アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Faarha CONCERT(at Jiyu Gakuen Myounichikan)

2018年12月18日 00時59分46秒 | ライブ
昨日は日本一のウード演奏者、常味さんのファルファ・コンサート(常味さんの師であるチェジニアのウード演奏家アリ・スリティ氏の生誕100周年記念)に伺った。常味さんは日本におけるアラブ音楽の元締め、第一人者でもある。まだまだマイナーなアラブ音楽、ファンである仁子さんや、他の奏者のライブでは集客がたいへんだが、さすがに大御所。会場いっぱい(200名ぐらい?)の聴衆に驚かされた。

開催場所は自由学園明日館の講堂。かのフランクロイド設計の由緒正しい歴史的建造物である。石と木、そして漆喰で形作られたレトロな空間は、響きが良くなんとも魅力的。

今回は後援にチェニジア大使館/日本チェニジア友好協会が名を連ねた由緒正しきコンサートにて写真撮影は禁止である。ちよっと残念だったがその分、演奏に集中できた。

奏者は6人、ウード、バイオリン×2、カヌーン(アラブ式の琴)、ベース(コントラバス?)、レック(タンバリンのような打楽器)そして松本泰子さんのボーカルである。

特筆すべきはPAは一切使わず演奏されたこと。ステージからちょと離れた客席中段に陣取っていたが、音が綺麗に減衰し余韻が綺麗。松本さんのボーカルが凄かった。6人の奏者に負けていないのだ。力強く、よく通る声に圧倒された。

演奏の特徴は洗練された響き。
常味さんを筆頭に力強くそれでいて優雅。個人的に一番好きな曲「ジャスミンの樹の下で」。テンポがゆっくりで、悠久とした響き。いつも聴く仁子さんや船原さんの、アップテンポな感じとは一味違う運びで、印象に残った。

ゲストのチェニジア大使が挨拶されたのだが、アラビア語ではなく英語で話されたのが興味深かった。アラビア語でなければフランス語かな、と思ったから。


荻野仁子&星衛Live in VIVE LAVIE

2018年12月10日 22時02分56秒 | ライブ






先週、12月7日金曜日は久々に渋谷へ。仁子さんと星さん(チェロ奏者)のライブである。現在進行中でここ数年いつも工事中の街、渋谷。お店までたどり着くのにいささか戸惑った。

今回は二人のデュオ、チェロとウードの音色を存分に楽しんだ。この組み合わせは思いの他相性が良く、仁子さんのCD「さとうた」の中でも、一番魅せられたのが二人の協演曲Durme(ねむれ)である。低音域の響きがどこか通底するのだろうか。あっという間の2ステージ、願わくばあと1時間ぐらい聴いていたかったなぁ。

ライブ会場のお店は、エスニック風のバー?、VIVE LAVIE。お腹が空いていたので、クスクスで腹拵え。(笑)お酒は赤ワインを。食べ物お酒とも種類が豊富で、また伺いたくなった。四谷のホメリほどではないが、天井が高くライブな音響空間。夜遅くなるとDJによる演奏が入るようである。

ライブ終了後仁子さん、yasukoさんと話し込んでしまい、時間は11時半過ぎ。「いかん、電車がなくなる」。星さんも含め4人でバタバタとお店を後に。

久々に終電を逃し、最寄り駅の二駅手前から歩いた。(爆)無事、26時に自宅到着である。


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