これまで、
機械と技術が進歩すればするほど、
吾々の生活が進歩し、改善され、
繁栄するという考えが、
これまで、人類の基本概念として考えられ、
人々の共有通念として受け入れられてきた。
そして、
『エントロピーの法則』の著者であるJ・リフキンは、
この世界観を作り上げ、決定づけたのは、
フランシス・ベーコン、ルネ・デカルト、アイザック・ニュートンの三人である。
と述べている。
そして、
この機械的世界観を、社会学と経済学に導入したのが、
ジョン・ロックとアダム・スミスである。
ジョン・ロックは、「個人が富むことは、すなわち社会が富むことである」として、
自己の利益を純粋に追及することが、
より国家を形成するための、唯一無二の方法であるとした。
そして、
さらにアダム・スミスは、その『国富論』の中で、
経済学の原則の上に、ロックの思想を適用した。
「あるがままに自己を満足させようとする欲望は、
結局、社会の利益をもたらすことになるのであるから、
その欲望から生じる効率的活動を妨げるべきではなく、
むしろ、最良の経済原則である」と主張した。
ところが、
この考えは全くの「迷信」であり、「誤謬」であったのである。
人類を進歩と繁栄の世界に到達させるはずであった、
この世界観は、
実は、人類を滅亡と破局に追い込む
『地獄の思想』だったのである。
また、
『エントロピーの法則』の法則とは、
熱力学の法則であるが、
その法則には、第一の法則と第二の法則がある。
第一の法則は、
宇宙における物質とエネルギーの総和は一定で、
決して創成したり消滅することはない、というものである。
第二の法則は、
物質とエネルギーは一つの方向にのみ変化する。
すなわち、
使用可能なものから、使用不可能なものへ、
あるいは利用可能なものから、利用不可能なものへ、
また、秩序化されたものから、無秩序化されたものへと変化する。
というものである。
地球のエネルギー資源の主なものは、
石油と石炭であるが、
一度使ったエネルギーは、
もう二度と同じ量のエネルギーを再生させることはできない。
それがエントロピーの法則の基本原理である。
結局、
私たちの目指すところは、
『死の惑星=地球』ということになるのではないか。
現に宇宙ステーションという、
大きな規模の基地が建築されて、
今もなお基地は作られている。
その基地に人々を住まわせようというのだ。
これに対し、
新たなエネルギーの技術研究が進められているのだが、
なかなか進んでいないようである。
そして、この現状の行き詰まりに対して、
結論としては、
シャカの《霊性の獲得》という方法により、
「物質世界の法則からの脱出」ということを、
桐山靖雄氏は説かれている。
そして、同時に、
シャカはその方法を提示されている。
その方法を実践することによって、
人類は次元を超えた存在に到達する。
それが『成仏法』である!
『輪廻する葦』(桐山靖雄氏著より引用)
機械と技術が進歩すればするほど、
吾々の生活が進歩し、改善され、
繁栄するという考えが、
これまで、人類の基本概念として考えられ、
人々の共有通念として受け入れられてきた。
そして、
『エントロピーの法則』の著者であるJ・リフキンは、
この世界観を作り上げ、決定づけたのは、
フランシス・ベーコン、ルネ・デカルト、アイザック・ニュートンの三人である。
と述べている。
そして、
この機械的世界観を、社会学と経済学に導入したのが、
ジョン・ロックとアダム・スミスである。
ジョン・ロックは、「個人が富むことは、すなわち社会が富むことである」として、
自己の利益を純粋に追及することが、
より国家を形成するための、唯一無二の方法であるとした。
そして、
さらにアダム・スミスは、その『国富論』の中で、
経済学の原則の上に、ロックの思想を適用した。
「あるがままに自己を満足させようとする欲望は、
結局、社会の利益をもたらすことになるのであるから、
その欲望から生じる効率的活動を妨げるべきではなく、
むしろ、最良の経済原則である」と主張した。
ところが、
この考えは全くの「迷信」であり、「誤謬」であったのである。
人類を進歩と繁栄の世界に到達させるはずであった、
この世界観は、
実は、人類を滅亡と破局に追い込む
『地獄の思想』だったのである。
また、
『エントロピーの法則』の法則とは、
熱力学の法則であるが、
その法則には、第一の法則と第二の法則がある。
第一の法則は、
宇宙における物質とエネルギーの総和は一定で、
決して創成したり消滅することはない、というものである。
第二の法則は、
物質とエネルギーは一つの方向にのみ変化する。
すなわち、
使用可能なものから、使用不可能なものへ、
あるいは利用可能なものから、利用不可能なものへ、
また、秩序化されたものから、無秩序化されたものへと変化する。
というものである。
地球のエネルギー資源の主なものは、
石油と石炭であるが、
一度使ったエネルギーは、
もう二度と同じ量のエネルギーを再生させることはできない。
それがエントロピーの法則の基本原理である。
結局、
私たちの目指すところは、
『死の惑星=地球』ということになるのではないか。
現に宇宙ステーションという、
大きな規模の基地が建築されて、
今もなお基地は作られている。
その基地に人々を住まわせようというのだ。
これに対し、
新たなエネルギーの技術研究が進められているのだが、
なかなか進んでいないようである。
そして、この現状の行き詰まりに対して、
結論としては、
シャカの《霊性の獲得》という方法により、
「物質世界の法則からの脱出」ということを、
桐山靖雄氏は説かれている。
そして、同時に、
シャカはその方法を提示されている。
その方法を実践することによって、
人類は次元を超えた存在に到達する。
それが『成仏法』である!
『輪廻する葦』(桐山靖雄氏著より引用)