SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

も・も・もうしわけありません!

2010-05-10 13:14:53 | 日記
ピアノの練習を終え、
お店を見ながら、広場まで歩いてきましたら、
仲間達がビールを飲んでいましたので暫しおSHAべり。

そのあとホテルまでウィンドウ・ショッピングを楽しみながら
歩いていましたら
クラシックなロングドレスをディスプレイしているお店がありました。
皆と別れて入っていくと、
お歳は召しているけれども
矍鑠としたオーナーが出迎えてくれました。

すべてオーダーするお店のようで、
オーガーンジーやタフタなど美しい布地が
山のように積まれています。

「どのようなドレスをお探しですか?マダム」と
尋ねて下さるので、
「コンサートに着るドレスを探しています」と言うと
「何を演奏するのですか?」
「ピアニスタ・オルガニスタです」と言った途端にお店の奥から
原 智恵子さんのSHA真を持ってでてこられました。懐かしいっ!!
彼女のドレスなど著名な音楽家のドレスをつくってきたそうです。

「次の日曜日のサン・ピエトロの荘厳ミサを弾いたあと
サンタ・チェチリアでコンサートをさせて頂くために
日本から来ました」と言うと
目をまん丸にして「凄いっ」と叫んだオーナーは
分厚いサイン帳を抱えてきて
ぜひサインをして・・と頼まれてしまいました。

キャ~~~ッ どうしよう!・・と思いましたが、
引っ込みがつかないので
漢字でサインし
住所も教えて欲しい・・との事で厚かましく書かせて頂きました。
イタリアの方にとってサン・ピエトロは
私以上に熱い思いがあるのでしょうね。

無名の者のサイン。
これを見る方々は
口をそろえて「こんな人知らない」と言うでしょうが・・・・
オーナーさま、ごめんなさい。

私にとっては沢山のデザインを見せていただき、
思いがけない素敵な時間になりましたが・・・申しわけないの一言です。

サン・マルコ寺院

2010-05-10 10:10:08 | 日記
翌日は先輩のリクエストで
サン・マルコ寺院の受胎告知を観にまいりました。

素晴らしい天使の衣装を目に焼き付けて、
ウフッツィ美術館へ。

午後はこの教会でピアノをお借りする事にしていました。
有名な教会は何時も門が開かれていますが、
教区の教会は鍵がかかっています。
「2時ー5時までどうぞ・・・」という事でしたが、
シェスタの時間なのか、
どなたにもお目にかからず、
心ゆくまで弾かせていただきました。