マックいのまたのMalt Whisky Distillery

モルト好きで株式公開/上場(IPO)の経営戦略,マーケティング,M&Aを支援する経営コンサルタントのプライベートブログ

J's Bar Ikebukuro

2011-08-17 09:39:41 | グルメ

夢のようなバーに出会った。モルトファンなら天国かインヴァネス
と思うだろう。しかも池袋駅から近くだ。

J' s Bar Ikebukuro

ベンチャーウィスキー社がリリースしているシングルグレーン川崎
について検索しているとき、マスターがお書きになっているブログ
に辿り着いたのがきっかけだった。

私は、地元神奈川、しかも工業地帯にウィスキー蒸溜所があったこ
とを知らなかったので驚き、記事を読み始めたら10回に分けた特
集となっており、その博学ぶりに更に驚いた。

どんな方なのだろうと思ってトップページに移ると、今月末で(一旦)
閉店の文字。そうなったら、ない時間も遣り繰りして会っておくし
かない。会いたい人には会おうと行動しなければ永遠に会えなくなっ
てしまうことを理解するほどに年を取ってしまった。

店主は一瞥して私を初めての客だと察知して、どんなウィスキーが
好みかと聞かれる。私はカウンター奥の棚を見てオフィシャルボト
ルがほとんどないことに気づく。

ブログを拝読してやって参りました、と珍しくもないだろう詰まら
ない会話から始まったのだけれども、ブログはブログ、バーはバー
だ。会話の流れから秩父蒸溜所の2年半ものを出してくださった。
ベンチャーウィスキーの肥土社長とは随分と長いお付き合いなのだ
そう。

J' s Bar Ikebukuro

瓶詰め業者のボトルばかりが数百本も並んでいると、あれをなんて
注文は事実上できない。飲み手が飲みたいものを伝えて出してもら
う。つまり、飲み手は自分の好みを知らなければいけない。

そんな見えないハードルが内面に出来てしまうことをご存知だから、
甘いのが好みか?重いのが好みか?と聞いてくださる。そして最適
な一杯が目の前に注がれる。

ははぁ。なんて幸福だろう。なんて充実した時間だろう。蒸溜所の
名前やらラベルのデザインやら教科書に書いてある情報ではなく、
麦芽や樽やボトラーを肴にアロマが広がる。

J' s Bar Ikebukuro

マスターはウィスキーを愛しておられる。飲み手の人も大切に考え
ておられる。だから、ご自身の立ち位置はちょうどそれらの中間に
なる。

飲み手の好みとウィスキーの個性をマッチングさせるのがバーテン
ダーの仕事、という自負と誇りがカウンターの内側に漂っている。

驚きから始まったのだけれども、次第に感心に移り、店を後にする
ときには感動に変わっていた。こんな店があって、本当はこういう
ものがバーというのではないかとも思った。

現在の店舗は今月いっぱいだそうだ。私はもう行かれないけれども、
もしお近くで行かれそうなら是非訪れていただきたい。その値打ち
は見えないところにある。

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ベンチャーウィスキー秩父蒸溜所

2011-08-12 18:24:31 | グルメ

今から遡ること数年前、埼玉県秩父市の工業団地の一角に城に似た
建物が建築された。

ベンチャーウィスキー秩父蒸溜所

それが日本唯一のウィスキー専業メーカ、ベンチャーウィスキー社の
秩父蒸溜所だ。

ベンチャーウィスキー秩父蒸溜所

ふだん一般には開放されておらず見学はできないのだが、肥土社長
のご好意で特別に見学させていただいた。ウィスキー蒸溜所の見学
はアイラ島のボウモア以来だから2年ぶり。蒸溜所の印象はブルッ
クラディとキルコーマンを足したような素朴な感じ。ちょっと言葉
にするのが難しいのだけれども、なんだか直感的にそう感じた。

蒸溜所の近くにやってくると、麦汁の甘い香りが漂っていて嬉しく
小躍りしたくなる。この香りがウィスキー蒸溜所訪問のファンファー
レだ。

肥土社長の簡単なレクチャーのあと、さっそく蒸溜棟に入ってモル
トを轢くミリングの機械から見学がスタートする。アイラ島では、
100年前のミリングマシーンが現役の蒸溜所が多くて、2階の
天井にモーターを設置してベルトドライヴで動くものが多いが、
ここはもちろん最新型だ。

ステン製のマッシュタンを過ぎると8器のウォッシュバックが並ぶ。

ベンチャーウィスキー秩父蒸溜所

この大きさだから実現できたというウォッシュバックは日本のミ
ズナラ製で、サントリーの山崎蒸溜所と同じ(はず。すみません、
私はまだ行ったことがなくて、笑)。あとで見せてもらったウェア
ハウスのなかにはミズナラ樽が沢山あったので、肥土社長はミズ
ナラがお好きのようだ。

製造工程順にミリング、麦汁、発酵とくれば、いよいよ蒸溜で、
みなさまよくご存知のあのポットスチルが登場する。

ベンチャーウィスキー秩父蒸溜所
▲ベンチャーウィスキー秩父蒸溜所のポットスチル

ポットスチルは小ぶりで容量は2000L。キルコーマンより少し
大きめかなと思って聞いたらほぼ同じとのこと。何でもスコット
ランドにはポットスチルは2000L以上でなければならないと
いう規制があるそうで、2000Lを割り込んでしまうとポット
スチルと呼んでもらえないのだとか。「それじゃちょっと悔しい
じゃないですか」とは肥土社長の言葉(笑)。

キルコーマン蒸溜所のポットスチル
▲こちらはキルコーマン蒸溜所のポットスチル

ほぼよく似ている両方を比べていただくとよく分かるのだけれど、
容量はほぼ同じで、秩父はストレートな形、キルコーマンは胴体
に膨らみがあるバルジ形。

一般的にストレートな方が重いウィスキーができ、バルジ形は軽
快なウィスキーができると言われているので、秩父のモルトは重
いフルボディになることが予想できる。余市と同じだ。

この他スチルのサイズやラインネックと呼ばれる上部の形状から
もこの傾向が読み取れるので、蒸溜所の設計段階から特徴のはっ
きりしたウィスキーを作りたかったのだろうと思われる。

ポットスチルを写真撮影した後、ウェアハウスを見せていただい
た。バーボン樽、ホッグズヘッドなどと並んで、今週これまでに
ご紹介したシェリー樽、ブランデー樽などもあった。

興味深かったのは、北米レッドオークの樽があったことで、レッ
ドオークは導管が太くて漏れるため樽にされることは少ないのだ
そうだけれども、手に入ったので試してみたと何事にも積極的な
肥土社長は簡単に話される。けれども、実際にウィスキーを入れ
てみたら漏れたので慌てて詰め替えたそう。今は鏡板だけレッド
のホワイト樽があるそうだ。

ウェアハウスにはすでに1000本以上の樽が熟成の時を重ねて
いて、お披露目されるのをゆっくりと待っている。きっと豊かな
香りとボディのウィスキーが出来るだろう。

蒸溜所見学のあと、試飲をさせていただきながら色々とお話を伺っ
た。多くの方がご存知のとおり、羽生蒸溜所の件では大変ご苦労
なさったのにも拘らず、肥土社長は「好きなことをさせてもらっ
ているから感謝しなくちゃいけない」と物腰低くとても謙虚だ。

「これからリチャーするから、よかったらご覧になりますか?」と
仰るので、こんなラッキーなことはないと喜んでお願いする。リ
チャーとは一度使った樽を再使用する前に内側を焼くことで、私
は余市に続いて2回目の体験。あちらは団体で遠巻きに見るだけ
だったけれども、こちらは私一人だけだ。天国にいる気分になる。

ベンチャーウィスキー秩父蒸溜所
▲バーボン樽のリチャー作業。作業しているのは肥土社長ご本人。

余市蒸溜所でのリチャー作業
▲こちらは余市蒸溜所でのリチャー

リチャーで大切なのは「ポンポン」と焼ける音がすることで、コー
ヒー焙煎で2度目のハゼを聞くのと似ているなと思った。きっと
中まで火が通ることではじめて音が出るのではないかと思う。

チャーが終わったあとの樽のなかは、アルコールとウィスキーの
甘さと焼け焦げた香ばしさが混ざった独特の香りがする。これは
ちょっと他では体験できない。天国にいる気分とはこれのことだ。

肥土社長は、何もかも秩父に拘ってウィスキーを作ろうとされて
いる。それは生まれ故郷への郷土愛とルーツへの敬意とご自身の
情熱だろう。

そして、ここの秩父蒸溜所にはそれらすべてを実現できる環境が
揃っている。明確な四季、朝晩の寒暖の差、冷涼な空気と水、麦
と設備と樽。

モルトウィスキーを作りたいという夢は多くの人の胸にあって、
私の中にもあるけれども、それを実現するのはまったく違う話だ。

でも、夢物語を現実にするご努力を積み重ねて来られたことも事
実で、それはウォッシュバックやポットスチルだけでなく、二条
大麦の生産や樽にまで手を広げていることからも明らかだ。

アイラ島のキルコーマンや台湾のカヴァラン等が評価されている
のとまったく同じように、日本のベンチャーウィスキーも、もう
まもなくその名声が世界に轟くようになる。

3年熟成の即席マイブレンドは、リッチでフルボディでラガヴー
リンとマッカランを足したように美味しい。これが8年や12年
になったら世界中の人々が秩父の名を語るようになるだろう。

肥土社長は正直で謙虚な方だけれども、21世紀の竹鶴政孝と言っ
ても過言ではない偉大な人物だ。

特別に見学を許して下さった肥土社長のその広いお心に感謝する。

ベンチャーウィスキー秩父蒸溜所

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Ichiro's Malt new-pot & 3yo

2011-08-11 10:31:12 | グルメ

ベンチャーウィスキー社は2004年創業のため、これまでご紹介
してきたウィスキーは羽生蒸溜所その他の原酒から作られたもの
でした。

今日の内容は、2007年に設立され現在稼動中の秩父蒸溜所のも
のです。

Ichiro' s Malt new-pot & 3yo
▲左から蒸溜したて未貯蔵。バーボン樽3年&ミズナラ樽3年。

シングルモルトの象徴ともいえるポットスチルで蒸留されたウィ
スキーは、その蒸溜順にフォア、ミドル、フェインツと呼ばれます
が、樽に詰めて熟成させるのはミドルのハートと呼ばれる部分
だけだそうです。

この未貯蔵モルトももちろんハートの部分。いわゆる麦焼酎の超強
力版のような酒なのですが、蒸溜所ごとの個性というのはこの時
点で明確に表われます。

私は、マイブレンドウィスキー作りに参加したときの余市のニュー
ポットとイメージを比較しながら口に含んだのですが、あちらは
麦芽の甘みがフルボディで広がるタイプ。こちらは麦草の香りが
印象的なタイプ。

ワインに例えるなら、余市がフルボディのボルドーで秩父がブー
ケっぽいブルゴーニュというところでしょうか。

続けてお待ちかね秩父3年物。まずはバーボン樽のものですが、
かなり強いオークの樽香が溶け込んでいて、先のニュースチルで
いうフォアのウィスキーのようです。これだけをシングルカスク
と言うなら、かなり強くて早いストレートのパンチみたいです。

一方、最後の3年物はミズナラ樽仕込みで、こちらはミズナラ特
有の甘い梅酒のような味わいが特徴。ちょっと私には甘すぎてこ
れだけを飲むのは辛いですが、シェリー仕込みの例えばマッカラ
ンなどがお好きな方には、別のタイプの甘いウィスキーもあると
いうことでお楽しみいただけるのではないでしょうか。

ちょっとキツいウィスキーとちょっと甘いウィスキーでしたので、
両方とも5:5で混ぜたら丁度いいのではないかと思って試して
みたら、これが信じられないくらい素晴らしいバランスのウィス
キーになりました。色も丁度いい琥珀色です(笑)。

Ichiro' s Malt new-pot & 3yo

蒸留してわずか3年でこの素晴らしさですから、5年8年10年と
熟成を重ねていく将来がとても楽しみになりました。

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Ichiro's Malt 20yo

2011-08-10 12:25:55 | グルメ

15年に続いて20年です。15年のアルコール度は46度でした
けれども、20年のアルコール度は57度でカスクストレングスの
ボトルです。

Ichiro'  s Malt 20yo

Ichiro'  s Malt 20yo

ベンチャーウィスキー社では、肥土社長自らブレンドを担当されて
いるそうですが、ずいぶんとヴァニラっぽいオークの脂が強いので
これはオーク新樽ベースですか?と聞いたら、シェリーが多くて半
分以上だそうです。驚きました。

おそらくはリフィルか何かの理由から、シェリーが強く出たという
よりは上品にマイルドに出たというタイプなのかなと思います。

個人的には、ここにヘヴィピートの原酒を少し混ぜて強いボディを
出し、全体的に巨大なスケールのウィスキーに仕上げる方が好みで
すけれども、羽生蒸溜所のウィスキーはそういうタイプではないよ
うです。

ベンチャーウィスキー社のロゴには樫の実がデザインされています
けれども、このロゴが体を表すようにここのウィスキーは豊かな樽
の熟成香が特徴です。


イチローズモルト 20年

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Ichiro's Malt 15yo

2011-08-09 16:43:59 | グルメ

ベンチャーウィスキー社は2004年設立だそうで、15年ものの
ウィスキーをリリースしているのは何故か?と思われるかもしれま
せん。

Ichiro'  s Malt 15yo

しかし、肥土伊知郎社長の御祖父が創業された羽生蒸溜所のウィス
キーその他の貴重なウィスキーを在庫に持つため、このようなヴィ
ンテージものがリリースされるのです。つまり原酒は羽生蒸溜所の
ものです。製品の裏ラベルから引用してご紹介します。

「1946年ウィスキー免許取得。2基の銅製ポットスチルを導入
し本格的にモルトウィスキーを製造していた。」「現在、創業者の
孫により蒸溜所が復活され”秩父蒸溜所”としてウィスキー製造が
再開されている。」

肝心のテイストは非常にまろやかで甘く、飲みやすいウィスキーで
す。しかしながらアルコール度数は46度ありますから、このあた
りは品質にこだわる肥土社長の志が看て取れます。

私はこのウィスキーを口にしたとき、かつてのスーパーニッカ原酒を
思い出しました。宝物を見つけたような、山奥で舞茸を見つけたよ
うな、胸が躍る感覚です。

あちらはカスクストレングスが売りでしたが、こちらはコニャック
樽仕込みが売りで、「シングルモルトウィスキーのありのままの味
わいを愉しんでいただくために冷却濾過を行っておりません。」

ウィスキーは自然の恵みと人の営みとの調和ですね。


イチローズモルト15年

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ICHIRO'S CHOICE SINGLE GRAIN KAWASAKI

2011-08-08 13:58:01 | グルメ

日本唯一のウィスキー専業メーカとして、ユニークなウィスキー
製造に積極的に取り組んでいるベンチャー・ウィスキー社。この
ブログでは、既にイチローズ・モルトMWRを取り上げています。

そのベンチャー・ウィスキーがリリースした、これまた非常に珍
しいウィスキーが本日のお題です。イチローズチョイス・シングル
グレーン川崎。


イチローズチョイスシングルグレーン川崎1981

ユニークな点は2つあって、ひとつはグレーンウィスキーだけの
ボトリングであること。もうひとつは川崎蒸溜所のウィスキーで
あること。川崎とはもちろん神奈川県川崎市です。

グレーンウィスキーとは、原材料にとうもろこしを使用したウィ
スキーのことで、グレーンウィスキーだけを考えるなら、世にバー
ボンとよばれる北米のケンタッキー・ウィスキーは皆グレーン
ウィスキーですから、珍しくもなんともありません。

しかし、北米以外のウィスキーの分野ではモルトベースが基本で
すので、通常グレーンウィスキーは脇役でグレーンウィスキーの
しかもシングルカスクが商品化されるのは滅多にない(といいます
かこれまで聞いたことがない)ことです。

だからこそリリースされたボトルですので、どんなものなのか
と思ってテイスティングしてみると、シェリー樽仕込みですが
25年以上の長期熟成だけあって、しっかり熟成したシェリー
テイストをもちながら、モルトベースだと重くなりがちな個性が
グレーン独特の個性を主張しないボディと類稀な調和をみせ、堂
々としたウィスキーに仕上がっています。

もうひとつレアなのが川崎で、かつて多摩川河口付近、川崎球場
近くにあったウィスキー蒸溜所の原酒ということも、滅多にない
非常に珍しいことといえます。

これはグレーンウィスキーがブレンドのベースに使われることが
多く一般的に日の目を見ることがないのと、この樽が特別に素晴
らしく熟成したウィスキーだったことからベンチャーウィスキー
社がリリースの英断を下したからこそ日の目を見ることになった
からで、その見識眼こそ評価されてしかるべきだろうと思います。

まだまだ知らないことが多いと再発見させてもらった奇跡の一本
です。

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ARDMORE 12yo

2011-08-04 12:36:36 | グルメ

ハイランド・モルトのなかでも飲みごたえのある1本。


アードモア

以前なら、アイラ島やスカイ島、北海道・余市のピーティだった
りヨード香のする癖の強いウィスキーに挑戦するのが呑んべえの
生きがいのような勘違いの生活を送っていたのですが、最近は少
しは世間様の具合が分かるようになったのか、ハイランドのバー
ボン樽仕込みなどを好んで飲むようになりました。

それでも、これまでの歴史というほど立派ではありませんが、経
緯というようなものもありまして、ハイランドのなかでもさらに
北の蒸溜所で46度くらいが最高だなんて思っていたのですが、
このアードモアで多少針が戻ってきてニュートラルなウィスキー
の偉大さを再確認しました。

このアードモア蒸溜所は、以前はニッカの余市と同様に石炭直火
蒸溜を行っていたことで有名でしたが、世界的なモルトブームの
前にそれを止めてしまいました。最終的には製品を飲んで評価す
るべきものでしょうが、スチーム間接蒸溜ではカラメル香がなく
なるのではないかと言われています。痛ましい損失です。

しかしながら、いま手に入るボトルはハイランドらしいモルトと
アルコールのバランスを保ちながら、イタリアのヴァニラジェラー
トのようなリッチなクリーム感を伴いながら、イースト由来なの
か樽由来なのか分かりませんが、とても豊かなブーケの香りに包
まれる非常に魅力的なウィスキーです。

シングルモルトとは単一蒸溜所の原酒で作られるウィスキーの意
ですので、本当の単一であるシングルカスクではありませんけれ
ども、それを差し置いてもこんなに豊かでボディもあり、原材料
の風味を残しつつ、アルコールが黒子となって全体を構成してい
るなんて、隠された秘宝のようです。

ひょっとして蒸溜所でフロアモルティングしてるのでしょうか?

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