小学校受験、ペーパーの定番は「お話の記憶」です。
「うちの子は、どうもお話の記憶が苦手で・・・」と嘆くお母様は決して少なくはありません。でもね、そういうご家庭に限って、学習の方法を間違っていることが多いのですよ
記憶・・・そう言われると、大人は、すぐに「覚えなければならない!」と考えます。たとえば、私たちが英語の単語を覚えたように。鉛筆は pencil ・・・本は book ・・・ というふうに。
確かに、これは何回も声に出して発音し、頭で音を覚えていきます。そして、次はスペルを覚えるのですよね。これが、「記憶」という作業でした。
しかし
「お話の記憶」で、この方法を用いると、どうでしょうか?
大人だって、あれほど多くのことを覚えられませんよ それに、英単語の場合は、覚えるべきものをリピートしていたわけですが、「お話の記憶」では、いったい、何をどの程度、覚えておけば良いのかもわからない・・・にも関わらず、お母様達は、「しっかり聞いて、覚えなさい!」と無理難題を押しつける・・・まさに、無理難題です
「お話の記憶」のコツは、覚えることではなく、いかに「想像できるか」ということにかかっています。
たとえば・・・私たちは、目で、目の前のものを見ている時にも、「夜のお献立は何にしようかしら?」と考えたら、頭の中に、いろいろと浮かんできますね。お魚かしら・・・と思ったら、シャケやブリの切り身が思い浮かんだり、お刺身が思い浮かんだり・・・実際、目に見えている画像とは別のものを「想像」しているわけです。画像で焼き付いたものは、なかなか忘れません
つまり。
「太郎君は、(頭の中で、男の子を思い浮かべます)お母さんにおつかいを頼まれました。(ニコニコ顔のママが、太郎君に向かって、メモを持って一生懸命に話しています)八百屋さんに行って、大根1本とじゃがいも2個(八百屋さんのおじさんが、大根1本とじゃがいも2個を、袋に入れてくれているところを思い浮かべます)、帰りに花屋さんで赤いバラを3本買ってきてね。(八百屋さんの袋を持った太郎くんが、赤いバラを受け取り、帰っていくところを想像するのです)寄り道しないのよ!と言われました。(お家に向かって、一生懸命に歩く太郎くん・・・)」
いかがでしょうか?
こういうふうに、画像を頭の中で思い浮かべれば、無意味に「大根、大根、大根を1本、大根を1本・・・じゃがいもを2個、じゃがいもを2個・・・バラ、赤いバラを3本、赤いバラを3本・・・」などとブツブツ言って覚えるよりも(実際には、なかなか覚えきれないものです)、はるかに、映像、画像として「想像する」ほうが、しっかりと記憶に残るものです。
記憶は、ある意味、想像力です
そのことをしっかりと理解すべきです
この点を理解し、子どもには、言ったものを「想像する」練習をさせてみましょう。きっと、お話の記憶に、大いに役立つはずです
まどか先生の教室「幼児教室マナーズ」
小学校受験は、子どもが大きく成長するまたとないチャンスです。
知識の詰込み、繰り返す訓練、長時間の強要・・・そんな親子共に苦しい準備を「うれしくはないけれど、それが正しい準備」などと、ある意味での諦めの境地で取り組む受験準備ではなく、子ども自身の頭で考え、判断し、行動できる力「人間力」を育てる受験準備。それが、幼児教室マナーズが27年間実践し、成果をあげてきた「まどか先生メソッド」です。小学校に入学した後も、親子共にいつでも相談に帰っていける場所、それが幼児教室マナーズです
「うちの子は、どうもお話の記憶が苦手で・・・」と嘆くお母様は決して少なくはありません。でもね、そういうご家庭に限って、学習の方法を間違っていることが多いのですよ
記憶・・・そう言われると、大人は、すぐに「覚えなければならない!」と考えます。たとえば、私たちが英語の単語を覚えたように。鉛筆は pencil ・・・本は book ・・・ というふうに。
確かに、これは何回も声に出して発音し、頭で音を覚えていきます。そして、次はスペルを覚えるのですよね。これが、「記憶」という作業でした。
しかし
「お話の記憶」で、この方法を用いると、どうでしょうか?
大人だって、あれほど多くのことを覚えられませんよ それに、英単語の場合は、覚えるべきものをリピートしていたわけですが、「お話の記憶」では、いったい、何をどの程度、覚えておけば良いのかもわからない・・・にも関わらず、お母様達は、「しっかり聞いて、覚えなさい!」と無理難題を押しつける・・・まさに、無理難題です
「お話の記憶」のコツは、覚えることではなく、いかに「想像できるか」ということにかかっています。
たとえば・・・私たちは、目で、目の前のものを見ている時にも、「夜のお献立は何にしようかしら?」と考えたら、頭の中に、いろいろと浮かんできますね。お魚かしら・・・と思ったら、シャケやブリの切り身が思い浮かんだり、お刺身が思い浮かんだり・・・実際、目に見えている画像とは別のものを「想像」しているわけです。画像で焼き付いたものは、なかなか忘れません
つまり。
「太郎君は、(頭の中で、男の子を思い浮かべます)お母さんにおつかいを頼まれました。(ニコニコ顔のママが、太郎君に向かって、メモを持って一生懸命に話しています)八百屋さんに行って、大根1本とじゃがいも2個(八百屋さんのおじさんが、大根1本とじゃがいも2個を、袋に入れてくれているところを思い浮かべます)、帰りに花屋さんで赤いバラを3本買ってきてね。(八百屋さんの袋を持った太郎くんが、赤いバラを受け取り、帰っていくところを想像するのです)寄り道しないのよ!と言われました。(お家に向かって、一生懸命に歩く太郎くん・・・)」
いかがでしょうか?
こういうふうに、画像を頭の中で思い浮かべれば、無意味に「大根、大根、大根を1本、大根を1本・・・じゃがいもを2個、じゃがいもを2個・・・バラ、赤いバラを3本、赤いバラを3本・・・」などとブツブツ言って覚えるよりも(実際には、なかなか覚えきれないものです)、はるかに、映像、画像として「想像する」ほうが、しっかりと記憶に残るものです。
記憶は、ある意味、想像力です
そのことをしっかりと理解すべきです
この点を理解し、子どもには、言ったものを「想像する」練習をさせてみましょう。きっと、お話の記憶に、大いに役立つはずです
まどか先生の教室「幼児教室マナーズ」
小学校受験は、子どもが大きく成長するまたとないチャンスです。
知識の詰込み、繰り返す訓練、長時間の強要・・・そんな親子共に苦しい準備を「うれしくはないけれど、それが正しい準備」などと、ある意味での諦めの境地で取り組む受験準備ではなく、子ども自身の頭で考え、判断し、行動できる力「人間力」を育てる受験準備。それが、幼児教室マナーズが27年間実践し、成果をあげてきた「まどか先生メソッド」です。小学校に入学した後も、親子共にいつでも相談に帰っていける場所、それが幼児教室マナーズです