goo毎日絵日記

毎日の絵日記。空気描き、その日その時の雑感。

2本櫟の中から

2010-05-18 06:33:40 | 日記
昨日は、夏日。暑い陽差しの中頼まれ仕事。「そろそろ陽が翳ってきて、影になるから」と誘われ、ホイホイと行ったのですが。飛んでもない、建物の影は伸びておらず、直陽状態。まあこれが真夏の炎天下なら音を上げたでしょうが、身体を動かしている内に馴れてくるもので。暑いといってもまだまだ。日陰にはいると確かに涼しいのです。汗が流れるほどではありません。じんわりと首筋などや、インナーが湿ってくるていど。でも強い陽差しにはウンザリ。鍔広帽子を被ってきてよかったとつくづくおもいました。キャップだと、首筋の後ろがたまりませんものね。 チリチリ照りつける陽の下、単純作業していると、地熱の上昇で時々風が吹くんですね。そして近くのクヌギなどが、葉擦れ「サラサラ」って音を立てるときの清涼感。直接からだに風を感じなくてもこれは気持のいいものです。そして、二本たつクヌギの一つが、真ん中がポッコリ相手、枝振りが見えるのです。古木といえませんが高さは背の高い倉庫の建物を遙かに超えています。枝振りもりっぱ、人間でいえば三十台後半、鬱蒼の手前。輝かしい新緑に充ちています。その二本の葉が風で靡くと、デュオしているみたいです。そんな風音を聞いているうちに、そのポッカリ空いた所から、誰か居るような気になって。そのついついそちらを目が向いてしまうのです。だれも居やしないのはわかっていますが、不思議とフッとそこの気持が向いてしまうのです。 そういう気分がイヤかといわれれば、そんなコトはありません。この感じをなんとなく…。
コメント
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