約1か月ぶりの更新となった。サボり癖が憑くといけませんな。梅雨の合間とは思えないほどに気温が上がり気分は夏な日々、聴きたくなるのはボサノバ。軽快なリズムに乗って心地よい歌声に耳を傾けたい。で、今宵はAstrud Gilbertoの「The Astrud Gilberto」。録音は1965年1月27、28日。レーベルはverve(原盤)。邦題は「おいしい水」、彼女のfirst Albumである。João Gilbertoの細君だった。残念ながら別れてしまったが、この二人が1960年代の、いや今日に続く、ボサノバブームの火付け役といっても過言ではあるまい。
彼女の歌声は耳タコ、A面2曲目の「Agua de beber」(おいしい水)が620Bから流れるとBossa Nova world。もう堪りませんな。(笑)録音も音が全体的に厚く、なかなか良い。もちろんレンジは伸びきってはいないが、中域の充実度が素晴らしい。心地よい。Jobinのguitarがさすが。流れるようなタッチでvocalを際立たせている。bassも凄い。思いのほか音が厚く、太い。
聴き込むほどに味が出るすばらしいAlbumである。
side A
1.Once I love
2.Agua de beber
3.Meditation
4.And roses and rosese
5.O Morro(nao tem vez)
6.How insensitive
side B
1.Dindi
2.Photograph
3.Dreamer
4.So fina de ser com voce
5.All that's left id to say goodbye
(personnel)
Astrud Gilverto(vocal)
A.C.Jobin(guitar)
Joe Mondragon(bass)
Milt Bernhardt(tb)
Stu Williamson(tp)
Joao Donato(piano)
Bud Shank(as,fl)
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