アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

511、最高

2019年06月30日 22時09分06秒 | オーディオ









通電8時間経過。前言訂正である。レンジ広く、ガッツあるサウンドでもう最高。!!Levinsonいらんなぁ。(爆)先週聴いたN026Lより明らかに上質。おしいのは、CD、SACDの出音に比べLPの出音がイマイチな事。カートリッジケースを見たら、TYPeIIIがあるではありませんか。!!すっかり忘れていた。さっそく103と交換。半年以上も火を入れてなかったので詰まった感じでイマイチ。511はゲインが低く、TYPEIIIだと23時の位置でもさほど煩くない。ここはやはりトランス噛ませて103で聴くべきかなあ。

620Bが朗々と謳い始めた。!!

AGI Model511見参

2019年06月30日 13時34分16秒 | オーディオ




プリアンプを入れ替えた。AGIのModel511である。今までプリアンプはLuxmanのC06α、C10。パイオニアのC5、ONKYOのP-309。そして直近はAcuphaseのC-200Lと国産ばかりで海外製品は初めて。発売当時日産の初代フェアレディZ(S30)やマツダのRX-7(SA22C))がpoor man's PorschePoorと揶揄?されていたようにpoor man's Levinsonと言われたが、たしかに音色的にはML-1に似ている。当時Levinsonは100万円オーバー、かたや511は25万円だったから、そう呼ばれたのだろう。もちろんそれだけコストパフォーマンスが良いという意味でもある。

一聴して音の太さ、濃さに驚かされた。
C-200Lも国産機としてはアメリカでの販売を考えた太め、濃い目の音造りなはずが、まるで醤油味である。濃厚なソースとの違いとも表現できる。C-200Lが2Hの鉛筆ならこちらは2Bの鉛筆である。彫が深く、一音一音メリハリがハッキリ。620B本来の音なのか、いやはやこここまで音が違うとは。!!

JAZZを聴くには最高である。


もちろん、レンジは明らかに狭いし高域は抜けておらずHiFiとは違う音だが、生っぽさ、ライブ感が断然優れ音が一音一音生きている。造りも国産に比べれば簡素、いや有態にいればチープ。また重量が軽すぎてラフに扱うと、簡単に動いてしまう。(笑)PHONO回路もMM onlyなのでMC cartridgeは使えない。とはいえ、103なんでボリュームを上げれば聴けないことはないが、やはり大味になる。音色からしてヘッドアンプではなくトランスかな。?
それとも44でも買うかな?

プリアンプ、パワーアンプ、スピーカーすべてUSA製品となった。
オーディオは文化と納得である。


デビューだぁ。

2019年06月24日 00時57分16秒 | ライブ











今日はウードのレッスンで通っているトルコ文化センターで、ウード・サズ・太鼓のミニ発表会だった。何も楽器が弾けない、譜面が読めない状態から、始めて半年。なんとかかんとかアラブの曲を弾けるようになったが、人様の前でまさか弾くことになるとは、思いもよらず。

僕以外のみなさんは、クラシックの素養のある人や、他の楽器の経験が長い人などみなさん、音楽経験が豊富でレベルが高い。演奏もアラブの曲以外にも、バッハの無伴奏ソナタやキャロルキングの曲だったり、実に達者。
4番目の奏者だったが、緊張で手が震えているのが自分でもわかった。我ながらまったくチキンだぜ。途中2か所ほどミスったが、なんとか最後まで弾き通せホッとした。最後は仁子先生と松尾先生の模範演奏、さすがに上手い。とりわけ、サズと太鼓の先生である松尾さん。ウードもたいしたもので、力強く素晴らしい演奏だった。

人前で演奏してみて改めてプロの凄さを思い知った。

Levinsonは招くよ

2019年06月23日 09時46分40秒 | オーディオ












昨日はオーディオ好きの友人と上野で待ち合わせ。遅い昼食後、オーディオ屋さんへ。先週予約をしていたハイエンド専門店、Audio Dripper 東京である。
LevinsonやCello、Studerなどかつてのハイエンド機がずらりと並ぶ室内は壮観。Cassinaと思しき豪華なソファーで試聴。おまけにお茶とコーヒーのサービスまで。(驚)お菓子付き。およそオーディオ屋さんらしくない。実はlevinsonのNo23Lがお目当て。プリアンプはなんと VIOLA CADENZA。このアンプ定価210万円である。スピーカーはJBLのEVEREST D66000。総額900万オーバーとまぁ、なんともバブリーなシステム。がしかし、音は---。VIOLA、とんでもないドンシャリアンプで驚いた。プリをLevinsonのNo26Lに替えたら音激変。まともなった。さらに、パワーアンプをLevinsonのNo20に交換。この組み合わせが本日のベスト。でもあえて、自分の現行システムと入れ替えるほどの差はなかった。それを確認できただけでも良かった。(笑)システムが違うけど、以前同行した友人所有のML-1を聞いた時は、これぞLevinsonと思ったのだが。もっともVIOLAはメンテナンス完了から2日しかたって経っておらず完全なエージング不足だし、Levinsonも通電時間が短いそうだから、本来の力は発揮していなかっただろう。No23Lはやや低域を誇張した音色で、帯域バランスはあきらかに中低域寄りだったのに対し、No20は素晴らしいバランスで全帯域過不足なく、力が漲りワイドレンジ。後者はフルメンテナンスを施したアンプだそうで、キチンと手を入れれば過去の名器は現代のハイエンドアンプを軽く凌駕する力があると再認識した。


オーディオ巡りは続く。Audio Dripperを後にし、お次はハイファィ堂へ。こちらはオーディオドリッパーとはうって変わり、狭く雑然とした店内。試聴椅子はなんとパイプ椅子。(爆)えらい、違いだ。
以前から気になっていたAGIのModel511(プリアンプ)を発見。まだ値札もついていない。さっそく試聴。スピーカーはUREI 813A。パワーアンプはYAMAHAのBX-1。これにはまいった。!!UREIが良いのかだろうか。?持参したCDを聴くと実に気持ちが良い。気持ちが昂るのだ。発売当時ハイスピードアンプと謳われた511。自分のパワーアンプSA/3と相性が良いのでは、と直感。願わくばUREI の813Aも欲しいなぁ。しかし、いくらなんでもデカすぎ。奥行きや高さはともかく、幅が787mm。拙宅は幅1,200mmのラックを挟んで620Bを設置、実測すると残念ながら813Aは物理的にムリと判明。約2,500mm足りない。お値段もリーズナブルだしおしい。(爆)

シルクロード邂逅

2019年06月09日 16時48分31秒 | ライブ







昨日は和楽器である笙とoudによる異色のライブに参加。会場は言わずと知れたアラブ音楽のメッカとも言うべき、西荻「音や金時」。関西で活躍する雅楽奏者の林哲至さんと仁子さんの共演である。林さんは笙の演奏家、出で立ちはもちろん、雅楽の演奏に相応しい和装。映画やTVでしか見たことのない衣装が新鮮。

笙の妙なるフォ~とも、ピュ~とも聴こえるユッタリとした音色は、聞き入ると眼前に悠久の歴史が眼前に広がるかのような錯覚に。そこへoudの音色が加わると中央アジアの大地が薫る。生まれも育ちも全く異なる楽器だが不思議と違和感がない。それもそのはず、日本の琵琶はoudが原型であり、正倉院宝物である螺鈿紫檀五絃琵琶はどう見てもoudである。

仁子さん演奏するoud、あたかも琵琶の音色に聴こえたから摩訶不思議である。