通するところが多々あり、意を強くした。

ライブを含め、昼下がりの14時から21過ぎまでまさにアラブ式大宴会堪能させて頂いた。

2019.11.30仁子&Rameeha Live in Niisha

2019年12月02日 01時39分29秒 | ライブ
土曜日は大月に出没。3週連続の週末ライブ、今回は仁子さんとベリーダンサーのRameeshaさんのduo Liveである。会場は大月駅から車で15分ほどの週末だけオープンしている古民家カフェ、Niiyah。暖炉のあるおしゃれな空間でat homeな雰囲気を満喫した。



フローリングながらややデッドな空間だったが逆に余分な響きがなく、生音の良さを再認識。今回楽器はoudのみにて、まさにsimple is best。

仁子さんの演奏と唄はいつもながら安定の極み。安心して聴いていられる。レクやタラブッカといった打楽器がない分、どこかリラックスした音色で伸び伸びしていた。



Rameeshaさんの踊りは実にダイナミック。ベリーダンサーというより舞踏家といった趣で、踊りに切れとは迫力があった。彼女の踊りを見るのは初めて。以前から存じ上げていたが、なかなかライブを見る機会がなくやっと拝見でき嬉しい限り。






14時からの開催でライブ終了後の打ち上げがまた楽しかった。お店の方や地元の方の、手作りのおいしい食材を頂き、感激。何を食べても絶品だったが、採れたての春菊とタコの酢の物は今まで食べたことのない美味さでビックリ。蒟蒻の柚子和え、テリーヌ、ローストビーフなどなどご馳走のオンパレードで大満足。




2019.11.24夕暮れのウードと太鼓Live in 音や金時

2019年11月25日 00時35分49秒 | ライブ
今週3本目のライブ。「夕暮れのウードと太鼓」と銘打ち仁子さんと若手期待の星、本間さんのDUOである。ちょうど1週間前もタブラッカ(太鼓)とoudの組み合わせ。今日はどんな音色が響くのか興味津々だった。会場はお馴染み西荻「音や金時」。

本間さんのタブラッカは優しい。創さんが鋭角的に切れ込むのに対し、音がフワリと拡散するイメージ。二人の掛け合いで熱気を帯びた曲もあったが、ヒタヒタと面でグッと迫ってくる感じ。創さんと個性の違いが際立ち、奏者によって違いが鮮明になりおもしろかった。







仁子さんはいつもの安定した演奏だったが今日は、全体的にタッチが力強く感じた。二人の掛け合いが盛り上がり丁々発止の場面での演奏は圧巻。気迫漲りヒシヒシと音が迫ってきた。唄もしかり、ライブな空間に溶け合い凛とした響き。








今週は音楽のシャワーをタップリ浴びてリフレッシュ。

仁子&創Live in Chabee

2019年11月24日 10時13分30秒 | ライブ
久々の更新。まずは嵌っている中近東音楽のライブレポート2本。1本目は11月18日に開催されたduo liveから。






門前仲町に出没。仁子さんと創さんのジョイントライブである。珍しく昼間、13時半のスタートだ。会場は古い鉄工所の跡地を改修したレトロなスペース、chaabee



今回は満員。マイナーな中近東音楽には珍しく盛況で末席に位置する者としては嬉しい限り。しかもなぜか女性が圧倒的に多く、ビックリ。ライブ終了後にお話しを伺うと、みなさんダンス(ベリーダンス)をされ、太鼓(レクやタブラッカ)を演奏されるそうな。ライブ共演者の創さんが打楽器奏者のため知り合いの方が多くこられたようだ。

ライブスペースは演奏者に近いat homeな雰囲気。oudと太鼓のduoはありそうでない組み合わせで新鮮だった。仁子さんの声が何時にも増して艶と伸びがあり、聴き応えがあった。創さんのレクとタブラッカは、力感溢れ若さ迸る演奏で響きが心地よかった。







演目は
Sephardi~紡ぐ唄たち~と題し、かつてスペインに在住した彷徨える民ユダヤ人、saphardiの音楽にフォーカスした内容である。

当然だがロドリーゴのアランフェス交響曲の一節を彷彿とさせるフレーズなどスペインの香りを想起させられた。いや逆だろうか。?今我々が知るスペイン楽曲のベースこそがSephardi音楽かもしれない。個人的にはLos guisados de la berenjena(ナスの七つの料理法)が面白かった。

演奏終了後、打ち上げに混ぜて頂きインド料理店へ。門前仲町のイメージ(下町)からすると、ちょっとアンマッチだがなかなかどうして、料理はたいしたもので本格的なもの。何を食べても美味かった。とりわけ、激辛のカレーがスパイシーそのもので辛さを旨味が凌駕。絶品だった。要、チェックである。








荻野仁子ソロライブin音や金時

2019年07月21日 02時00分11秒 | ライブ






先週木曜日の7月18日、仁子師匠のソロライブが音や金時で開催された。弟子にして後援会長兼広報部長としては、カメラを忘れるという失態を犯してしまい残念至極。(トホホ)前日に充電を終え、準備万端だったのだが。止む無くスマホによる撮影を敢行。

今回の目玉は紙芝居。
二部構成のライブ、前半は通常の歌と演奏で後半が「アリババと40人の盗賊」の紙芝居である。おもしろい、実に面白かった。琵琶による弾き語りのようで、語りの口上が福島弁というのも斬新でプログレッシブ。始めてみる艶やかな赤い民族衣装も魅力的だった。

演奏だけでなく、oudの新たな可能性に挑戦する師匠、仁子さんに拍手である。次回はなんと「アイーダ」。これも必見である。

ライブを通して印象深かったのは、唄の素晴らしさ。声に力が漲り、張りと艶が音や金時の空間に朗々と響く。彼女の声質は女性らしい優しい音色で、耳に心地よいのが特徴だが、さらに浸透力が加わり、vocalistととしての魅力が際立った。

森岡典子with team Marlene featuring 大坂昌彦live at音吉MEG

2019年07月10日 20時44分44秒 | ライブ













昨日は久々に、JAZZ live。場所は吉祥寺の音吉MEGだ。学生時代、寺島さん時代には大学が中央線沿線だったこともあり良く通ったもの。昨年、寺島さん引退(御年80歳)に伴い音吉MEGとして再スタート、ライブは2回目である。MEGは元々JAZZ喫茶にて、ライブの箱としてはSringsより小さく20人も入ればギッシリ満員だが、プレーヤーとの距離が近く、観客との一体感が魅力的である。vocalの森岡さんとはFB友達ながらなかなかタイミングが合わず、今回お初のライブとなった。

19時を少し回ったところで到着。19時半開演で空いていると思いきや、すでに前列には親衛隊?と思しき熱心なファンの紳士の方が三名陣取らている、さすがである。気持ちわかるなぁ。(笑)ワインとチーズの盛り合わせをオーダーし、開演を待つ。ハウスワインを唄うこの赤ワイン。なかなかの味で感心。

19時半定刻通り開演、すでに満席である。まずはトリオによるインスメンタルナンバーから。1曲終わり森岡さん登場。背が高い。!!ロングドレス姿でスタイル抜群。写真で見るよりはるかに美人である。(^^);以前に比べ少し痩せられたかな。?それにしてもモデルのような体系である。彼女の声はハスキーボイス。低く、ズシリとくる声質で、一種男性的というか中性的というか芯のある声で魅力的である。日本のクリス・コナーかな。?

team Marleneの演奏も素晴らしかった。
大坂さんのDsは非常にインパクトのある音でかつ圧倒的な音量で、強烈なリズムを叩き出しMEGの空間を支配するが如くのパワフルさに溢れていた。さすが日本JAZZ界のトップドラマーである。リリカルな辺見さんのPianoも聴きもの。タッチも強烈で本田竹廣ばりと言ったら誉め過ぎ。?bassの千北さんも魅力的。ウッドベースの生音はたいへん心地よく的確に刻まれるメロディーに溜息。

team Marlene、このユニットは凄い。圧倒された。
昨夜はジョアンジルベルトが亡くなったので、彼へのオマージュな一夜となった。「黒いオルフェ」が個人的には今宵一押しである。

おもしろかったのは大阪さんのMC。これが抱腹絶倒モノで会場は笑いの渦に。ここでは書けないが「へぇ~、そうなんだぁ。」というマル秘な話も。また驚いたのは彼が唄ったこと。これには本当に驚いた。
感心したのは森岡さんのホスピタリティの高さ。休息時間に来場者一人一人に丁寧に声をかけられていたのだ。これにはビックリ。なかなかできないことだ。みんなファンになりますな。もちろん、拙者も。(^^)

デビューだぁ。

2019年06月24日 00時57分16秒 | ライブ











今日はウードのレッスンで通っているトルコ文化センターで、ウード・サズ・太鼓のミニ発表会だった。何も楽器が弾けない、譜面が読めない状態から、始めて半年。なんとかかんとかアラブの曲を弾けるようになったが、人様の前でまさか弾くことになるとは、思いもよらず。

僕以外のみなさんは、クラシックの素養のある人や、他の楽器の経験が長い人などみなさん、音楽経験が豊富でレベルが高い。演奏もアラブの曲以外にも、バッハの無伴奏ソナタやキャロルキングの曲だったり、実に達者。
4番目の奏者だったが、緊張で手が震えているのが自分でもわかった。我ながらまったくチキンだぜ。途中2か所ほどミスったが、なんとか最後まで弾き通せホッとした。最後は仁子先生と松尾先生の模範演奏、さすがに上手い。とりわけ、サズと太鼓の先生である松尾さん。ウードもたいしたもので、力強く素晴らしい演奏だった。

人前で演奏してみて改めてプロの凄さを思い知った。

シルクロード邂逅

2019年06月09日 16時48分31秒 | ライブ







昨日は和楽器である笙とoudによる異色のライブに参加。会場は言わずと知れたアラブ音楽のメッカとも言うべき、西荻「音や金時」。関西で活躍する雅楽奏者の林哲至さんと仁子さんの共演である。林さんは笙の演奏家、出で立ちはもちろん、雅楽の演奏に相応しい和装。映画やTVでしか見たことのない衣装が新鮮。

笙の妙なるフォ~とも、ピュ~とも聴こえるユッタリとした音色は、聞き入ると眼前に悠久の歴史が眼前に広がるかのような錯覚に。そこへoudの音色が加わると中央アジアの大地が薫る。生まれも育ちも全く異なる楽器だが不思議と違和感がない。それもそのはず、日本の琵琶はoudが原型であり、正倉院宝物である螺鈿紫檀五絃琵琶はどう見てもoudである。

仁子さん演奏するoud、あたかも琵琶の音色に聴こえたから摩訶不思議である。


ボサノバの調べに誘われて

2019年05月29日 01時14分49秒 | ライブ







クルマ仲間からお誘いを頂き、久々にKarenさん(ボサノバシンガー&ギタリスト)のライブへ参加した。

気怠い夏の夜を彷彿とさせる今宵には、karenさんの優しい歌声と、ギターの音色に身を委ねのが相応しい。ボサノバの調べを聴くと不思議と、脱力しリラックスできる。ワインを飲みながら、至福のひと時だった。

中国茶房でライブ

2019年05月20日 01時22分32秒 | ライブ






5月18日(土曜日)高田馬場は「甘露」で開催された仁子さんのライブに参加した。
19時スタートなのに、5分前の到着。おまけにカメラを忘れてしまった。スマホの画質に落胆。デカい一眼レフは機動性が悪い。ミラーレスか、性能が良いコンパクトカメラが欲しいな。今日はいつもと趣向が違い、エジプト音楽物産展。エジプトを歴史、食べ物、日本との関りなど様々な切り口で紹介する、一種セミナー形式の演目にライブをプラスした内容だ。

唄う行商人ことヤッチも応援に駆け付け、音楽ユニットチャルチャルの演奏も披露された。

いつものオーディエンスと違いお初な方ばかり。

物産展の目玉はoud。
仁子さんが先月エジプトで仕入れたoudの試し弾き、弾き比べができるのだ。実は今まで黙っていたが、去年の暮れから彼女の弟子となりoud特訓中だ。フレットがないので、安定した音を出すのが難しく悪戦苦闘だが、何といっても音色が魅力的。

この年になるまで音楽は聴けど、楽器はついぞ触ったことがなかった。一念発起ではなく、ライブの打ち上げで酔いに任せ、つい「やります。」と、言ってしまったのだ。(爆)以来約半年、仁子さんのスパルタレッスン(ウソ、懇切丁寧でやる気にさせるのが上手い)で、なんとかかんとか恰好が付いてきた。となるとmy oudが欲しくなるというもの。三日坊主な拙者がまさか、ここまで入れ込むことになるとは、我ながらビックリ。

5本試奏したがなんでこんなに音が違うの、というほどに音色が違う。選んだのは、音色が太く余韻が綺麗なoud。

oudを習っていることを公表してしまったので、もはや前進あるのみ。早く師匠を唸らせる演奏をしてみたい。

音楽と絵画に囲まれて

2019年05月04日 23時15分03秒 | ライブ






今日はなんと、お隣狭山ヶ丘駅にほど近い場所で仁子さん&ヤッチのライブ。画家の方(増山麗奈さん)とのコラボである。ライブペインティングという珍しいパフォーマンスもあり、楽しいいひと時だった。一般の住宅を解放したこじんまりとしたギャラリー(増山麗奈美術館ピースアートセンター所沢)で、at homeな雰囲気の中まったりとした時間に身を任せ、アラビック珈琲とイラク菓子を頂きながら、音楽と絵画に埋もれた至福の2時間半だった。珈琲好きとしてはカルダモンを煮出して作った珈琲は独特で一種癖になりそうな味である。カレー作りの材料として保存するスパイスの中にカルダモンがあるので、今度試してみたい。

オーディオ的な目で見ると部屋も埋め尽くす絵画に反射したのか?ライブな音で、oud、guitarとも響きが良く二人の唄と演奏を堪能した。

ノールーズ2019ライブ

2019年03月24日 18時37分22秒 | ライブ





動画はこちら

3月21日はイラン(ペルシャ)の新年。Norouz ceremony2019が阿佐ヶ谷のイラン料理店、JAMEJAMで開催された。去年に続き2回目の参加。雪が降って肌寒い一日となった前回とは打って変わり、暖かく春の陽気。

20時からの夜の部に参加。メンバーは仁子さん(oud)、木村さん(vin)、船原さん(percussion)そしてベリーダンサーのRaks Mihoさんである。16名ほどで満席となるこじんまりとしたレストラン、普段は口にしないイラン料理に舌鼓を打ちながら、演奏と踊りを堪能。

演奏者による楽器の詳しい紹介があり、たいへん興味深かった。とりわけ木村さんのvinにおける、西洋音楽との違いが、演奏を交えた丁寧な解説で分かりやすかった。普段寡黙な船原さんの解説も、おもしろかった。演奏にベリーダンスが加わると華やかな雰囲気に一変。妖艶な踊りに目を奪われた。

オーナーシェフのキャラバンディさんの料理解説も楽しく伺った。この人日本語達者です。

普段はJAZZばかり聴いているが、異なった文化を背景とする音楽に浸ると、新たな発見があり楽しい限り。

Faarha CONCERT(at Jiyu Gakuen Myounichikan)

2018年12月18日 00時59分46秒 | ライブ
昨日は日本一のウード演奏者、常味さんのファルファ・コンサート(常味さんの師であるチェジニアのウード演奏家アリ・スリティ氏の生誕100周年記念)に伺った。常味さんは日本におけるアラブ音楽の元締め、第一人者でもある。まだまだマイナーなアラブ音楽、ファンである仁子さんや、他の奏者のライブでは集客がたいへんだが、さすがに大御所。会場いっぱい(200名ぐらい?)の聴衆に驚かされた。

開催場所は自由学園明日館の講堂。かのフランクロイド設計の由緒正しい歴史的建造物である。石と木、そして漆喰で形作られたレトロな空間は、響きが良くなんとも魅力的。

今回は後援にチェニジア大使館/日本チェニジア友好協会が名を連ねた由緒正しきコンサートにて写真撮影は禁止である。ちよっと残念だったがその分、演奏に集中できた。

奏者は6人、ウード、バイオリン×2、カヌーン(アラブ式の琴)、ベース(コントラバス?)、レック(タンバリンのような打楽器)そして松本泰子さんのボーカルである。

特筆すべきはPAは一切使わず演奏されたこと。ステージからちょと離れた客席中段に陣取っていたが、音が綺麗に減衰し余韻が綺麗。松本さんのボーカルが凄かった。6人の奏者に負けていないのだ。力強く、よく通る声に圧倒された。

演奏の特徴は洗練された響き。
常味さんを筆頭に力強くそれでいて優雅。個人的に一番好きな曲「ジャスミンの樹の下で」。テンポがゆっくりで、悠久とした響き。いつも聴く仁子さんや船原さんの、アップテンポな感じとは一味違う運びで、印象に残った。

ゲストのチェニジア大使が挨拶されたのだが、アラビア語ではなく英語で話されたのが興味深かった。アラビア語でなければフランス語かな、と思ったから。


荻野仁子&星衛Live in VIVE LAVIE

2018年12月10日 22時02分56秒 | ライブ






先週、12月7日金曜日は久々に渋谷へ。仁子さんと星さん(チェロ奏者)のライブである。現在進行中でここ数年いつも工事中の街、渋谷。お店までたどり着くのにいささか戸惑った。

今回は二人のデュオ、チェロとウードの音色を存分に楽しんだ。この組み合わせは思いの他相性が良く、仁子さんのCD「さとうた」の中でも、一番魅せられたのが二人の協演曲Durme(ねむれ)である。低音域の響きがどこか通底するのだろうか。あっという間の2ステージ、願わくばあと1時間ぐらい聴いていたかったなぁ。

ライブ会場のお店は、エスニック風のバー?、VIVE LAVIE。お腹が空いていたので、クスクスで腹拵え。(笑)お酒は赤ワインを。食べ物お酒とも種類が豊富で、また伺いたくなった。四谷のホメリほどではないが、天井が高くライブな音響空間。夜遅くなるとDJによる演奏が入るようである。

ライブ終了後仁子さん、yasukoさんと話し込んでしまい、時間は11時半過ぎ。「いかん、電車がなくなる」。星さんも含め4人でバタバタとお店を後に。

久々に終電を逃し、最寄り駅の二駅手前から歩いた。(爆)無事、26時に自宅到着である。


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