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さて、
次に進みましょう。
二番掛け、「中宮に座して六白金星が掛かる」
のは、これは三碧木星の木が金に会って尅されている。
金属の中に木を入れてガサガサ揺すったら、どうなるかというと、
木の方が傷だらけになる。
でここで判断しなければならないことは、
一番掛けの乾宮ね、六白金星ですよね、金の宮に三碧木星の自分が入っているわけですよ。
で木尅金でもう血だらけになっているわけです。
だから、今の自分の環境を表しているわけです。
そうすると、
金の部屋に入れられてガサガサ揺すられているような状態だから、
この人は環境が良くない。
だから、
転職を思い立ったというわけですね。
しかし、ここでね、
一白水星で水生木だから、見込みありとこう見るわけです。
まんざら悪いことばかりじゃない。
まあ、悲喜こもごもに至るというような、
そういうような状態だなあと。
しかし、大吉だからそんなに押し詰まっていない。
けれども、二番掛けに至って中宮に入る。
金に会うわけですよ。
だから、こういうことも考えられる。
もし会社員だったらば、ここで退職を勧告されているという、
肩叩きに会っているなというようなことも考えられる。
中宮に入るということはそういうことなんです。
中宮に入るということは、木尅土ですから、
ここに居るのも良くない。
だから,
この人の現在の環境はどう言っても良くない。
だから、この場合は先に水があって、
ちょっと息をついた状態だから、
まあ味方をしている人もいるなと。
で、会社へ行って、あんた良い状態じゃないけれども、
まあ人間関係で、贔屓にしてくれている人もいるんだなあと。
次の判断。
しかしながら、居心地は良くない。
二番掛けでは、中宮に入って六白金星掛かり、
大凶で、「わがまま強情にて自ら運気を悪くしている」
というような判断が出てきてますけども、
「諸事、意のごとく進まず、煩悶多し。」
「住所・業務の変更も思うだけで実行できず。」
ピタリでしょう。
転職を考えているわけですけども、
煩悶多いわけですね。
業務の変更だから転職でしょうね、
転職も思うだけで、なかなか思うように運ばないんだと。
だから、
転職が思うように運ばないのは何故だろうかと。
邪魔しているものがあるんだと。
それは金尅木と、自分が木であるとね。
相手から自分が尅されているんだから、
誰か邪魔している人がいるな。
その邪魔をしている人は誰なんだろうかと、
何が邪魔をしているんだろうかという疑問が出てくるわけですね。
まあそのプロだったら、ここへきて、
なかなか思うように運ばないねえ、困ったねえ。
何ていうと、
その通りだから、この先生は信頼できると思う。
だけど、あんまりベラべラ喋ると、
喋ったら外れていると、一挙に信用落とすからね。
あまりしゃべらない方がいいね。
ま、思うようにいかないねえ、困ったねえ、
何ていうようなことで。
次、
三番掛け、
坤宮に座して九紫火星掛かり、(大吉)。
坤宮に居て九紫火星が掛かるのは、
「僥倖を恃んで見込みのないことに進もうとする意あり」
「温順にして知恵ある人に従い、道開く」
これ良いですね。これは僥倖を恃んでラッキーな光明を恃んで、
見込みのないことに進もうとする意あり、
つまり、転職しようとするんだけれれども、
転職がうまくいかない。
まあ、上手くいくんじゃないかという、万一を恃んで、
そして進もうとしている。
これが第一未来。
だから今話が出ているなと、こういうふうに判断ができるわけですね。
しかし、その判断ですが、
良いと思われることもね、どうも邪魔する人が出てきている。
それを押し切って、さらに転職しようとするけれども、
それも僥倖を恃むようなことであって、信頼できない。
温順にして知恵ある人に従って道開くというんだから、
誰ですかそれは?わたしでしょうそれはね。
それから、
この人の身近にそういう人がいるかどうか。
つまり、先輩にあたるような人で、それで性格が温順で、
なかなか素直な考え方をする、智慧の分別のある人ね。
そういう人がいるはずなんですね。
世話をしてくれたりね、忠告をしてくれるような、
そういう人が要るはずなんだから、
そういう人に相談しなさいと、大吉なんだから。
そうすると、道開くとこういう。
けれども、まだ安心できない。
今はまだ過程であって、じゃあ、そういう人を探して、
あるいは心当たりがあるから、その人の意見に従って相談すると。
道開くというけれども、その結果はどうか?
四段掛けの最後が結論なんです。
しかし、良くないんだね、ここ(艮宮)が八白のところですから、
木剋土で、ここが相克している。
まぁ、なかなかそういう人が見当たらないんじゃないかな。
そうすると、桐山管長に頼るしかないんだね。
周囲に温順にして知恵ある人でないとすると、
どうもこれ見たらないね。
そして、四段掛けの最後が五黄土星とある。
大凶です。
そうすると、艮宮に五黄土星掛かり。
五黄土星というのは非常に運気が強くて、
破壊の星とされている。
物を壊してしまう。物を壊してしまうという星ですから、
せっかく整えかけた話も、壊されてしまう。
そういう恐れがあるわけです。
「艮宮に五黄土星が掛かるのは、住所・業務を変更しようとしている人である。」
そして、
「多くは周囲の状況からやむを得ず変更しようとしている人である。」
こうピタリと出ている。
「願い事、依頼事は多くは成就し難い。」
困ったね、これ。
では温順にして知恵ある人は、
どういうようにしてアドバイスするのかというと、
これは霊障は無いね。これはやっぱり普段世話になっている人、
それから、頼みがいのある人と思われる先輩だね。
先輩に頼むしかないなこれは。
だから、そういう人いるはずなんです。
大丈夫、必ず成就するこれは。
少々時間はかかるけれども、年内いっぱいかかると思う。
時期と人、そして場所、この三つが揃う必要があるということですね。
だから、
時を選ぶ。
そして、人を選ぶ。
次に、場所を選ぶ。
この三つをそろえる。
その時がチャンスだということですね。
今は無理かもしれないけれども、あきらめることはない。
その道に明るい人を、道案内人(参謀)にして、
対策をとる。
それが知恵ある人ですね。
そういう人を探し出しなさい。
え?
ご主人は選挙に出るわけ?
あそう、
今スグというわけにはいかないけれども、
時間はかかるけれども、大丈夫。