甲州にぶどう狩りに出掛けまして、道が混んでいる気配を
感じて国道20号線までの近道を走っていましたら、ちょうど
ワイナリーがあったので、立ち寄ってみました。
そうしましたら、まったくたまたまなのですが、ちょうどワイ
ナリー見学ツアーがスタートするタイミングにあたり、オー
ナーよりお誘いをいただいたので、ツアーに参加して見学
させていただくことになりました。
最初に見たのは圧搾機で、イタリア製の機械を輸入した
ものだそうですが、非常に優秀で人の手よりも早く精度も
高く不良の実を取り分けて圧搾してくれるそうです。
続いて建物の中に入っていき、仕込桶や発酵タンクが
騒然と建ち並ぶ工場を見せていただきました。こちらも
最新鋭イタリア製のステンレス製が並んでいましたが、
昔からの設備も少し残っています。
最近はスペースの都合でやり繰りが大変だそうですが、
ぶどうの品種によっては昔ながらの琺瑯製がよい場合も
あり、品種と仕込む酒によって使い分けているそうです。
ステンレス製の発酵タンクは二重構造になっており、内部に
水を流して発酵温度をコントロールしているのだとか。
なるほど、最近の日本のワインのレベルアップの秘密を
見せていただいた気がしました。
感謝!