アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

荻野仁子ライブ in JameJam

2018年03月22日 00時45分53秒 | ライブ











今日は新年、もちろん日本ではない。
ペルシャ(イラン)のノウルーズ(新年)だ。ということで、ペルシャ料理レストランでのライブに参加。もちろん、仁子さんがoudを演奏するのだ。
今回はバイオリンとパーカッションが加わった三人編成。そしてベリーダンスもありの、豪華な布陣。16時スタートの1部にて、雰囲気もいつものライブと異なりどこかのんびり、そして祝祭的な雰囲気に溢れ、ゴージャスなひと時となった。

ベリーダンサーの、Tamakiさんのダイナミックな舞いに圧倒された。音楽に踊りが加わりグッと雰囲気が変わった。さながら、イランの結婚式に参加したかのような錯覚に陥り、なんとも贅沢な午後である。oud、vn、perの組み合わせが奏でるサウンドはなんとも優雅。哀愁を帯びた旋律が空間を埋め、エキゾチックな気分に浸れた。



動画1




動画2

荻野仁子&マツモニカDuo Live in音や金時

2018年03月16日 22時26分07秒 | ライブ








昨日は恒例の荻野仁子ライブに参加した。前回同様、場所は西荻の「音や金時」。今回は異種格闘技的なDuoコンサート、ハモニカの名手、マツモニカこと松本さんとのジョイントライブである。
oudとharmonicaでは音量、音階の広さでは拮抗はムリかな、と思っていたのだが差にあらず。harmonicaがあんに表情豊かで、リアリティーある旋律を奏でるとはビックリ。さすがマツモニカさんである。譜面なし、仁子さんの変拍子攻勢にもめげず、丁々発止のやり取り、スリリングで聴き応えタップリ。

素晴らしい。!!

印象的だったのはオーディエンスにお仲間のプロのミュージシャンが毎回いらっしゃること。今回もJazz guitarの名手、小畑さんがいらしていて、驚いた。ライブ終了後興味深そうに、oudを奏でられる姿が印象的だった。

今回はDATを持ち込み、久々の生録だぁと意気込んでいたのだが、なんとバッテリー切れ。事前にタップリチャージを確認したのだが、どうやら自然放電してしまったようだ。クソ重いマイクスタンド、キャノンケーブル、マイクセット一式と嫌になるほどヘビーな重さのバックを担いで行ったのにガックリ。

本日、メーカーに問い合わせたところ、なんとバッテリーがまだ供給されていた。しかもリーズナブルな、嬉しいお値段。(笑)おまけに、すでにサービスは停止なれど、交渉の結果機構系(メカ部)はパーツがなく、メンテ不可能なから、回路系であれば対応できるかも、との御託言。さすが業務用である。

次回は絶対生録だぁ。(爆)


動画はこちら

DA-P1見参

2018年03月08日 22時46分10秒 | オーディオ







暫くオーディオ物欲モードから遠ざかっていたのだが、1年ぶりの新機材導入である。今回はアンプ、CDプレーヤーといった大物ではない。しかし、かな~りマニアックなモノ。

DATだ。
すなわちDigital Audio Tape recorderである。実は以前は2トラ38(DENON DH610S)やSONYのTCD-5Mで生録に勤しんでいた。遥か昔の話である。一時オーディオを止めた時に他の機材共々すべて売り払ってしまった。

最近、oudをはじめ、貴重な民族音楽に接する機会が増え、ライブの感動をぜひ、自宅でも再現したい気がムクムクと湧き、購入に至ったわけ。TCD-5Mも考えたが以前使ったことがあるし、イマイチ音的には物足りない面があり、かといってOpen deckで生録となると、ナグラぐらいしかなく、とても手が出るものではない。第一モノがないだろうし。据え置き型のOpen Deckでとなると、現実離れした話で(重さ20Kg前後)ムリ。
となると選択肢はDAT。

もちろん、民生用業務用とも新品では手に入らない。CDの次の大型商品と期待されながら、規格の問題(発売当初はCDのcopyが不可、その後1回のみok)もありほどなく市場から姿を消してしまったのだ。

今回購入したのはTASCAM製。聞き覚えのない名前かもしれないが、TEACの海外ブランド名で、業容用機器である。

音質的には驚きの高音質。2トラック38と比べても遜色ないほどと言ったらほめ過ぎか。とりわけ、高音の伸びがカセットとは格段の差。

さてお次はマイク選び。
プロ用だらして、ファントム回路内臓。コンデンサー型のマイクも使えるのだ。さて、何にしようかなぁ。

荻野仁子ソロライブin音や金時

2018年03月04日 22時11分30秒 | ライブ






2月28日(木)恒例の荻野仁子ライブ2月編、しかもソロライブである。場所は、彼女のホームグランド的な「音や金時」。初見参である。

演奏は三部構成。
エジプトから始まり、イラク、シリヤ、そしてチュニジア、ギリシャを経てモロッコへと続く唄と演奏である。一部、二部はソロ、三部はグナワ奏者お二人との共演だ。グナワどこかで名前は聞いたような記憶はあるが、ライブは初めて。それもそのはず、なんと奏者は日本で4人。!!民族音楽はだいたい、マイナーで観客も50人を超えることはめったにないのだが、それでも少ないoud奏者だって日本には100人はいるはず。ところがグナワはたった4人、マイナーどころの話ではないのだ。今回聴けたのは貴重な体験。ラッキーだったようだ。リズミックで思わずカラダが動いてしまい、多人数の演奏下ではトランス状態になるのも、郁子なるかな。

おっと本題。
仁子さんの唄と演奏は、いつにもまして声に張りと艶があり、伸びやかな歌声で魅せられた。彼女の声の質は素晴らしく、トークもどこか音楽的なのだが、唄にヒーリング的な効果があるのだろう。心地よく、心が癒される。ケイト・ブッシュ的なのだ。

「音や金時」ライブな、たいへん響きの良い空間で、ステージも広くまさにライブスポット。ここの響きは自然でかつたいへん質の高いもので、PAを使わずとも、演奏や歌声が明瞭に聴こえる。変に残響過多にならず綺麗に減衰している感じだ。ここまで音の良いライブスポットは、ちよっと記憶にない。

今回は動画もバッチリ。