05月11日 夕焼け |
昨日NHKで『チコちゃんに叱られる!』をやっていたのですが、中で腹の虫についての話がありました。これ、道教の三尸のことなのかもしれません。人間の身体の中には3匹虫が居て悪さをすると庚申の日眠っている間天帝に報告に行きます。報告を受けた天帝は人間の寿命を縮めるというのがあります。昔の人はこう考えます。庚申の日は徹夜で起きていたら報告できないよね。一人徹夜はきつい。じゃあみんなで騒ごう。これが庚申待ちの行事です。近くにある庚申塚や庚申通りにはこんな謂れがあります。
3匹の虫の内訳は、頭にいるのが上尸(じょうし)首から上の病気、宝物を好ませる。道士の姿をしています。腹の中にいるのが中尸(ちゅうし)臓器の病気、大食を好ませる。獣の姿をしています。足にいるのが下尸(げし)下半身の病気、淫欲を好ませる。牛の頭に人の足の姿をしています。みんな悪い虫じゃん。虫が好かないとか虫酸が走るなどの虫はこれら三尸です。
真偽の程は不明。
なにせ昔の話ですから。
なにせ昔の話ですから。