ととちの日記

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最も比重の重い元素とは

2006年01月05日 | 知識・情報
子供と話をしていてハッと思った事
最も比重の重い元素ってなんだろう?

最初に浮かんだのは水銀。確か13程度だったと思う。いや、金も確か重いぞと調べていったら金は19.32g/cm3(20℃)なに、金の方が重いんだ。
注)水銀13.546g/cm3(20℃)

てな感じで調べていったら一番比重の重い元素はオスミウムかイリジウムあたりらしい。

オスミウム 22.57
イリジウム 22.61

ちなみにオスミウム(Osmium)の語源はギリシャ語のοσμη(osmè、臭い)だそうだ。臭いの元素って事かな。加熱すると生じる四酸化オスミウムが独特の臭いを発するからだそうだ。オスミウムが自然界のどこにあるかというと地核(地球のコア)に多く存在しているという話みたい。何せ重いからね。

ちなみにイリジウムの名前は1803年、白金鉱の中からオスミウムと共に発見され、その溶液が虹のような美しい色をしていることから、ギリシャ神話の虹の女神イリスにちなんで名づけられたんだって。オスミウムの『臭い』と全然違うね。単体としてのイリジウムは全金属中最も侵食されにくいので、イリジウムと白金の合金はメートル原器に使われていたそうだ。

ちなみにイリジウムとオスミウムどっちが重いのか諸説あるそうだ。どっちにしても水の約22倍だなんて信じられない重さだね。いろいろ調べると楽しいね。

ちなみに『最も重い元素』となると話しは違うらしい。重い元素だと超重元素と呼ばれる原子番号93以降があるので、現在は113番目の元素があるらしい。まだ名前は無いみたい。原子番号と元素番号ってどう違うんだろう?

調べ方はyahoogoogleWikipediaあたりで検索すると調べられる。

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