水俣市における市民参加の環境に関する取り組み
ホテルから水俣市役所に向かい、環境問題関係のレクチャーを受けました
平成5年から全国に先駆けて20種類の資源ごみ分別を開始。ペット・廃プラ・生ゴミが加わり、品目統合などで現在は22種類のゴミの分別が行われています。月に1回町内会に22のボックスが並ぶ光景を想像してみてください。
平成11年にはISO14001を市として取得。市民監査委員会をし、外部監査を実施しています。
環境首都コンテストでは人口規模2から5万人の部門で第一回から六回まで連続して一位となるなど国内ではトップクラスの環境意識を持つ地方都市です。
現在、水俣市民のゴミ分別をはじめとする、環境に対する意識が高いですが、その基となっているのがやはり「水俣病」であります。「負の遺産を払拭し、富の遺産へ転換したい」そんな想いが、現在の意識の高さに繋がっているように感じました。
その他今回の主な訪問箇所
・水俣市役所(環境対策課環境企画室 久木田室長)
・環境省国立水俣病総合研究センター
・熊本県環境センター
・水俣市立水俣病資料館
・エコパーク水俣
・リグラス工房ぶんの風
・水俣市環境クリーンセンター
・もやい直しセンター(水俣教育旅行プランニング 吉永専務理事)
「環境小委員会」開催 IN 水俣市
視察後、もやい直しセンターにて今回の視察の反省と政策討論セミナーにむけての課題の選出を行いました。環境問題について福岡県への助言と言うことで10項目を確認して約2時間にわたる会議が無事に終了しました。
<参加者>
・委員長:矢田氏(電力総連)
・委 員:本田氏(南筑後地協) 小森氏(電機連合) 三角氏(連合福岡)