天気予報が珍しく外れ。鈍より曇った肌寒い土曜日の昼下がり、Rockの日なのだ。食わず嫌いでRock小僧時代はほとんど針を落とすことがなかったClapton。もちろンLaylaやI shot the sheriffは聴いていたけれど、当時はZep命だったのでClaptonの良さがわからなかった。歌のうまさやいぶし銀のguitarの上手さはさすがで、とりわ前者は聴けば聴くほど納得。麻薬中毒のつらい経験を克服した復帰第一作である本作、どこか肩の力が抜けた感があり、リラックスして聴ける。
アメリカンロックの香りがしてのんびりほのぼの感タップリでこれはこれで、心地よいのだがどこか「らしくない」気もする。B面冒頭のPretty girlのGuitarはさすがと思わせる出来で、思わず耳を聳てた。でもRy Cooder上手いなぁ。(笑)
録音は凡庸、スピーカーの真中に音像が集まるがちで、同じClaptonでもSlowhandのSACD版を聴いてしまうと余りの違いにガックリだ。
side A
1. Everybody Oughta Make A Change
2.The Shape You're In
3.Ain't Going Down
4. I've Got A Rock 'N' Roll Heart
1.Pretty girl
2.Man In Love
3.Crosscut Saw
4.Slow Down Linda
5.Crazy Country Hop
(personnel)
Eric Clapton(guitar)
Ry Cooder(slide guitar)
Albert Lee(key、vocal、guitar)
Roger Hawkins(drums)
Donald "duck" Dunn(base)