町田・多摩センターの司法書士ミヤの開業ブログ~生き生きと生きる~

『司法書士法人まちたま』の代表です。多摩センターと町田の2拠点で活動。備忘録として書きます。

知らないということ

2019年07月21日 22時43分21秒 | 雑感
町田・相模原の司法書士・行政書士の宮下です。




借地権絡みの家族信託(民事信託)を進めてるのですが、借地権と信託について深く考察している書籍がない(知らない)。

建物部分を信託財産に入れることで、借地権についても地主の承諾を得て信託処理することは百も承知ですが、その正確(厳密)な処理ってどうするのが正解なのか、その根拠となる理論ってあります?

いや、今まで通り処理をするのでもいいんですが、俄然気になりまして。

また、通常、借地権の譲渡に当たっては、地主の承諾料として借地権譲渡価格の10%が相場かと思います。
信託の場合でもこれが妥当なのかどうか、疑問を感じています。

借地権と信託」について論考している書籍があれば教えてくださ~い!









案件を進めるとき、スタートからゴールまでをイメージします。

頭の中で道を作ります。

その道中では、ヘビが出てるかもしれないし、落石があるかもしれないし、地震で地割れが起きるかもしれない、予期せぬことも最大限考えながらイメージします。

その時は”やるべきこと”がわかっているので、何の抵抗もなく進めることができます。


しかし、司法書士として扱う案件の種類はかなり広範囲です。

まだ扱ったことのない内容の案件だと、このイメージができないこともある。

その時に感じる不安恐怖は計り知れません。




知らない」ということは知識不足であり、経験不足であり、ただただ未熟な現象でしかない。

知らないことを知ることで拍子抜けすることもありますが、知らないことを知らないままにし、漠然とした不安と恐怖を感じながら間違った判断をしてしまうのはよろしくない。

知らないことで「最初の一歩」を断ち切られてしまうこともある。

物事を進めるときに知らない部分があるとかなり億劫になります。




これは選挙の投票率にも繋がっていると思います。

選挙や政治について細かく勉強した方がいいとは僕は思わないですが(思わないんかい。笑)、「投票の方法」だけでも学校や家庭で教えておけば、おそらく投票に行くための最初の一歩のハードルはかなり下がると思います。

知らないことはやりたくないですし、考えることでもエネルギーを使いますから。

僕が学校の先生だったらホームルームとかで選挙ついて熱弁しちゃいますね。そして、生徒からウザがられる先生になるでしょう。





投票に行きましょう\(^o^)/

とか、

あなたの一票が日本を変えます( `ー´)ノ

とか、ポスターやらTVやらでやりますけど、あんなんじゃ意味がないですよね〜。




子供に「危ないからやめなさい」と言ってもダメなように、何が危ないのかを伝える必要がある。

選挙に行きなさい」ではなく、なぜ選挙に行く必要があるのかを教えないといけない。




国民の”知らない”を”知る”にするのは国の責任でもあると思います。










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