アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

マリーン(DEJA VU)( MAXONICアトレスを思い出した)

2016年03月31日 23時57分32秒 | ジャズ







年度末、年度初めの業務多忙にて更新が滞ってしまった。ほぼ一週間ぶりである。今宵はマリーの「De Javu」、録音は1982年12月~83年2月レーベルはCBS SONY。80年代前編のfusionブームに乗り一時たいへん人気があった。元々Jazz vocalistで天才歌手と謳われたフィリピンの歌姫である。が、このアルバムvocalに焦点が当たっていない。バックの演奏と同じレベルでの録音で今回20年ぶりに針を落とし改めて気が付いた。購入当時は大音量でイケイケドンドンのhard rockから好みがJazzにシフトし始めた頃でさほど、細かいことを気にせず聴いていて気にしていなかった、いや正直気が付かなかった。SPは国産のMAXONICのアトレス、奇しくもコーン紙はALTECと同じくホーレー社製でかつ620Bと同じ同軸single way typeある。ユニットがDS-405だったか、否か残念ながら記憶にない。アンプがサンスイのAU X-1だったので、アンプの癖(個性か)が強すぎたのかもしれない。とにかく辛口なsound。不思議なものだ。

vocalとbackがアンバランスな訳はbackのmusician。笹路正徳、土方隆行、山本秀夫、渡辺モリオの「マライヤ」の面々である。1980年代初頭のfusionブームの真っ盛り、腕利きのstudio musicianのよって結成されたバンドで飛ぶ鳥を落とすほどに人気、実力を備えていたのだ。たしかに演奏は上手い、とりわけリーダーの笹路正徳のkeyboardが光る。A面1曲目のZanzibar nightの強烈なアタック印象的だ。guitar、bass、drumusの演奏水準も高い。とにかく上手い。!!なんだか、「マライヤ」のアルバムと錯覚してしまう。ひょっとしたらそんな意図をproducerやmixer(recording engineer)は持っていたのかもしれない。と勘ぐってしまうのだ。音が左右に良く広がり、楽器の分離も文句なし。超優秀録音ではないが優秀録音である。お手元にアルバムがあればぜび、ボリュームを上げて聴いて欲しい。

マリーの唄をもっと聴きたくなった。マリー=left aloneが耳タコで、高音の鮮烈さが耳に残っているから。


side A
1.Zanzibar night
2.You're the one
3.No more love
4.Killing me softly with his song
5.Steppin' off
side B
1.Deja Vu
2.Beware boyfriend
3.Just the way you are
4.The cheater
5.Inseparable
(personnel)
マリーン(vocal)
笹路正徳(key,syn)
土方隆行(guitar)
渡辺モリオ(guitar)
岡沢 章(bass)
山本秀夫(drums)
渡嘉敷祐一(drums他)



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アンリ大野&モーゼス(Super Street Car)

2016年03月28日 23時53分58秒 | ロック







今宵の一枚はアンリ大野&モーゼスのSuper Street Car。録音年月日は不明、レーベルは東芝EMI?。珍品である。アンリ菅野はJazz vocalistとして有名だがさて、アンリ大野とはいったい誰。?直観でターンテーブルに乗ったこのLP。なんと、アンリ菅野がJazzに転向する前に所属していたRock groupがモーゼス。つまりアンリ大野=アンリ菅野だったのだ。この人抜群に歌が上手い。なにより、センスが抜群で素晴らしい。ちょっと日本人離れした感覚である。とりわけA面冒頭のBlack devil Knightは凄い。彼女は音楽一家で育った人で、父親は日本のjazz vocalの草分け、梅山勤。母親はピアニスト。サラブレットなわけで、思わず納得である。このアルバム、歌詞がなかなか魅力的だ。大半はモーゼスのメンバーによって書かれている。なぜか見本盤。

モーゼス、残念ながらまったく知らなかった。このアルバムで知った。twin guitar、bass、drumsの編成でguitarがなかなか聴かせる。drums、bassは平凡。


side A

1.ブラック・デビル・ナイト

2.悲しみのインターチェンジ

3.失われた抱擁

4.夜

5.ウ・ウー


side B

1.海へ

2.ひんくれ者

3.雨の中に

4.いつの日からか

5.スーパー・ストリート・カー


(personnel)

アンリ大野(vocal)

宮田剛(leader,guitar)

藤井義照(lead guitar)

小代和雄(bass,vocal)

池田 孝(drums)





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Led Zeppelin(Physical Graffiti)

2016年03月27日 23時19分54秒 | ロック







週末はRock、1週間空いてしまったのでなんだか久しぶりな感じ。今宵の一枚はLed ZeppelinのPhysical Graffiti。録音は1974年(発売は1975年)、レーベルはSwan song。Presenceも好きだがこの2枚組のアルバムも好きだ。ZepはMy favoriteなRock groupでこのアルバムがリリースされた年に大学入学、Hard Rock漬けの日々を送り始め、とにかくZepなしには何も始まらないほど、のめり込んだ。当時のhard rock小僧はDeep purple派と派Zep派があり、どっちが良いか論争になったもの。今考えるとアホみたいだが、当時は真剣だったなぁ。

翌1976年にはPresenceが発表されるのだが、余分なモノを削り落として純化した、ある意味究極のhard rockな作品でZepのベストだが、このアルバムは対照的に様々な可能性をもつバンドとしてのZepが表現され、負けじと傑作である。2枚組にて聴き通すと80分を超える大作、でも全く飽きない。side AのIn may time of dyingはhardさでは当時一番で、この曲だけ何回となく針を落とし大音量で聴いたもの。side BのKashmirもエキゾチックでよく聴いた。

特筆すべきはJohn Bonhamのdrum今聴いても圧倒的な迫力でとにかくpowerful。音がデカく独特のノリが素晴らしい。改めてZeppleinの核はJohn Bonhaと確信した。


side A

1.Custard pie

2.The Rover

3.In my time of dying

side B

1.House of the holly

2.Tramp led under foot

3.Kashmir

side C

1.In the light

2.Bron-yr aur

3.Ten year gone

side 4

1.Night flight

2.The want on song

3.Boogie with stu

4.Black country woman

5.Sick again

(personnel)

Jimmy Page(guitar)

Robert Plant(vocal)

John Paul Jones(bass,keyboard)

ohn Bonham(drums)






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Ace Cannon(Ace of Sax)

2016年03月25日 23時58分07秒 | ジャズ







今宵の一枚はAce CannonのAce of Sax。録音は1969年、レーベルはHi Records。なんと言ってよいやら、解釈に悩むアルバムだ。Jazzの範疇に入るのか、否か。むしろ、Rockだろうか。いや、Funkかな。?Saxそれもほとんどts、でもasの方が好感触。guitarもなかなか達者で、guitar二本仕立ての曲はリードとメインの位置関係、音の重なり具合がなんとも絶妙。惜しいのはcreditの記載がなく、Ace Cannon以外誰が誰だかplayerがさっぱりわからない。60年代後半と比較的新しい録音ながらオーディオ的には今一つ。なんかベールを被ったような感じで、鮮明さが不足。でも本格的に聴き込むと、おもしろいかもしれない。やっぱりRockかな、LP全体の音造りがどう聴いてもJazzではないなぁ。

正直このアルバムは他のアルバムを買ったおまけ。Ace Cannon自体どこかで名前を聞いた程度の知識しか持ち合わせていない。トランプを使ったジャケット写真がおもしろい。


side A
1.Down By The Riverside

2.I've Been Loving You Too Long

3.Amen

4.Dizzy

5.Bad Moon Rising

6.Alley Cat

side B

1.Who's Making Love

2.You Showed Me

3.Proud Mary

4.Groovin'

5.You Gave Me A Mountain

6.Soul For Sale

(personnel)

saxのAce Cannon以外不明






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Paul Desmond(The Paul Desmond Quartet featuring Don Elliott)

2016年03月22日 23時55分00秒 | ジャズ







今宵の一枚はPaul DesmondのThe Paul Desmond Quartet featuring Don Elliott。録音は1956年レーベルはFantasy。このアルバムまず驚くのは実に音が良いこと。モノーラル録音ながらビックリするほど音が明晰でリアル。思わず身を乗り出したくなるほどだ。PaulのasとDon Elliottのtpが解け合うが如くはもる。接近しくっつかんばかりの距離で演奏している様子が、手に取るようにわかる。やはり50年代の録音が一番優れているのだろうか。asがまるでtbと勘違いするほど図太い音色で興味深い。当然と言えば当然だがasとtpがあまりに全面に立ち過ぎるきらいあり。


side Aに

1.Jazzbelle

2.A Watchman's Carroll

3.AEverything Happens To Me

4.Let's Get Away From It All

side B

1.Look For The Silver Lining

2.Sacre Blues

3.You Go To My Head

4.Line For Lyons


(personnel)

Paul Desmond(as)

Norman Bates (bass)(2)

Joe Dodge(drums)

Don Elliott(tp)




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C5がお目覚め

2016年03月21日 10時12分42秒 | オーディオ





なかなか本調子にならなかつた、C5君いやC5嬢?。やっとお目覚めの様で素晴らしい音を奏でている。フルオーバーホールを施して頂いたN氏曰く、「(アナログおやじさんのC5は)通電時間が驚ほど少なくあまり使われていなかったようです。今回予防的にカップリングコンデンサーを追加したので、たっぷり電気を流してください。」との御託言。要するに、エージングには時間が掛かりますと、と言う事だ。約1か月で完調となった。P-309も1か月を要したのでエージングが終わってみれば、むしろ早い方だったようだ。毎日5~6時間、土日は12時間連続して稼働させていたからね。

P-309と比較すると、全帯域にわたって音が伸びやかで開放的な、包み込まれるような感じで、音場感が豊か。一音一音の粒立ちが良く、pianoやsaxの音に時々ハッとさせされる。当然ながら録音の良しあしがモロに反映され、ソースの重要性を改めて認識させられた。P-309も優れたプリで豪快な低音と華やかな高音はたいへん魅力的だが、C5に比べると色付けを感じる。生々しさで一歩劣るかな。?

当面の課題は解決お次はMZ-1のメンテナンスである。残念ながらパテントの問題でN氏がクローンモジュールの製作にまだ着手できないので、暫くお預けである。春めいてきて悩ましいのは発熱。気温の低い時には気が付かなかったが、最近はこもった熱気に驚かされる。さてさてどうしたものか。


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渡辺貞夫(The Best)

2016年03月20日 00時24分36秒 | ジャズ







週末はRockなれどちょっと更新頻度に間が開いたのでJazz。録音は1977年から1980年の間にリリースされたアルバムからのchoice。レーベルはFlying disk。70年代後半から80年代初頭にかけてのFusionブームにブレークしたナベサダ。当時は本当に凄い人気で、FMではMy dear lifeが毎週末の22:00から放送され数多の名ライブに演奏され、CMにも資生堂を始め、数本出演し、武道館では3日間満員御礼の公演などなど完全にJazzの域を超えた八面六臂の活躍ぶりだった。海外のmusicianとの共演も多く、いやむしろ日本人との演奏の方が少ないくらいだった。当時の人気ぶりを伺うのに相応しいのがこのアルバムである。Lee Ritenourのguitarの上手さが耳に残る。


side A

1.California Shower

2.Seventh high

3.Ngoma party

4.My country

side B

1.Morning island

2.Down east

3.Samba do marcos

4.Home meeting

side C

1.Nice shot

2.Just crusin'

3.Orange bypass

side D

1.Massai talk

2.Samba em praia

3.Malaika

4.My dear life


(personnel)

渡辺貞夫(as,fl,sn)

Lee Ritenour(guitar)

Dave Grusin(keyboard)

Don Crusin(keyboard)

Chuck Rainey(bass)

HarveyMason(drums)









Charlie Mingus(The Charlie Mingus Quintet plus Max Roach)

2016年03月16日 23時55分06秒 | ジャズ







今宵の一枚はCharlie MingusのCharlie Mingus Quintet plus Max Roach。録音は1955年のカフェボヘミアンでのライブ、レーベルはfantasy's。Mingusのbassは非常に特徴があり、一聴して彼とわかる。音数が多く、多彩に音を紡ぎ、結果彼しかだせない「音」を創る。そう言った意味ではmax Roachもまた、独特のドラミングで一聴して誰だがわかるplayerである。いわば、2大個性派の共演だろうか。bassistがleaderであるバンドは数少なく、またbassが主役となる演奏は少ない。このアルバムんは稀な一枚である。控えめながら渋いMal Waldronのpianoも良い。


side A

1.A foggy day

2.Drums

3.Haitian fight song

4.Ladybird

side B

1.I'll remember April

2.Love Chant


(personnel)

Eddie bird(tb)

George barrow(ts)

Mal Waldron(piano)

Charlie Mingus(bass)

Willie Jones(drums)

Max Roach(drums)A-2,B-1



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Red Garland(Red Garland's Piano)

2016年03月15日 23時49分58秒 | ジャズ







今宵の一枚はRed garlandノRed Garland's Piano、録音は1956年?、レーベルはPrestige。ご存じred Garland、タッチが強く一音一音が明確でたいへんclearな音色でちょっと聴けば誰だがわかる、特徴的な演奏である。ノリノリでplayしている様子がよくわかる。共演者がPaul Chambers(bass)とArt Taylor(drums)の二人。もはや説明の必要のない名手。とりわけ、Paulのbassがよく弾む。この非常に達者な人でbassistの中でも一番creditされた作品が多い。すなわち、Proの仲間から信頼が厚いわけだ。どの曲を聴いても素晴らしく、甲乙つけがたい。個人的にはA面2曲目のStompin' at the savoyが好き。

モノーラル録音ながらたいへん音が鮮明で、魅力的だ。もちろん、エンジニアはRudy Van Gelder。「なるほどね」、というわけである。



side A

1.Please Send Me Someone to Love

2.Stompin' at the Savoy

3.The Very Thought of You

4.Almost Like Being in Love

side B

1.If I Were a Bell

2.I Know Why (And So Do You)

3.I Can't Give You Anything but Love

4.But Not For Me


(personnel)

Red Garland(piano)

Paul Chamber's(bass)





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Miles Davis+19(Mils Ahead)

2016年03月14日 23時46分21秒 | ジャズ









今宵の一枚はMiles DavisのMiles Ahead。録音は1957年、レーベルはcolumbia。Sketches Of Spainも良いがMilesが淡々と吹いているこのアルバムもまた魅力的だ。tpでなく、Flugelhornな点もずいぶんと印象が違う。また何といってもGil Evansのアレンジが素晴らしい。どこかclassicの香りがして奔放にガンガンと迫るのでなく、流麗で音色の一つ一つを大事にされ木目の細かな繊細さが際立つ。MilesとOrchestraのバランスが絶妙である。とりわけB面冒頭のBlue for Pabloの演奏は思わず引き込まれそうな素晴らしさ。個人的な一押しだ。メンバーも凄い。asにLee Konitz、bassはPaul Chambers、pianoがWynton Kelly、そしてdrumsはArt Taylorと綺羅星の如く名手揃い。



side A

1.Springsville

2.The Maids Of Cadiz

3.The Duke

4.My Ship

5.Miles Ahead

side B

1.Blues For Pablo

2.New Rhumba

3.The Meaning Of The Blues

4.Lament

5.I Don't Wanna Be Kissed Flugelhorn


(personnel)

Mikes Davis-Flugelhorn

Bernie Glow - Lead trumpet

Ernie Royal - Trumpet

Louis Mucci - Trumpet

Taft Jordan - Trumpet

John Carisi - Trumpet

Frank Rehak - Trombone

Jimmy Cleveland - Trombone

Joe Bennett - Trombone

Tom Mitchell- Bass trombone

Willie Ruff - French Horn

Tony Miranda - French Horn

Bill Barber -Tuba

Lee Konitz -Alto sax

Danny Bank - Bass clarinet

Romeo Penque - Flute and clarinet

Sid Cooper - Flute and clarinet

Paul Chambers - Bass

Art Taylor - Drums

Gil Evans - Arranger and Conductor


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Rolling Stones(Undercover of the night)

2016年03月13日 23時56分47秒 | ロック








今宵の一枚はRolling StonesのUndercover of the night。録音は1982年~83年、レーベルはRolling Stones。一風変わったアルバムだ。A面はレゲエ風なsoundとアレンジだがB面はBlues baseの所謂Stonesぽいsoundでアルバムとしての統一感がない。音創りの点でも腑に落ちない。全体にclearで聴きやすいのだが、粒立ちや楽器ごとの明晰さは影を潜め、逆に面白みがない。薄味なのだ。意図的にこうした音創りをしたとした、とは考えにくいのだが。本来であればバランスを崩してでもワザとドンシャリにして低域にフォーカスしたり、もっと中域をクローズアップしたほうが、曲やアレンジが生きると思うのだが。一説によると、MickとKeithの確執があり、アルバム意に彼らの対立が反映しチグハグな構成になった、らしい。

当時タイトルのUnder cover of the nightが日本でもヒットしラジオから良く流れていた。不思議とラジオで聴くとそれっぽい(レゲエ風)音になるから不思議なもの。当時はあまり熱心に聴き込まなかったがこうして改めて聴いてみるといろいろな気づきがあって興味深い。

B面冒頭のtoo much bloodはパリ人肉事件(日本人によるフランス女性殺害、食人事件)にショックを受け着想した曲。

side A

1.Undercover of the night

2.She has hot

3.Tie you up

4.Wanna hold you

5.Feel on baby

side B

1.To much blood

2.Pretty beat up

3.Too tough

4.All the way down

5.It must be hell

(personnel)

Mick Jagger(lead vocal,guitar,harmonica)

Keith Richards(guitar,vocal)

Chrlie Watts(drums)

Ron Wood(guitar,backing vocal)

Bill Wyman(bass)



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Frank Marino&Mahobany Rush(What's Next)

2016年03月12日 16時39分08秒 | ロック








週末はRockにて、Mahogany Rush。録音は1980年、レーベルはCBS。ギンギンのGuitar Soundの洪水である。James Hendrixフリークのひとりと目されるバンド、いや人物だ。なぜならmahogany RushはFrankのワンマンバンドだから。とにかく理屈抜きに降り注ぐが如くのguitarの音、音、そしてまた音。好き者にはたまらないだろう。最近年を取って高域が聞こえにくくなったし、620Bは狭帯域SPなので、気にならないが30代のころは、高周波で気持ち悪くなるほどだった。おまけにSPもL-10で超広帯域まで再生可能だから、正直アルバムを聴き通すのがしんどかった。そんなわけで20年ぶりの試聴である。おっさん(あ、ジジイか。)になるのも悪くないものだ。(笑)

side A

1.You got livin'

2.Finish line

3.Rock in baby

4.Something comin' our way

side B

1.Roardhouse blues

2.Loved by you

3.Rockn roll hall of fame

4.MONA


(personnel)

Frank Marico(guitar,vocal)

Paul harwood(guitars,vocal)

Jim Ayoub(drums)



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阿川泰子(Fine)

2016年03月09日 23時32分07秒 | ロック








今宵の一枚は阿川泰子のFine。録音は1982年、レーベルはinvitation。このアルバム、JazzというよりVossa Novaだろうか。なぜならリズムセクションがViva BRAIL、ブラジリアングループだから。芸達者な面々でなかなか聴かせる。instrumentalで聴いてみたい気にさせる、といったらほめ過ぎかな。?特にbasとpercussionが出色。素晴らしい。阿川泰子はjazzな曲を唄うと、どこか違和感が伴うのが個人的な感想だが、Bossa Novaだどとっても合っているような気がするのは気のせいかな。?軽快で乾いてもいないし、濡れてもいないほどよい妙なる頃合い。意外や意外彼女の最高傑作か。?


side A

1.Mou amor

2.Searching

3.Fill up the night

4.New York afternoon

5.Darlin' don't over go away


side B

1.Smile on your face

2.Jump for joy

3.You and I

4.Take a holiday

5.Affair of the heart

(personnel)

(viva BRASIL)

Claudio Amaral(guitar,chorus)

Jay Wagner(keyboard)

Edddy Soleta(bass,chorus)

Rubens Moura Jr(drums,percussion)

Kent Midleton(percussion,fl)

Masanori Sasaki(keyboard)

Yasuaki Shimizu(as)

EVE(chorus)

Milky Way(chorus)

Nakazawa group(tp)

Kagiwada group(tb)

Joe Group(strings)



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解れたきたぜ、C5

2016年03月08日 22時15分45秒 | オーディオ







C5君メンテナンス終了後2週間でやっと音が解れてきた。もちろん、RCAケーブルをPCトリプル Cを使ったN氏特製のタイプにした効果も大きいのだろう。グッと沈みこんだ抜けのよいサウンドに変身した。とはいえ。まだまだ実力発揮とはいかずだろう。あと2週間は鳴らし込まないとダメだろう。P-309も1か月したら見違えるように音が良くなったから。心配なのはMZ-1、たいして熱くならんなぁ、と高をくくっていたが大間違い。3月に入り気温も上昇し時に暑いほどの陽気になると、ラック周りから熱気が漂ってきた。筺体に手を載せると前部はともかく後部の排熱用のスリットが張った部分は、アッチチに近いレベルで手を置くのが憚れるほど。おそらく、50度以上ある感じだ。夏が思いやられますなぁ。さすが純A級アンプ、しかもモノーラルアンプにて2台の発熱は半端ない。

とりあえず問題ないけれどメンテナンスをそろそろ考えた方が良いかもしれない。

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Herbie Mann(Hold on,I'm coming)

2016年03月07日 22時30分15秒 | ジャズ

今宵の一枚はHerbie MannのHold on, I'm coming、録音は1972年のライブ。レーベルはAtlantic。ご機嫌なサウンドだ。ノリノリでここまでflが陽気に唄うライブはなかなかお目にかかれない。というより、他にはないのでは。?A面冒頭のDavid Newmanとのダブルflは迫力満点。flでもここまでpowerfulで攻撃的lな音が出せるものだ、と感心する。この曲、bassがブンブン唸るのが印象的でおもしろい。思わずリズムを取りたくなるほどにファンキー。一転してバラード調の2曲目、flからtsに楽器を替えたDaxid Newmanに魅せられる。達者なものだ。Herbie Mannというと『Memphis Underground』がまず頭に浮かぶが、プロデューサーさとしても優秀で自らレーベルを起こし有望な新人を発掘した。ちなみにChick CoreaもHerbie Mann bandの出身である。

このアルバム驚くほど音が良い。ライブとは思えないほど良い録音でこれがまたこのアルバムの魅力だろう。レンジも広く、各楽器の粒立ちがよく、音が前に出てくる。

 

side A

1.Soul beat momma

2.Never can say goodbye

3.Respect youurself

side B

1.Memphis underground

2.Hold on,I'm coming

 

(personnel)

Herbie Mann(fl)

Daxid Newman(fl,ts)

Sonny Sharrovk(guitar)

Pat Rebillion(piano)

Andy Muson(bass)

Reggie Freguson(drums)

 

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