アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

ノールーズ2019ライブ

2019年03月24日 18時37分22秒 | ライブ





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3月21日はイラン(ペルシャ)の新年。Norouz ceremony2019が阿佐ヶ谷のイラン料理店、JAMEJAMで開催された。去年に続き2回目の参加。雪が降って肌寒い一日となった前回とは打って変わり、暖かく春の陽気。

20時からの夜の部に参加。メンバーは仁子さん(oud)、木村さん(vin)、船原さん(percussion)そしてベリーダンサーのRaks Mihoさんである。16名ほどで満席となるこじんまりとしたレストラン、普段は口にしないイラン料理に舌鼓を打ちながら、演奏と踊りを堪能。

演奏者による楽器の詳しい紹介があり、たいへん興味深かった。とりわけ木村さんのvinにおける、西洋音楽との違いが、演奏を交えた丁寧な解説で分かりやすかった。普段寡黙な船原さんの解説も、おもしろかった。演奏にベリーダンスが加わると華やかな雰囲気に一変。妖艶な踊りに目を奪われた。

オーナーシェフのキャラバンディさんの料理解説も楽しく伺った。この人日本語達者です。

普段はJAZZばかり聴いているが、異なった文化を背景とする音楽に浸ると、新たな発見があり楽しい限り。

DENON DCD-SA11見参

2019年03月17日 01時22分59秒 | オーディオ




プリアンプのお次はCDP。昨年からTASCAMのCD-RW5000を使用していたがなんせロートル。(笑)音質的にもプロ用とはいえ、元来CD RecorderでありCDPではないし、当然SACDの再生は不可能。となるとやはり、本来のCDPが欲しくなるというもの。ESOTERICを狙っていたがいかんせん高価。中古とはいえ、程度がよく、それなりの機種は20万円オーバーである。MARANTZも考えたがデザインが好みではない。必然的にDENONとなった。CD-RW5000と一番の違いは筺体の造り。ラックマウントタイプで実用一点張りの前任者と違い、無骨ながら重く分厚い筺体は、いかにも良い音を奏でそうで頼もしい。トレイのガッチリした構造も魅力的である。

肝心な音は如何に。?
再生当初は寝惚けた音だったが音量を上げ数時間鳴らしっぱなしにすると、本領発揮。重心が低く、アナログライクな出音である。音の分離、厚みも素晴らしく買い替えた甲斐があった。本日12時間以上稼働し、さらにスムーズな音を奏でている。

さて最後はパワーアンプ。どうしたものか。?

First timeout/Clare Fischer

2019年03月11日 22時59分03秒 | ジャズ








1ヵ月半ぶりの更新。なんかjazz&AudoブログというよりAudioブログ化してますなぁ。(反省)

今宵の一枚はClare FischerのFirst timeout。録音は1962年4月。レーベルはPasific Jazz Records。まず聴いて感じるのは音の良さ。素晴らしい。音の分離、厚み、広がりどれをとっても一級品。620Bが嬉々として鳴り出し、部屋いっぱいにJazz Soundが響く。Evans的だがぐっと体温が低くクール。トリオの演奏だがbassのGary PeacookがまるでScott LaFaroのようで、いつもの情感タップリな演奏とは一線を画す。このアルバムにはpiece for Scotty'というトリビュートナンバーがあるくらいだから、なるほどなぁ、と思ってしまう。面白いのはA面とB面の違い。どちらもクールな音調だがA面はすんなり聴けるけど、B面はさらに低温でしかもFree Jazz的な響きが横溢。かつ演奏に凄味があり、緊張感溢れ、聴き応え十分だ。



personnel

Clare Fischer(piano)

Gary Peacock(bass)

Gene Stone(drums)


side A

1.Nigerian walk

2.Toddler

3.Stranger

4.Afterfact


side B

1.Free too long

2.Piece for Scotty

3.Blues for home

4.I love you