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styx(スティックス)ていう名前、
聞いたこと有りますか?
実は、これってロックバンド名でして、
私は知り合いのバンド連中が聞いていて、
それを一緒に聞いていたことがあるんです。
もうずいぶん前のことです。
その当時は、
〚パラダイス ・シアター〛というアルバムが売れていて、
これもよく聴きましたね。
そして、
今ごろになって、youtubeで、
もう一度聞いたんですけど、・
えーっ、こんな感じだったの?なんて、
バンドや曲のイメージを再認識したわけです。
で何気なく、
styxの名前の由来を調べてみて、驚いたんですね。
なんと、
その名前はこう説明してありました。
「ギリシャ語で地下を流れ、現世と冥界を分けるとされる大河。
また、それを神格化した女神を意味する。
また、冥王星の衛星のひとつ。」
と、こう説明されているんです。
解釈すると、《三途の川》。
それを神格化した女神の名前だと解釈すればいいのでしょうね。
彼らは元々、プログレッシブ・バンドだったので、
そんな常識破れの名前を付けても構わないのでしょうが、
「三途の川」なんていう意味の名前をバンド名にするなんて、
ものすごい枠を外れた、
言うならば、
常識外れの名前を付けるなんて、
凄いなあ!と、
改めて感心するのですけどね。
《三途の川》なんていう名前を、バンド名にするなんて、
ちょっと驚きですね。
そこで、思ったんですね。
西洋でも、《三途の川》の概念はあるんだと。
つまり、
三途の川のイメージは、日本だけかと思っていたわけです。
ところが、
これがギリシャでも同様にあったことは、
世界共通の概念なんだと考えて良いことですね。
東洋だけの概念ではなくて、
西洋でも同じようにあるんだと。
それならば簡単だと。
西洋でも三途の川のイメージが存在するならば、
霊世界のことを説明するのは不可能じゃない。
私たちが魂とか霊の状態を説明するのに、
不可能なことではないんだと。
そう喜んだわけです。
人が臨終を迎えて、転生するまでの間、
人は、《中有》の状態を経るわけです。
私たちが死んで次の生の状態をたどるまで、
《中有身》の状態で、次の生を待つわけです。
中有身となって、
次の生命を経過しようとするわけですが、
三途の川を飛び越えればならないのですね。
それが死んでからの第一の試練になるわけです。
ところが、
これがなかなかクリアできない。
私たちの持つところの業が邪魔するわけです。
その業の重さによって、
三途の川を越えることができない。
それが元となって、
私たちは此の岸から、転生を繰り返すことになるのです。
(つづき)