こことね

モーリーが日々の出来事や思いを綴ります。
令和6年5月「北風」から「こことね」に変えました。
音楽大好き♪

もしも、

2010-02-08 | ★日記★
もしも。

母が生きていたら・・・ということを、子どもたちが小さいうちはよく
考えたものです。

でも、子どもの成長に伴ってそういうことはあまり考えなくなっていました。

最近、会社のおばちゃん~娘さんが去年2人目を産んだそうです~と話を
していた時のことです。

この娘さんは専門学校に通っている頃から1人暮らし。
社会人になってもなお親にアパート代を支払ってもらって
1人暮らしを続けていました。

それから結婚しても、いつも親のお金を当てにしている始末。
親(=おばちゃん)の方も、助けてやれるうちは助けてやろうと
思っているのでしょう、お金がないと言いながらも結婚2年目くらいで
娘さん夫婦が買った一戸建てに足しげく通っては、食料品やビール、
孫の紙おむつまでも買ってあげている様子。

おばちゃんには2人の娘さんがいるのだけど、この娘さんは二女。
いつまでも親を当てにする二女に対して、おばちゃん曰く長女の方は
やりくり上手らしく、独身の頃から親に心配をかけることなく、
二女とはえらい違いだそう。

おばちゃんも、そして他の同僚も口をそろえて言うことには、

”小さいうちからお金のかかる子は、大きくなってもず~~っと
 お金がかかる!”

ということらしい。

それはモーリーも薄々感じてはいたのだけど、やっぱりそうだったのね(汗)

「でも・・・」

と、ちょっと疑問があるモーリーは聞いてみた、おばちゃんに。

「娘(二女)さんはお金がかかるかもしれない。
 でも、その代わり長女さんとは違う才能とかいいところとか
 あるでしょう?」

するとおばちゃんは、

「いい子なんだけど、今は小さな2人の子どもの子育てに追われて
 いつもイライラしているみたい。もうちょっと2人目を遅く
 産めば少しは楽だったかもしれないのに・・・」

ほうほう、そっか。
親としておばちゃんは冷静に娘さんを見ていたのね。
足しげく通って色々と買ってあげるのも、頑張って子育てをしている
娘さんを応援したいという気持ちがあるんだろうな。
他人から見ると、結婚してもまだ甘やかして・・・と思われてしまうけど。


もし母が生きていたら、モーリーが子育てしている姿を見て
やっぱりそう思っただろうか。
そう思ったら、母なら言ってくれるだろうか、
「イライラし過ぎてるよ」
と。

そして何かアドバイスしてくれたんだろうな、きっと。
そしてそして、他人から見たら「甘やかして・・・」と思われるような
事をしてくれたんだろうな。


久しぶりに「もしも・・・」と思った出来事でした。

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「めがね」

2010-02-06 | ★日記★
今日午後に書いた日記の後に、「めがね」という小林聡美、もたいまさこ
主演の映画を見ました。
1月にブルーレイで録画していたものです。

「かもめ食堂」でも共演していた二人。
監督も同じ荻上直子さんです。

美しい風景や、沈黙の中表情だけで何かを伝えている役者さん、
「かもめ食堂」同様シンプルだけどとっても美味しそうなゴハン。

結局、小林聡美と小林聡美を「先生」と呼んでいた男性との関係、
もたいまさこと加瀬亮の関係はわからなかったけど、それはそれで
ま、いっかぁと思ってしまう映画でした。

映画の中で一番印象に残ったことがあります。
それは、

死んだ魚を調理しようとするもたいまさこに、市川実日子が

「人間は死んだらどうなるの?」

と問いかけた時のこと。

「この魚と一緒。一度死んだら二度と死なない」

この言葉を聞いて、「あ、そっかぁ」と何故だかホッとしたモーリーでした。

そして、以前から思っていた事ですが。
あの「もたいまさこ」の何にも変えがたい存在感!

メルシー体操としている姿、自転車をこぐ姿、カキ氷を作る姿・・・。
どれ一つをとってみても印象的です。

それからみんなの身につけている衣装も、とってもシンプルで
気取っているところがありません。
風景に合っています。

この映画は、役者さん、風景、台詞、衣装・・・どれも秀でることなく
均等に主張している、そんな感じがしました。

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子どもが思う事、親が思う事。

2010-02-06 | ★日記★
最近になって、1番目の子に言われたことが。

親が買い物に行った時、「これ、カワイイな~、娘に買って帰ろう」て
何かを買って帰ってくれたことが今までない、だって。

そういうことをする友達のお母さんはわりいるらしく、高校生の頃から
「いいな~」と思っていたと。

それは子どもの気持ち。


へぇ、そうなんだ~。
それはモーリーの友達も時々あるらしく、その話を聞いてはいたけど、
自分はそういう気持ちはあまりなく、ほとんどスルーしていました。

だって、その物が気に入らないことだってあるわけでしょ。
だし、その代わりに母の愛情ってものは充分与えてきたつもりだけどな~。

というのは母の気持ち。


ま、そういうことも言ってくれなきゃわからないし、言ったところで
モーリーが変わるかどうかも疑問だけど(苦笑)

「どうせ、うちの親はそんなことしてくれないや」

と娘は諦めていたんでしょうな。


そういう言葉を受けて、今月の1番目の子の誕生日には何か
アクセサリーをプレゼントすることに。

誕生日は12日なのだけど、娘の科は今月開催されるファッションショーに
向けて忙しく、帰省出来ない~どうせもう2週間もすれば春休みだし~
と言うのでプレゼントは送ることになるかな。

土日、夫は社員旅行なので、明日妹に付き合ってもらって
アクセサリーを選ぼうと思ってます。


先日は、2番目の子にはほしいと言っていたパスケースを
買ってあげたのだけど、あくまでも自分の趣味で(笑)

でも、子どもであれ、自分以外の人の物を買うって実に難しい。
子どもだって、自分なりの価値観も趣味もあるもんね。

それに、親の趣味で「これが可愛いから」と洋服を買い与えていた頃は
とうの昔。

ある程度の年齢からは、友達や雑誌の影響を受けながら、自分なりの
センスを磨いていくことになります。
時代背景もあるし、その子本来の美意識もある。

2番目の子のパスケースは気に入ってくれたようだけど・・・。


今思ったのだけど、モーリーは「親が買ったものを子どもが必ずしも
気に入るとは限らない」という理由以前に、物を買うことで
子どもへの愛情を示す、といった事があまり好きではありません。

反対に夫はそういう愛情表現をしがちなのですが・・・。
なので、子どもたちは

「父さんにお願いすれば、超無理難題じゃない限り、100パーに
 近い確立で買ってもらえる」

・・・的な気持ちがあるようです。

なのでなので。
日用品、食料品、洋服以外のものを、子どもたちが母にねだるということは
そうそうありません(苦笑)
すぐに却下されるからです。

親は親でも、父と母ではそれぞれ考え方が違うものですな。
育った環境も違うし。


ところで。
そう、1番目の子の誕生日、娘は生まれて初めて親から遠く
(と言っても広島県下ですが)離れて過ごすことになります。

それでも、春休みに帰省した時には「31アイスクリーム」の
アイスケーキを買って欲しいそう。

子どもたちの誕生日のケーキ購入は何故か昔から夫の担当(笑)

「アイスケーキ、父さんに頼んでおいてね」

と娘。
ちゃんと担当をわかってらっしゃる!(苦笑)

誕生日を家族一緒に祝うってことも、だんだん無くなっていくんだな~と
寂しさを感じてます。


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テンプレート変えました。

2010-02-06 | ★日記★
以前のテンプレート、わりと気に入っていて、いつの間にか長い間
使っているな~とふと思い、変えることにしました。

立春にもなって「冬」のテンプレートにするなんて、遅過ぎますが(苦笑)



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節分。

2010-02-03 | ★日記★
今日は節分です。
そして、明日は立春。
明日からは暦の上では春なんだねぇ。

それとは裏腹に今日もとっても寒い日で、明日ももっと寒いらしいです。

実家の父は徐々に下痢も治まり、調子がよくなってきているようで
ホッと一安心ですが、未だ腹の虫が収まらず・・・。
もう父の言うことなんて聞いてやらないっ。
当分はそんな気分かなぁ・・・。


ところで。
近畿地方では、節分に巻き寿司を切らずに食べきる風習があるようです。
「恵方巻き」と呼ばれるものです。

最近まではモーリーの住んでいるところで、そんな風習はなかったのですが、
どこかのスーパーか、はたまたお寿司チェーン店の陰謀か、何年か前から
ここらでも節分に「恵方巻き」を食べるようになりました。

この辺の風習でもないのに、急に巻き寿司を食べるようになったのは
どう考えてもおかしい!
みんなマジ変だと思わねぇ?
どうしちまったの?

と思うモーリーは時代の変化に逆らって、何食わぬ顔していわしと豆で
極々いたって普通の節分をしていたのですが、夫が仕事の付き合いで
「恵方巻き」を予約させられ、今夜はそんな「恵方巻き」が突然
食卓に上ることに・・・。

でも、母がそんな調子なもんだから、子どもたちも「恵方巻き」なんて
初めて聞く言葉(汗)
モーリーが知ってるだけの説明して、切らない巻き寿司を大人しく
食べ尽くしました。

まぁ、その巻き寿司が超美味しかったのが幸いでしたな。
なんで近畿地方の風習がここに・・・??という疑問はぜんっぜん
消えませんが。


節分といえば。
今日は全国的に(?)公立高校の推薦入試です。

「去年も今日みたいに寒い日だったよ、震えるほど寒くてさ~」

2番目の子が思い出して言いました。

合格確認の日、中学校から塾へ直行した娘からの電話。
小さな声ボソっと、

「母さん、合格した」

その言葉が昨日のことのように思い出されます。


入試なので高校はお休み。
娘は家で1人、のんびり過ごしたようです。

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