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ジョン・ウェインの「捜索者」にコマンチ族が出てたのでがん見。

2012年11月27日 | 映画・舞台・音楽鑑賞

私の一番嫌いな映画のジャンルは西部劇。

なのに・・・食い入るみたいに観てしまったのが

ジョン・ウエンの捜索者(原題The Searchers・1956年米)

映画の紹介欄での「コマンチ族」に見事に反応。

登場人物のマーティンがチェロキーと白人の混血であることも注目。

あらすじ

南北戦争が終わってまだ間もない1868年のテキサス。
故郷の弟の家を訪れたイーサン(ジョン・ウェン)
兄のアーロン、マーサ夫婦、ルーシーとデビーの姉妹、長男のベン。
アーロンに家族同然に育てられたチェロキーと白人の混血児マーティン・ポーリーに、
インディアンに強い偏見を持つ彼は不快感を抱く。

コマンチ族によって兄一家は虐殺され、ルーシーとデビー姉妹は連れ去られる。
コマンチ族への復讐と誘拐された姪たちの救出にマーティンと捜索の旅に出る。

The Searchers - trailer




コマンチ族の酋長スカー




イーサン達はコマンチ族を襲い大虐殺。


イーサンは殺された酋長の目にナイフをいれ、頭の皮を剥ぎます。

また埋葬されたインディアンの目を拳銃で撃つシーンもあります

それは

「コマンチの信仰で目を失った死人は天国へ行けず、風の中を彷徨う」

との信仰があるからです。


コマンチ族にさらわれて成長したデビーと再会したイーサンとマーティン。

しかし、助け出そうとする二人に対してデビーは

「私はコマンチ族なの。お願いだから帰って」

その言葉に怒り狂うイーサン

一家の恥と名折れだとデビーを撃ち殺そうとする。

デビー(ナタリー・ウッド)


えー。6~7年もの間探し求めた姪を探し当てたのに、それが目的でしょ?

何故にそこまで先住民に対して嫌悪感・偏見を持つのか理解しがたい。

その理由は説明がなかったと思います・・・(読めないだけかな?)

この時代ならではなのかな。

白人=善・正義
インディアン先住民(コマンチ族)=悪・残虐、極悪非道

すべてにおいてこれが背景の物語。

白人が善、先住民が悪のストーリーの西部劇がまかり通ってるのも時代だった?

「捜索者」を観ての感想は何とも言い難い怒りと嫌悪感を感じました。

ジョニーもこの類の映画を嫌っていましたね。

自分が受け継いだ血が汚される思いでしょう。

他にイーサンは南軍の兵士なのですが北部の事を「ヤンキー」と侮蔑します。

うん?これは何だろうと調べてみたら

南北戦争時代は、南部に住む人間から見た北部人に対すると蔑称となった。
ヤンキーランドは北部諸州を意味する。
逆に南部人は「南部の下層階級の白人労働者は、
日焼けして首が赤い」という意味でレッドネックと呼ばれた(ウイキペディアより)

だそうです。知らなかった・・・
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では、話は変わって。撮影のロケ地について・・・

アメリカ・ユタ州 モニュメントバレー

ジョン・フォード監督は、駅馬車や捜索者の舞台として多数の映画撮影を当地で行っている。
モニュメント・バレーを一望できる場所は、ジョン・フォードポイントJohn Ford's Point)と
呼ばれ有名なビュースポットとなっている。



ローンレンジャー  ここだったんですね~


捜索者の1シーン



ローンレンジャー

Depp orgより

ネイティブファッション、装飾品に目が行ってしまいます

この胸元のなんやらぶら下がっている装飾品は
THE Deppest DEPPのしゃるさんが書いて下さってます。

 
捜索者より


ローンレンジャーのトントの胸元にも


捜索者より


Johnny Depp Plays Daddy at School Event


コマンチ族のラドンナ・ハリスさんと養子縁組したジョニー

ローンレンジャー休憩中・・トント一休み~。

 (JOHNNY depp zoon より)

ねー何となく通じるものがあるでしょ。

なーんでもいいのだ。コマンチ族、ローンレンジャーと風景が同じ。

例のごとく私はどっぷり、はまり込み、それでご満悦なのだーーーー。

はいよ~しるばー パカラ・・パカラ・・・・・