今日の東村山は、快晴・無風、気温も 12℃ の春の日差しをいっぱいに浴びていますが、きっと、東電福島原発の放射能もも浴びていることでしょう。
それにしても、遂に、福島第一原発に対する、津波被害を想定外とする 「東電の欺瞞」 が暴かれてしまいました。
今日の毎日新聞・朝刊の3面に、その事実が詳細に記述・紹介されています。
それは、2009年の国の審議会において、約1100年前の 869年に宮城県沖で発生した M8 以上とみられる「貞観地震」での津波到達地点も明示し、スマトラ沖地震のような幅広い震源域が破壊された「連動型地震」を想定するように求めていたにもかかわらず、「東電は、この事実を無視し、なんら津波に対する安全策を講じなかった事実があった」 とのことです。
又、翌月の会合でも、この貞観地震の津波被害を考慮すべく東電に申し入れたが、これを、東電は、これを完全に無視したとのことです。
従って、東電の武藤栄副社長が 25日の会見で、「連動した地震による津波は想定していなかった」ことと、過去にこの地域で発生した地震・津波を故意に無視して、「想定外」としたことは、まったくの言い訳であり、欺瞞である。
又、東電は、今回の様な原発事故が発生しても、安全に原発事故を終結させる、思考・技術・事故対応力の全てが欠如していることが明白となり、狭い日本の国民を恐怖に陥れているのが現実となっています。
それにしても、雲隠れして姿を現せない東電の社長は、何をもたもたしてもたついているのでしょう。
早く、清々しい富士山の様な気持ちにさせてもらいたいものです。
2011/03/27 AM 10:00 <富士山ライブカメラ参照>
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福島原発はチリ級津波が発生した際には機器冷却海水の取水が出来なくなることが、すでに明らかになっている。これは原子炉が停止されても炉心に蓄積 された核分裂生成物質による崩壊熱を除去する必要があり、この機器冷却系が働かなければ、最悪の場合、冷却材喪失による苛酷事故に至る危険がある。そのた め私たちは、その対策を講じるように求めてきたが、東電はこれを拒否してきた。
柏崎刈羽原発での深刻な事態から真摯に教訓を引き出し、津波による引き潮時の冷却水取水問題に抜本的対策をとるよう強く求める。