アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Corea Hancock

2017年03月22日 00時58分36秒 | ジャズ








今宵の一枚はCorea Hancock、録音は1978年2月。レーベルはCBS SONY版とPolydor版あり。Jazz Pianistとしてはこの二人とKeithが最も知名度が高いだろう。ライブ録音ながら素晴らしい録音で、二人の火の出るような演奏がヒシヒシと伝わっくる。SACDも持っているのだが随分と趣が違う。不思議なことにLPよりアナログライクに聴こえるのだ。LPのほうがより鮮烈な印象である。切れ込みが鋭く、綺麗に高域まで伸び切り、アナログ再生とは思えないSNの良さに驚かされる。パワーアンプは同じMZ-1だから、C-5のエージング効果か?アナログ系の再生もかなり良くはなったが、まだライン系(デジタル)の音には追い付いていないかな。?いや、聴きようによっては、アナログでもここまで切れ込む音が再生できれば、もはやないものねだり、贅沢か。?

いかん、話がどうもオーディオになってしまう。

左ChがHancock、右ChがCoreaである。名手にて、どちらが上手いのなどとは言えない。が、Coreaの方がわずかに音色が豊かかもしれない。少なくても僕にはそう聴こえる。彼の方がより多彩な音が聴こえる気がするのだ。ともあれ、圧巻の演奏である。ボリュームを上げ、できるだけ大きな音で聴きたい。二人の代表曲であるSide Dの演奏が聴きモノだ。



side A

1.Home coming

side B

1.Ostiaote(from mikrokosmos for two pianos four hands)

2.The Hook


side C

1.Herbies' intro of chick

2.Bouquet

side D

1.Maiden Voyage

2.La Fiesta


(personnel)

Chick Corea

Herbie Hancock


TREASURE ISLAND/KEITH JARRETT

2017年03月16日 23時56分31秒 | ジャズ






このとことろ、すっかりaudio blog化していたがレコード紹介に戻りたい。今宵の一枚はKeith JarrettのTreasure Islandすなわり「宝島」。録音は1974年、レーベルはimpulse!。所謂アメリカンカルテットによる演奏で、よく聴くソロ演奏や、ヨーロピアンカルテットや、スタンダードトリオとは随分と趣が違う。求道者的なサウンドは影を潜め、どこか楽し気な浮き浮きする音に仕上がっている。レーベルがいつものECMではなくimpulse!なのも影響しているのかな。?パーカッションを多用しているのが特徴だろうか。Keithのアルバムでは聴きなれない「音」がたくさん詰まっている。ギターを効果的に使っているのも興味深い。A面、B面とも4曲目にSam Brownの演奏が加わるのだがこれが実にいい。!!




side A

1.The Rich (And the Poor)

2.Blue Streak

3.Fullsuvollivus (Fools of All of Us)

4.Treasure Island

side B

1.Introduction/Yaqui Indian Folk Song

2.Le Mistral

3.Angles

4.Sister Fortune

(personnel)

Keith Jarrett - piano, soprano saxophone (B3)

Dewey Redman - tenor saxophone, tambourine

Charlie Haden - bass

Paul Motian - drums, percussion

Danny Johnson - percussion

Sam Brown - guitar (tracks A4,B4)

Guilherme Franco - percussion

C-5早くも復帰

2017年03月13日 00時21分58秒 | オーディオ
先週異音発生で主治医の元へ送り出したプリアンプC-5。常連さん特権?で超特急でメンテナンスをして頂き、本日到着。昨年購入時のメンテナンスでは手つかずだったモジュール部分をすべて一新し、さらにメインボリュームも交換とまるで新品よろしくバリモンとなった。(笑)音激変。なんと拙宅ではアナログ優位だったのが、デジタル優位となった。以前は後者の方が明らかに劣っていたのに、CD再生時のリアリティが著しく向上し密度感アップ、空間をビッシリと音が埋め尽くす感じで生の音に一歩近づいた。アナログの出音は、SNがやたらと良くなり、一音一音が明晰にはなったが、逆に密度感が後退、LPを聴いていてつまらなく感じるほどである。まるで以前のCD再生の様だ。

改めてC-5のポテンシャルの高さを感じた次第。う~ん、悩ましい。GT-2000も引退か。?

サンスイB-2102MOS VINTAGEどなたかいかがですか。?

2017年03月01日 01時10分27秒 | オーディオ










JAZZとは抜群に相性が良いサンスイのアンプ。なぜならサンスイは長らくJBL製品の輸入を行い(4343シリーズは1万台以上の販売実績あり)JBLスピーカーにフォーカスしたアンプ作りがされていたからです。残念ながら倒産してしまいました。僕も15年間はサンスイ党でAUX-11を手始めに、B-2302Vを長く使っていました。数年前パワーアンプの、B-2102を入手、他の機種とはまったく音色の違うMOS FETサウンドを満喫していました。B-2302Vとは同じメーカーとは思えないほど音色が違い、たいへん興味深いです。

この度増えすぎたオーディオ機器の整理に当たり、お好きな方にお譲りしたい、と考えここで告知させて頂きます。発売以来30年近く経過しておりますので、当然メンテナンスは必須。このブログをお読みの方であればご存じ、岡山のYBN(野郷さんが代表)で2週間前にメンテナンスして頂きました。野郷さんは、パイオニアで30年以上オーディオひと筋で過ごされ、とりわけアンプに関しては開発、設計、メンテナンスを担当され生き字のような方。オーディオフリークの間で有名なパイオニア世田谷工房を社内ベンチャー的に創設を提唱され、実に5,000台以上のExclusive製品、パイオニアのハイエンド製品のメンテナンス実績があります。現在、郷里岡山でYBN岡山を運営されています。現在でもパイオニアのハイエンド製品のメンテナンスは野郷さんが担当されており、世界中から彼の元へExclusive製品が集まってきます。

B-2102 MOSBINTAGE外観は年式なりに、ヤレ、小さなキズ、凹み等がありますが大きなキズ等はありません。

音質はワイドレンジで、切れ込み抜群。何より音場が左右に広がり、立体感が素晴らしいです。高域は華やかで清々しく、低域は筋肉質で贅肉のないカチッとした音質です。とりわけ、ギターの再生が出色。例えばBarney Kesselの「Kessel Plays Standards」の、実在感あるリアルなギターサウンドに酔いしれました。流麗で華麗な演奏が眼前に広がり、思わず身を乗り出しました。

金額は120,000円、送料は全国一律2,000円です。到着後3か月の動作保証をいたします。付属品はございません。本体のみとなります。僕は非喫煙者でペットも飼っておりません。

ご希望者はコメント欄よりご連絡ください。

よろしくお願いいたします。