今宵の一枚はJackie McleanのNew soil。録音は1959年5月、レーベルはBlue note。Jackieの記念すべきBlue note移籍第一弾である。張り切って嬉々として吹きまくる様子がわかる。素晴らしい演奏で、Donaldとのハモりがこれでもか、というほどノリノリで気持ちが良い。とりわけ、A面冒頭のHip strutで左右に鳴り響く二人にハっとさせられる。全員溌剌として演奏しているが、とりわけtpのDonaldのプレイに魅かれる。まるでClifford Brownのようだ、といったら誉め過ぎか。
録音は文句なし。素晴らしいの一言。左右に大きく広がり、これぞステレオ録音。やはり50年代後半から60年代の録音が一番。この時代の優秀録音を聴くと最近のマルチモノの録音が陳腐で、薄っぺらく聴こえる。
side A
1.Hip strut
2.Minor apprehension
side B
1.Greasy
2.Sweet cakes
3,Davis cup
personnel
Jackie Mclean(as)
Donald Byrd(tp)
Walter Davis Jr,(piano)
Paul Chambers(bass)
Pete La Roca(drums)
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