アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Echoes of a friend/McCoy Tyner

2018年05月31日 23時50分42秒 | ジャズ







今宵の一枚はMcCoy TynerのEchoes of a friend。録音は1972年11月、レーベルはVictor。東京での録音である。なんだか最近はMcCoy Tynerを聴くことが多い。元々Keith好き、なれどどこかMcCoyに惹かれるところがあるのかしれない。McCOYと言えばColtrane。このアルバムはColtraneに捧げられたものだ。どこか東洋的な響きがする、なんとも摩訶不思議な世界。ピアノという西洋楽器の典型から、凡そかけ離れた世界が現出するといったら大袈裟か。B面冒頭のドラの音が一気に別の世界に引き込む。




side A

1.Naima

2.Promise

3.My favorite song


side B

1.The discovery

2.Folks


personnel

McCOY Tyner(piano)

Jan Garbarek-Bobo Stenson Quartet /Witchi-tai-to

2018年05月30日 23時54分09秒 | ジャズ








今宵の一枚はJan Garbarek-Bobo Stenson QuartetのWitchi-tai-to。録音は1973年11月、レーベルはECM。北欧のJAZZだ。イカニモECMらしくclearで清明な音。A面冒頭のJan GarbarekのSSが印象的でcool、如何にも彼らしい。Bobo Stensonのpianoも素晴らしい、とりわけA面2曲目の伸びやかさは、ビックリ。大げさに言えば、620Bから溢れそうな感じ。アルバム全体を通して聴くと不思議なもので、いかにもヨーロッパ、それも北欧色が色濃く一聴してアメリカのJAZZとは違うのがわかる。真赤に燃えるのではなく、静かな青白い炎だろうか。熱くならないのだ。



A side

1.A.I.R

2.kukka

3.Hasta Siempre


B side

1.Witchi-tai-to

2.Desireeless





personnel

Jan Garbarek(ts, ss)

Bobo Stenson(piano)

Palle Danielsson( bass)

Jon Christensen(drums)


Trio1140 Live in 音吉MEG

2018年05月29日 23時41分37秒 | ライブ










今宵は久々にJazz live。最近すっかりアラブ音楽に魅せられ本家のライブはとんとご無沙汰だった。場所は音吉MEG、言わずと知れた新生MEGである。寺島さんがご高齢(80歳)のため引退。4月から柳本さんが新オーナーとなり、リニュアールオープンしたのだ。学生時代は良く通ったものだが、社会人になってから2度目3三十数年振りの再訪である。

今日のライブは里子さんのバイオリンが聴きたくて出かけたのだ。彼女は毎年クルマ仲間の新年会で演奏を聴かせて頂いていて、ぜひ一度ジックリ聴きたいなぁ、と思っていた。偶然MEGのライブにブッキングされた、というわけである。演奏はトリオ、その名もTrio1140。三人はバークリーの同窓生で、1140はバークレーの所在地とのこと。バイオリン、ベース、エレキギターという異色の組み合わせだ。

さすが炎のバイオリンの里子さん、ベースやエレキギターに負けじと豊かな音量と、グイグイと迫る力強い演奏。それでいてどこか優しい響きがあり、魅了された。素晴らしい。ベースはウッドベース、ブンブンと唸る生ベースは聴いていて心地よかった。エレキギターは、達者な速弾きで流れるようなフレーズを醸し出す。



メンバー

嶌田憲二(bass)

森里子(vln)

狗村光(Eg)

Thelonious Monk plays Duke Ellington/Thelonious Monk

2018年05月28日 23時58分11秒 | ジャズ










今宵の一枚はMonkのThelonious Monk plays Duke Ellington。録音は1955年7月、レーベルはRiverside。聴いていてどうにも違和感がぬぐえないのが、Monk。個性的と言うかどこか変。調子外れなところがあり、取っつきにくいのだ。感情移入しにくい、といった方がわかりやすいだろうか。?でも不思議と魅かれるものがある、ホントに変な人。未熟故、お前はMonkがわからないだけ。と言われればそれまでだが。例によってVan gelderの録音なのだが、珍しくclearでスッキリ。不思議だ。特筆すべきはOscar Pettifordのbass。実に良い。音程明確でよく唄う。とりわけ、A面の音はpianoとbassどっちが主役なんだぁ、といった演奏。Monkのアルバムなの。?と言いたくなるほど。Kenny Clarkが妙におとなしい。


録音はすでに記したようにclearで見通しが良い。pianoの余韻が綺麗。



side A

1.It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)


2.Sophisticated Lady


3.I Got It Bad And That Ain't Good


4.Black And Tan Fantasy


side B

1.Mood Indigo


2.I Let A Song Go Out Of My Heart


3.Solitude


4.Caravan



personnel

Thelonious Monk(piano)


Oscar Pettiford(bass)


Kenny Clarke(drums)







使い方がわからん

2018年05月27日 13時33分23秒 | オーディオ





一昨日、新しい仲間が加わった。TASCAMのCD-RW5000である。真空管アンプ導入のため売却してしまったSA-60の後釜である。俄かに出色の音を奏で始めたA-10IIでLPを聴き直すも、ひと段落。CDも聴きたくなったわけ。(笑)とはいえ、単に再生機能のみ持った機器を購入してもおもしろくない。再開した生録音の音源をテープではなく、別のメディアに置き換えたかったこともあり、CD Recorderの導入となった。メディ自体の長期保存性を考えれば、CDよりtapeの方が利点があるかもしれないが、なんせ再生する機器が最早、中古でしか手に入らない。中古機器もオーバーホールはほとんど不可能。SONYを始めかつてのメーカーがDATの製造販売を中止してから、すでに15年以上経過し補修部品も払底している。

とはいえ、音質から見たDATの魅力は捨てがたい。
録リ溜まるだろうDAT音源をなんとか生かそうと選択したのが、プロ用機器。プロ用とはいえ、民生用と事情は同じだがそこはそれ、手持ちのDATであるDA-P1も、終了しているはずのメンテナンスをメーカーが対応してくれたのだ。あわよくば、同じようにメンテナンスをお願いできるかも、と虫の良い考えで、思わずポチリ。

ところが大きな問題が。取扱い説明書がない。事前に承知していたとはいえ、どうやって録音したらよいか操作方法がわからない。原理は同じだろう、とばかりに動かすことも考えたが、トラブったら元も子もない。まずはメーカーに取説の在庫問い合わせですな。

当然再生機能はCDのみ。出音をEsotericブランドのSA-60と比較するのは酷だが同じメーカーでもあり、比べてみた。一聴して、聴感上のレンジが違う。SA-60はどこまでも伸びていく感じで、全帯域にわたって音が広がる。対してCD-RW5000は必要な帯域だけ充足する再生音。とりわけ高域の伸びに差を感じる。一音一音の鮮度も違う。未メンテナンスでもあり、意味のない比較かもしれないが、音の違いが確認され興味深い。


Jackie Mclean/New soil

2018年05月25日 17時47分01秒 | ジャズ












今宵の一枚はJackie McleanのNew soil。録音は1959年5月、レーベルはBlue note。Jackieの記念すべきBlue note移籍第一弾である。張り切って嬉々として吹きまくる様子がわかる。素晴らしい演奏で、Donaldとのハモりがこれでもか、というほどノリノリで気持ちが良い。とりわけ、A面冒頭のHip strutで左右に鳴り響く二人にハっとさせられる。全員溌剌として演奏しているが、とりわけtpのDonaldのプレイに魅かれる。まるでClifford Brownのようだ、といったら誉め過ぎか。


録音は文句なし。素晴らしいの一言。左右に大きく広がり、これぞステレオ録音。やはり50年代後半から60年代の録音が一番。この時代の優秀録音を聴くと最近のマルチモノの録音が陳腐で、薄っぺらく聴こえる。




side A

1.Hip strut

2.Minor apprehension


side B

1.Greasy

2.Sweet cakes

3,Davis cup


personnel

Jackie Mclean(as)

Donald Byrd(tp)

Walter Davis Jr,(piano)

Paul Chambers(bass)

Pete La Roca(drums)

John Lewis/Statements and Sketches for Development(素描)

2018年05月24日 00時04分27秒 | ジャズ






今宵の一枚はJohn Lewisの素描。録音は1976年1月、レーベルはCBS SONY。まず特筆したいのは音の良さ。青山タワーホールにおける日本人エンジニアによるrecordingである。実に力強く、一音一音明確で力強い。まるでVan Gelderを上品にしたような録音である。さて本題。John Lewisと言えばMJQだが、このアルバムはソロ。しかもこれが彼にとって初ソロアルバムというから驚きだ。デビューから20年以上経過して初ソロとは意外な感じがする。失礼ながらKeithやPetersonのような思わず、唸ってしまうテクニックや、Evansのような華麗さ、Hankのような饒舌でいぶし銀のような渋さはなく、朴訥と丁寧に弾くといった印象である。実直さがうかがえる演奏だ。興味深いのはKeithほどではないしろ、演奏中に唸っていること。低い声でだがハッキリ聴こえる。

冒頭に記したように録音は素晴らしい。日本人が録音した中で一番。こんなに厚い音が録れる人がいたとは。!!定位、奥行き、左右のバランスどれも文句なし。今年聴いたレコードではNO1である。


side A

1.Milano

2.Dianjo

3.Afternoon in Paris

4.I don't know what rime it was

5.Plastic dreams


side B

1.Romance

2.Confurmation

3.2"Ease 3"West

4.Round Midnight

5.Kilostone


personnel

John Lewis(piano)



McCoyTyner/plays Ellington

2018年05月21日 23時39分45秒 | ジャズ








今宵の一枚はMcCoy Tynerのplays Ellington。録音は1964年12月。レーベルはimpuluse!。McCoyといえば Coltraneだがリズムセクションは Coltraneのレギュラーメンバーながら、実にリラックした演奏だ。 Coltraneがいると、どこか肩肘張ったように聴こえるてしまうのだが、微塵も堅苦しさが感じられないのが不思議。パーカッションが入るとラテンぽい華やかな印象でウキウキしてくる。A面2曲目のCaravanだ。パーカッションのリズムに導かれMcCoyが楽し気に弾く音色が素晴らしい。レギュラーコンボではなかなか聴けない演奏だ。

録音は最高。例によってVan Geldeだが、いつものオンマイクより抑え気味でマイクを少し引いた感じ。逆にこれが功を奏し素晴らしいバランスで爽快。一音一音の粒立ちも申し分なく、なにより左右いっぱいに広がる音場がなんともいえない。
やはりこの頃の録音は秀逸。現在のマルモノ録音では味わえない鮮度の高さ。音が生き生きとしている。



side A

1. Duke's Place

2. Caravan

3. Solitude

4. Searchin'


side B

1. Mr. Gentle and Mr. Cool

2. Satin Doll

3. Gypsy Without a Song

4. It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing) [*]

5. I Got It Bad (And That Ain't Good) [*]

6. Gypsy Without a Song [Alternate Take][*]


personnel

McCoy Tyner (piano)

Jimmy Garrison (bass)

Elvin Jones (ds)

Willie Rodriguez,Johnny Pacheco (perc on [1][2][4][6])

新兵器登場

2018年05月20日 23時27分51秒 | オーディオ



プリメインアンプ、アナログプレーヤー、スピーカーとい至ってシンプルになった拙宅のシステム。ソースもLPとDATのみ。後者はライブ音源しかなく、ごくわずか。いやでもLPを聴かざるを得ない。となると問題がある。静電気と埃だ。埃は取り除く術はいくらでもあるが、静電気退治となると厄介である。以前は帯電防止スプレーや、ゼロスタット(ピストル式除電器)など対策グッツを駆使したが、どうにもおおげさで面倒くさい。もっとお気軽に手間暇掛けない方法はないものか、と思案。そこで登場したのが、静電気除去クリーナー。一見何の変哲もないクリーナーだが、ブラシ が導電アクリル短繊維製で帯電したLPから静電気を除去してくれる。

拙者のような物ぐさ者にはピッタリ。
なんせお手軽である。ネックは高いこと。amazonで6,200円である。made in Japanの謳い文句にやられた。ならば安心と変に納得しポチリ。(笑)MG44(カートリッジ)の半額をどう考えるかだな。

Les Liaisons dangereuses/Duke Jordan

2018年05月19日 00時20分14秒 | ジャズ




今宵の一枚はDuke Jordanの「危険な関係」。録音は1962年1月、レーベルはEgmont。言わずと知れたフランス映画「危険な関係」のサウンドトラックである。tpとtsの印象的な冒頭の旋律は、幾度となく繰り返されるフレーズ、とにかく耳に残る。A面2曲目のArt Taylorが奏でるdsのフレーズも、原初的なリズムが想起され引き込まれる。Dukeのpianoは例によって朴訥で一音一音確かめるが如く、弾かれる。彼の演奏だと一聴して判明。特異なのだ。勝手なことを言わせてもらうと、映画とサウンドトラックがまったく合っていない。どうしてもこの音からあの映画の思いだせない。ハッキリ言って場違いな感さえある。同じジャンヌ・モローが演じた「死刑台のエレベーター」とはえらい違いだ。後者は映像と音楽がこれ以上ないほどマッチし、Milesのtpを聴くと瞬時に映画のワンシーンが浮かぶ。渾然一体といっても過言ではあるまい。ロジェ・ヴァディムはどうも音楽のセンスが悪いようだ。ルイ・マルは完璧。

オーディオ的には素晴らしい録音。とりわけ左右に綺麗に分離する定位が秀逸。クリアーでリアルな響きも魅力的でラッパ類が輝いている。




A side

A1 No Problem (Part 1)

A2 No Problem (Part 2)

A3 No Problem (Part 3)


B side
B1 Jazz Vendor

B2 Subway Inn

B3 The Feeling Of Love

B4 The Feeling Of Love (Part 2)


personnel

Duke Jordan (Piano, Composed)

Eddie Kahn(bass)

Art Taylor(drums)

Charlie Rouse(ts)

Sonny Cohn(tp)



The Third world/GATO

2018年05月18日 01時12分21秒 | ジャズ






最近はライブやオーディオの話ばかりで肝心なJazz recordについてすっかりご無沙汰してしまった。なんと、およそ10か月である。で、今宵の一枚はGato BarbieriのThe Third World。1969年の録音でレーベルはFlying Dutchman。
Gatoと言えばたしか「ラストタンゴ・イン・パリ」(大胆な性描写が話題となったマーロンブラント主演の1972年のイタリア映画)のサウンドトラックを担当。個人的にはこの映画の曲が収録されたLPとこのThe Third Worldしか所蔵していない。
まさにThird World、第三世界=南米を彷彿とさせるA面冒頭のintroduction。だがそれ以外はほとんどfree Jazz的な進行だ。Gatoと言えばFreeのイメージが強いが、まさに彼を体現したアルバムだろう。混沌として出口がないようなasを中心とした音の洪水である。B面もッ冒頭の曲のみ南米を彷彿とさせるが、他はFree jazz。聴きづらいほどではないが、どうもピンとこないが不思議と聴きたくなる。GatoのVocalが印象的だ。


オーディオ的には平凡。特に取り立てて書くべきことはない。


side A
1.Introduction/Cancion del Llamero/Tango" (Gato Barbieri/Anastasio Quiroga/Astor Piazzolla)

2.Zelão" (Sérgio Ricardo)

side B
1.Antonio das Mortes" (Barbieri)

2.Bachianas Brasileiras/Haleo and the Wild Rose" (Heitor Villa-Lobos/Dollar Brand)


personnel

Gato Barbieri (ts, fl, vo)

Roswell Rudd (tb)

Lonnie Liston Smith (p)

Charlie Haden (b)

Beaver Harris (ds)

Richard Landrum (perc)


三年の間何をやっていたのか。

2018年05月14日 23時39分23秒 | オーディオ




何でも欲しくなると、いてもたってもいられなる性分、今回の真空管アンプの音色に魅せられ、自宅のシステムにも導入したいなぁ、と考えた。

あいにく先立つものが、ない。(笑)
となれば、手っ取り早いのが現行機種との入れ替え。スピーカーさえ替えなければ、機器には拘らない。音には拘るけどね。

ExcluciveC-5(プリアンプ)とEsotericSA-60(SA/CDプレーヤー)をオークションで売却。まずまずの価格で落札され一安心。さっそく梱包して発送した。となると必然的にシステムはシンプルな構成に。

スピーカーには不変のALTEC620B、アンプはC-5とMZ-1の代打でパワーアンプ替わりに使っていたNECのA-10II、アナログプレーヤーはYAMAHAのGT2000。ソースはLPのみ。(笑)A-10IIを本来のプリメインアンプとして使うのだ。

これがなんと、驚くべき結果。
620Bが見事に唄いだしたのだ。信じられないほどに。音が厚く、いかにもバタ臭いALTEC Soundを奏でるではないか。!!いやはや、いったいこの3年何をやっていたのか。とにかく信じられない思いだ。5時間ほどレコードをかけまくった。JAZZそれも1960年代から70年代にかけての録音は、まさにドンピシャリ。実に気持ちが良い。音が眼前に溢れかえっている。

SA-60の出音が見事でGT2000が役不足に思え、LPは何を聴いてもおもしろくなかった.。まさかC-5のイコライザーよりA-10IIのイコライザーが優れているとは。?いや、どう考えてもコストの掛け方が違う。片や定価128,000円こなたは780,000円である。どう考えてもありえない結果だ。ひょっとするとプリパワー間のケーブルのせいかもしれない。故長岡氏(オーディオ評論家)曰く「ピンピンケーブルで同じアンプかと思うほど音が違う。」と評していたから。でも結局相性かもしれない。

M-4から始まりアムクロン、DENONのPOA-3000、TechnicsのA-3、日立のHMA-9500、ラックスのM-08、サンスイのB-2102、オンキョウのM-509そしてパイオニアのMZ-1のパワーアンプ軍。プリアンプは当初P-309だったが、以後C-5一本。いろいろ遍歴したけどまさかA-10IIに落ち着くとは。!!


恥ずかしながらオーディオ歴43年にして音質=投資額ではない、と痛感。

オーディオは面白いね。

お馴染み三人組ライブ

2018年05月13日 16時59分15秒 | ライブ












昨日はお馴染み三人組の荻野仁子&相沢恭行&船原徹矢共演のライブである。会場は抜群の音響効果を誇るライブハウス「音や金時」。

仁子さんは今回、コスプレで登場。なんでも漫画アルスラーン戦記に登場する「ギーヴ」というキャラクターが、まさにこの出で立ちで登場とのこと。そっくりらしい。(^^)
三人の息合った演奏と音響効果で素晴らしいライブとなった。とりわけ、めったに聴くことができない、船原さんのパーカッションソロが印象的だった。

DATで録音実施。前回の失敗に懲りてACアダプターを持参。マイクアレンジも工夫し今回はバッチリ録音できた。それにしてもマイク、ケーブル、マイクスタンド、モニター用ヘッドホン等機材一式運ぶと嵩むし、なにより重い。とりわけ、マイクスタンドは単体で3,4Kgあり占めて総重量10Kgほど。リックには入りきらず、手提げのバックを使用。機動性に欠けますな、DATの生録。ACアダプターも旧式で大きく重いから次回から、予備のバッテリー持参に変更かな。?


動画はこちら


JAZZ喫茶は招くよ

2018年05月11日 22時04分13秒 | ロック






定期便の如く毎週1度はお邪魔するJAZZ喫茶がある。保谷駅北口徒歩2,3分の住宅地にある「Bunca」(バンカと読む)である。人の良いマスターとのJazz談義が楽しいのだ。

オーディオはプリアンプ(UESUGI)、パワーアンプ(SUN AUDIO)とも真空管コンビで、JBLの4343を鳴らしている。アナログ系はYAMAHAのGT2000、カートリッジはシェアのMG44。デジタル系はTEACのVRDS20かな。?

ウエットでリアルな真空管サウンドは、実に魅力的で一度聴くと虜になる。この4343鳴らし込みが十全で、モニタースピーカーらしく録音の良し悪しがよくかわる。総じてCDの再生音は平板でおもしろくない。生き生きとしたプレーヤーの息吹が感じられるのは、断然LPである。

音が良いのは再生機器だけでなく、空間が大きな要因だ。無垢の木材を多用し、床材はチーク。なんでも不動産屋だった物件を、店長自らコンクリートを打ち、設計は高名な建築家に依頼された、とのこと。通りでおしゃれな空間なわけだ。

特筆すべきは珈琲が美味いこと。自家焙煎で苦みの効いたビターなブレンドは、数多あるJAZZ喫茶の中でも1,2である。

また驚くべきはお客さんが絶えないこと。
いつも15時ごろ伺うのだがかならず先客がいて、時に満員になる。なんでもあの吉祥寺の新生MEGでさえ、お昼の時間はお客さんがひとりのことあり、とのblogを拝見。失礼ながら保谷の地ででこれだけ集客があるのは、にわかに信じられない。何ぜマスターはアナログ人間を自称し、フェースブック、ブログはもちらんホームページすらないのだ。すべて口コミというわけだ。

アラブ民族音楽ライブのお知らせ

2018年05月10日 02時08分02秒 | ライブ


来たる5月12日(土曜日)西荻窪の「音や金時」でアラブ民族音楽のライブがあります。
このblogではおなじみの友人である荻野仁子さん、相沢恭介さん、船原徹さんが出演、JAZZとはまた違った音楽の調べに耳を傾けませんか。?MC2,700円と格安。(笑)

簡単に三人のプロフィールを紹介します。



荻野仁子(oud&Vocal)
日本の女性oud奏者の第一人者。classic音楽の素養を背景にした確かな演奏テクニックは、聴く者を虜にします。最近は異分野の音楽ジャンルとの共演を積極的にチャレンジ。別嬪さんですぞ。(笑)





相沢恭介8guitar&vocal)
イラク難民支援者にしてシンガーソングライター。熱い思い込めた唄は多くの女性ファンを魅了。最近CDをリリース、京都を中心にライブ活動を展開中です。




船原徹矢(percussion)
中近東打楽器のフレームドラム「Req(レク)」の数少ない日本人演奏家として、アラブ音楽、トルコ音楽等で演奏。ダラブッカも用い、ベリーダンサー、ジャズ、ラテンなどとのセッション。コンテンポラリーダンサー、映像作家とのコラボレーションなど、都内を中心に精力的に活動。(以上HPからの抜粋)
船原さんは空手の有段者かつボディビルダー、鍛え抜かれた身体から発する優しい調べは聴く者を中近東の世界に誘います。2ビートでも4ビートでもないリズムは、エキゾチック。



会場の「音や金時」は最高の音響環境で都内屈指のライブハウス。響きが自然でPAが不要なくらいです。音楽ファンには必聴の空間ですよ~。