六枚目のコイン

つぶやき、趣味,占星術,

続続・次の問題(Ⅴ)

2020年06月15日 11時54分50秒 | 運命学+占星術
この《四段掛け》シリーズ、
続いております。
なぜかと言うと、
その後、同じ方の投稿による質問が続いていて、
そこで、
気がついたことがあるんですね。

それをひとつ述べさせてもらうことは、
非常に大事なことだと、そう思ったんですね。

それは、
この方(S35年生まれ・四緑木星。男性)が、
時間を変えて、同じ問題を占っているわけです。
そして、長時間において、
その問題が解決していないと思われるんです。

この方は、問題解決の依頼を、
ある人にしているということなんですね。
どんな依頼なのか?と興味が湧いてくるのですが、
この方が何度も占断している日時の占機を見ても、
やはり、
結果においても、
内容においても、
同じようなものだなと感じてしまうのです。

数年にわたる占断の時期が変わっても、
結果とか内容に、変わりはないんです。

結局、
この方の考えに、占う時期を変えてみると、
違った占断結果を得られて、
大吉が出てくるんじゃないか?

そういう期待があるのでしょう。
しかし、
結果はそうは変わらないというのは、
この方の本来持っている〈運気〉は、全然変わっていないからですね。

もちろん、
人の本来持っている運気は、変わるもんではありません。
そこに気が付かないで、
人は「運」というものを、
自分の都合の良いようにとらえてしまうんです。
心情的には分かりますけどね。

ですが、その人の本来持っているもの、
たとえば、
家運衰退の運気とか、
中途挫折の運気とか、
また、偏業の運気とか、
癌の運気とか、
そういうものは、
正しい方法に依らない限り、変えることができない。

そういう運気が元になって、
さまざまな人生の問題が生じてきているからなんですね。

今回のこの方の問題にしても、
同様に、
自分自身が持っているところの「運命上の運気」
これを、
仏教では⦅因縁⦆と言っておりますが、
それを転換しない限り、問題の解決はないんです。
だから、
これを転換せよ!と言われるわけです。

その点を、お釈迦様は言っておられるわけです。
私たちの存在を定義するものは、過去世の業からくるのですから、
その業を開放、または消滅させないかぎり、
私たち人間の運命=因縁を変えることも、また不可能なんですね。

そこに気が付くことが、
一番の解決法であり、開運法であるんです。
そこから幸せの一歩は始まるのです。

この四段掛けの秘法は、
幸運をつかむ方法ではありますけれども、
神社にお参りして、
神様がお願いを叶えてくれるというような、
他力信仰ではないと申せしましょう。

言うならば、
存在の実相に基づいた
正しい占断法であると言えるのです。

“不昧因果”という言葉がありますが、
因果の道理に昧くないという意味で、
私たちの人生を幸福に暮らすためには、
正しい因果の道理に則ることが大事だというのです。
その究極の方法を提唱されたのが、
お釈迦様なんだということですね。

その究極の開運法を説かれたものが、
⦅成仏法⦆という方法なんです。






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続・次の問題(Ⅳ)

2020年06月15日 05時34分04秒 | 運命学+占星術
前回の問題を、
読みにくいところがあったと思いますので、
再度、繰り返しましょう。

この問題は、
ある質問コーナーで出されていたもので、
以下のような占断が出たのだが、
読み方が分からないので、
誰か解釈してくれる人はいませんか?という投稿内容でした、

そこで、相談者の生年月日と、相談日時を確認して、
再度、ここに載せたというわけです。
で、
回答者は、「金策」だと答えておりましたが、
そうとは限らないので、
うーんと考えておりましたら、
ぱっとひらめいたものがありましたので、
ここに載せたいと思います。

また、前回と同様に、
コメント欄に、
あなたの占断内容も出していただくのも、大いに歓迎です。
占断の内容は、
何も占断は、ひとつとは限らないのですよ。

いくつも出てきますから、大丈夫。
大事なのは、占断を読んでいく説得力が、そこにはあるのかどうか。
それは根拠のあるなしになると思うのです。

それをこれから述べたいと思います。
相談日:H20年12月24日正午(12時)
相談者:S35年2月6日生まれ(本命星:四緑木星)
相談内容:不明

年盤・月盤・日盤・時刻盤の四つの盤は
前回載せたものを見ていただくとして、
さて、
以下のような掛けがでました。

一盤掛け、艮宮に座して一白水星掛かり、大吉。
二番掛け、兌宮に座して三碧木星掛かり、忠吉。
三盤掛け、艮宮に座して五黄土星掛かり、大凶。
四番掛け、坤宮に座して七赤金星掛かり、大凶。

まず、
相談の内容はなにか?というところから始めないといけません。
この問題を特定するには、どう考えるべきでしょうか?
ポイントを解説しましょう。

物事は、(因)⇒(縁)⇒(果)⇒(報)と展開していきます。
ですから、
一番掛けは、
過去から現在にいたる時間を表していますから、
それは「因」にあたるものが暗示されていると見るのです。
そして二番掛けは、現在来ている「縁」を示している。
そして、三番掛けは、第一の近未来(物事の途中経過)を表し、
最後の四番掛けは、結論を表し、「果」とそのその後の「報」を表す。

こう考えると良いのです。

そこで、
一番掛けで、原因になるものを見ます。
次に、
に番掛けで、現在来ている状況を見ます。

日盤の中宮に二黒土星が入っていますね。
すると、その日の問題は、
二黒土星に関わるものだと判断できるのです。

で、二黒土星は一体何だろうかと推理します。
土地、住所、職業、妻、
身体部分では、腹部、胃腸、血液。左手など。
そういうものが連想されますね。
何を連想するかが大事なんですね。
何を推理するのか?

私は癌だと連想したのです。
この相談者は、遺伝的にも癌の家系の人で、
去年からだいぶ、
暴飲暴食をつづけたのではないかと思います。

それで、胃腸の調子が思わしくないので、
医者に診てもらったところ、
レントゲン写真に、黒い影が映っていて、
癌の疑いがあると言われた。

そこで、心配になって、いろいろと考えた。
そして、
そのことを会社の上司に告げると、
どうも今の会社は続けられないようだと。
で、手術をするかどうか、迷っているように思われる。

だが、
医者はすぐにでも手術をして、
癌を切除するしかないと言ってると考えられる。
そこで、
どうしたら良いか、相談をしてきたというわけです。

私はそう考えたわけです。
で、医者の言う通りに、すぐ手術をして、
癌を取り除いた方がいいのだろうかという問題。
それが、
二番掛けの、兌宮に座して三碧木星掛かりの卦になっているわけです。
その内容は、
「兌宮に座して三碧木星が掛かるのは、諸事、急速に事を進めて手違いを生じる」
これがポイントになるわけです。
どういうことか?

細かい説明はここではしないで、
結果的に説明するならば、
このままだと手術をすることになるが、
腹部を切って明けたところが、
癌は見つからなかったわけです。
で、仕方がないので、
再び切って開けた腹を縫って、閉めてしまうのです。

縫合手術をしたのは良いが、
今度は、手術の経過が思わしくない状態になった。
そして、
結果的に、それが元で亡くなる。
いや、亡くならないまでも、その後の状態が非常に思わしくなくて、
全快に至るまで、
非常に苦しむという結果となるのではないか。
最終結論としての、結果が「大凶」になってますから、
これ下手をすると、
大ごとになる卦なんですね。

それは再出発運が現れているので、
人生を一からやり直すか、
人生を離れて、新しい人生を迎えるのか。
そういうことになるわけです。

これって、
大変な問題ですよね。
ですから、
この時点でのポイントはものすごく、
重要なところに差し掛かっているわけです。

この問題が本当であるならば、
この相談者は今頃、どうなっているのだろうかと、
心配になるのです。

そして、今述べた根拠は、
近親者の先祖に、横変死者の存在が暗示されていること。
また、難産で亡くなった方がおられるような暗示も出ていること。
それらが、この方に障っていること。

結論として、
それらの先祖を至急に解脱成仏させることで、
この人は危機を逃れることができるだろうということ。
生きている者は、先祖の死者と直結しているのですから。

レントゲンで黒い影が映っているのは、
それらの先祖たちの悪影響であって、
それらの先祖のお御霊を供養して、
自分自身と関係を断ち切ることが、
今の災いを防ぐ大きな力となるのですから。
ですから、
手術をすることが、問題の解決になるわけではないんですね。
大事なのは、
その本末転倒の考えを改めることなんです。

簡単ですが、
以上で終わります。

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