日本のワイナリーは、まだ山梨や長野くらいしか行ったことがないけど、
でも、何処にいっても、こぢんまりとした感じがイイのかな。
んがしかし。
アメリカの、広~~~~~~~い葡萄畑が地平線のように広がるワイナリーの光景も、
ホントにホントに素晴らしくて。。。また、その光景を見ながら飲むのも最高に気持良いんだよなぁ。
そこで。
アナハイム で、メジャーリーグ観戦 する以外にも一日時間があるため、
近くに車で行ける距離のワイナリーがないか探してみると・・・。
あったー!!
Temecula Valley テメキュラ・バレー
というワイナリーの町が、アナハイムから車で1時間ほどのサンディエゴの方に!
しかも、相方は“飲めない運転手”なのに、
やっぱり、アメリカのワイナリーの雰囲気が大好きらしく、喜んで運転してくれるし♪
ワイナリーへのドライブは、西海岸らしい光景が楽しい。
この日も、すっこーん!と抜けるような青空で、コントラストがなんともキレイだなぁ。
さて。
初めて知ったテメキュラだから、どこのワイナリーが良いのかさっぱり分からない。
一応こちらのサイトを参考にしつつ、
テイスティングして面白そうなところやランチに良さそうなワイナリーへ。
朝イチに向かったのは Hart Family Winery 。
なんだか “Family” ってあたりが、家族経営でほんわかしてそうだな~と思って。
入口から建物までは、やっぱり葡萄畑が広がる。
まだまだ葡萄がたわわだ~。
丘のてっぺんに建っている、年季の入った小屋のような建物へ。
中も、年季の入り具合がイイ感じ!
目の前にはテイスティングコーナーがあって、6種類で$10 みたい。
6種類はあらかじめ決められてるワケではなく、この中から好きなのを選べるのだ。
向かって右から左へ行くに従って、おいしくなっていくー。
2005 Cabernet Sauvignon が美味しくて、価格も$20。記念に買っちゃった♪
それにしても、ずいぶんたくさん賞を貰ってるんだな~。
試飲を担当してくれてるお姉さんは、とっても話し易いイイ人!
色々聞いてみると、ココは1970年代から続けられてるんだとか。
創立者でもある、白い髭がステキな Joeおじいさん が、まだまだ元気に朝から忙しそうに働いてる。
「この子(ワンコ)の名前はね~」
「最近、すっかり冷え込んで、まだ葡萄の実が採れないのよ~」
「この前も日本人のお客さんが来て、一人で2ケースくらい買ってったわ!」
などなど、6種類飲む間に、いっぱいお喋り。
しかも、注いでくれる量はグラスの1/3くらいたっぷりだから、飲み応えアリ。
時間かけてじっくり飲んじゃった(笑)。
ワイナリーのロゴの入ったグラスは持ち帰りもOK。
「テメキュラのワイナリーはグラスの持ち帰りが基本的にOKなのよ。
6本入るケースをあげるから、巡ったワイナリーのグラスを集めてみるとイイんじゃない?」
と、お姉さんにワイングラス用のケースを貰っちゃった~♪
最後に、ランチをするのにこの辺りでオススメな場所を聞いて、
次へGO!
FALKNER Winery は、事前にランチに良さそうと思って目をつけてたのだけど、
Hartのお姉さんもオススメと念を押してくれたワイナリー。
入口からずんずん車で葡萄畑を登っていくと敷地に入るのだけど、
到着した場所には、ずいぶん年季の入ったような建物と、キレイな建物が。
蔦の這った一見古そうな建物の中はテイスティングとちょっとしたお土産売り場が、
そして新しい建物がレストランみたい。
では、まずテイスティングから。
ここは、4種類で$10、7種類で$15 みたい。
日曜は、この外にある庭でBBQもやってるんだな~~。
ランチでも飲みたいので、4種類にしてテイスティングをしていると、
どうやら超常連っぽいお客さん2人が我々の隣に。
すると、フロアのお姉さんが「これ、飲んでみてください。」と、
次から次へと、テイスティングメニューにないワインを開栓しているでわないか。
いいな~~。
と、見ているまなざしが、思いっきり “指をくわえて見ている小娘” だったのか、
このワイナリーのオーナーらしき、青いシャツを着ているおじさまが、
「今日、ウチに来てラッキーだったね(笑)」 と、なんとおすそ分けを我々にも!
きゃーー、やったーー!!
しかも、テイスティングしたどれよりも、すんごい美味しいんですけどっっ。
$10以上の価値あるワインをしっかり楽しませてもらった後は、
キレイな建物のレストランへランチをいただきに。
どうやら一番乗り?!
きちんとしたレストランだけど、前菜で平均$8だし、メインも全部$20以下で、リーズナブル。
我々が座った窓側のテーブルからは、丘の上からの広大な景色が一望。
ワインを飲みながら、まった~りと景色と料理が楽しめるワケだ。
ちなみに、メニューでメインのパスタやアントレ(肉or魚料理とか)を見ていると、
その料理に合うワインが、一つずつ、ちゃんとメニューに書かれてる!
これは嬉しい♪
自分が選んだのは Seafood Portfino という、
ドライトマト、アーティチョーク、バジルやレモンなどのハーブの効いたポモドーロソースのシーフード系。
それに合う“Recommended Wine”は 2005 Folkner Amante と書かれているので、
もちろん、それをオーダー。
ちなみに、写真の奥にチラっと映ってるけど、相方は昼から、Iron Steak 喰ってました・・・。
ま、飲めない分、食べて食べて~~。
3つ目に向かったのは PONTE 。
ここはホームページを見てて、なんか良さそうだな、と思って。
敷地が広ーい!
テイスティングルームはこちら。
この日、訪れた中では一番大きな感じかな?!
我々が行ったのは、火曜日だったので、6種類で$10(金~日だと$15だそう)。
ここも、リストの中から好きなのを選べるのだけど、
お姉さんが「これが白、ここが赤、そしてこれがSweetね。」と教えてくれる。
そして、テイスティングに注いでくれる量は相変わらず多いので、ゆっくりと店内を回りながら飲む。
ここもお土産コーナーが充実してるな~。
しかも、庭が・・・景色が・・・感動的(>_<)!
立派な芝、その先に見える葡萄畑、しかも晴天が見事で・・・。
ああ、また良い光景に出会えたなぁ(涙)。
Temecula テメキュラ、今まで聞いたことのなかったワイナリーバレーかもしれないけど、
こんな場所があったなんて、今回知れて良かった!
でも、自分が知らないだけで、全世界の有名な土地のワイン以外にも、
Temculaみたいなステキなワイナリーバレーって、いっぱいあるんだろうな~。
ちなみに、Temeculaは残念ながら?!アメリカの国内、しかもこの周辺でしか楽しまれてないんだそう。
でも、そういうのが、また良いのかも。
ここに来なければ飲めない。
ここに来るからこそ一番美味しく飲める。
そんな感じ?!
長々と続きましたが、アメリカ旅行記、これにて「完」てことで。
とかいいつつ、最後に・・・・・
色々遊びにいっちゃったけど、元々はコルツの観戦のために組んだ旅行だったんだよな~~。
と思ってたら、最後の最後、相方が運転中に「眠いから仮眠したい」と停まったショッピングモールにて。
こんな田舎で、ペイトンに会えるなんて(笑)。
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旅とお酒が楽しめるのも相方さんが居てからこそ!ですねp(^-^)q ナイスコンビです。
甲府の依田さんでどぶ買いましたよ。毎晩頂いてます。
いいですね、その表現(笑)!!
ちょーー濃厚~~~な旅でした。
これで、たったの4泊なんです(笑)。
アメリカに行くには相方がいなきゃ!!
って感じです。
2人で楽しまなきゃ、なんか楽しさが半減以上しそうです。
どぶ、いいですね♪
私も明日はどぶ会議です!!
あまりに雄大な景色を見てるとそんな疑問が・・
最初のワイナリーでケース買いしてった言う日本人はプロじゃないの?
プロなら日本でも何処かで飲めるって事だよね!
相方殿、肉肉な毎日を堪能出来て喜んだことでしょう!
でも、ちょっと飽きてる・・なんて事はないか?! 笑
野菜はかんぺき、自給自足だと思います。
後は「肉」ですよね・・
まぁ、でもアメリカは車社会なので、
片道1時間くらいかかっても、郊外マーケットに買いに行くのでは!
相方は、飽きることなくアメリカンビーフを堪能しまくりましたよ~~。
でも、さすがに「メタボ」を気にしたらしく、
「帰国したら、当分肉なしのメシにして・・・」と。
しかし、一週間たたずして「今日は焼肉行きたい」と言ったので、
却下して、野菜炒めを出ししました(笑)。
その恨みか?!「週末は焼肉ーー!!」ってうるさいです。
さすが、まっきーな感じだけど(笑
しかし、空も大地も広いね~
そこのプラスでおこぼれを頂戴したりしてたので・・・
もっと?!
いやーー、いっぱいいただきました♪
空と大地の広さは、ほんと、日本ではなかなか見られない光景です~。
ただただ地球の大きさを実感します。
渡しの場合確実にダウン&爆睡してしまいそう。(笑
抜ける空、乾いた空気のもとで美味しいワインなのでしょうね。
相方様 鉄板ステーキワインなしはお気の毒、、。
おこぼれもちょうだいしたので、
20種類以上は軽くいってるかと(笑)。
しかこ、実はこの日は最後の日ということで、
夜は豪華なステーキハウスに行って
ワイン一本開けたのでした!
その時は、相方も、ようやく赤ワインとTボーンステーキを
楽しんでました♪
そのワインが生まれた空気・陽差しも、ワインの隠し味なんだわなー♪
日本酒の酒蔵さんに行っても同じように思いますが、
空気が、日差しが、風が、人も・・・
その場所にいるからそこの味わいってありますね。。。
もちろん家に持ち帰ってその光景を思い出しながら飲むのもイイですが、
「そこで味わう」と、また美味しさが一段と違うような気がします。