昨日は、青空が見えて、陽射しはあるのに、この辺りは山沿いだけに白き雨足。日照雨。肩先に当たる雨がぬるく、涙雨ともとれした。それに次から次とくる雲、白い雲なのですがふだんならサーカス・動物雲なのですが、それがアルカイック笑いの石膏像頭部に見えるのです。それだけ雲行きが早くて形になりにくく、物語になりがたいのでしょう。それが過ぎるたびにヒタヒタと雨粒、時雨雲片のオンパレード。
「ようコンだけ雲来るナ!」と少し忌々し気に天・見ていて、フッと思ってたのです。
山の向こうを窺うと、ドッーと来ている雲が山で堰き止められているのです。それを見ているウチに、山の上で誰かこの「千切れ雲」切ってるモノがいるんとチャうか!と。次から次へと、職人技で時雨雲を捌き切ってゆく「必殺仕事人」ならぬ、「時雨」雲切り師(屋にするか迷ったのですが)。
●雲切り師の装束はどんなモノ。どんな裁断道具にするか、おもい描くのも愉しいのでは。私はまず、ハサミを思い描いたのですが、鯨を切ったりマグロをきったりする長刀のようなものとも。新緑の山・濃い青空・時雨雲→山沿い住い三題話。
「ようコンだけ雲来るナ!」と少し忌々し気に天・見ていて、フッと思ってたのです。
山の向こうを窺うと、ドッーと来ている雲が山で堰き止められているのです。それを見ているウチに、山の上で誰かこの「千切れ雲」切ってるモノがいるんとチャうか!と。次から次へと、職人技で時雨雲を捌き切ってゆく「必殺仕事人」ならぬ、「時雨」雲切り師(屋にするか迷ったのですが)。
●雲切り師の装束はどんなモノ。どんな裁断道具にするか、おもい描くのも愉しいのでは。私はまず、ハサミを思い描いたのですが、鯨を切ったりマグロをきったりする長刀のようなものとも。新緑の山・濃い青空・時雨雲→山沿い住い三題話。