「アルゴ」を観たけど、政治背景が理解出来ない。
時代背景や政治的背景を知りたいなと思いました。
映画の中で「キリング・フィールド」が出てきました。
「キリング・フィールド」って映画が確かあったはず。
グットタイミングでWOWOWで放映があった!
録画をしてじーくり観た。
しかし、やはり・・・・よく理解できない。
おまけに、途中眠くなる始末。
映画『キリング・フィールド』オリジナル予告篇
キリング・フィールドのあらすじ(Movie Walkerより)
1973年8月。ニューヨーク・タイムズの汽車シドニー・シャンバーグ(サム・ウォーターストン)は、
特派員としてカンボジアの首都プノンペンに来た。
当時のカンボジアはアメリカを後楯にしたロン・ノル政権と、
反米・救国を旗印に掲げた革命派勢力、クメール・ルージュとの闘いが表面化した時期でもあった。
カンボジア人のディス・プラン(ハイン・S・ニョール)が、現地で彼の通訳・ガイドとして
仕事を助けてくれることになった。
~中略~
ロン・ノル政権はついに崩壊、新しくクメール・ルージュを率いるポル・ポト政権が誕生した。
~中略~
プラン生存の連絡を受けたシャンバーグは、タイの難民キャンプへ飛んだ。
「許してくれ」とシャンバーグ。「許すことなどないよ」とプラン。
抱き合う二人をカーラジオから流れるジョン・レノンの“イマジン”が優しくつつみ込んでいた。
キリング・フィールドについてはこちらで
興味深い発見がありましたよ。
このキリング・フィールドの脚本はブルース・ロビンソンさん。
ラム・ダイアリーの監督さんですね。
ブルース・ロビンソンが手がけた作品の中で、最も知られているものとしては
『ウィズネイルと僕』が挙げられます。
観ている間中、全く気が付かなかったのですが
まだ売出し前のジョン・マルコヴィッチさんがカメラマン・ロックオフ役で出演。
1953年生まれだから、31歳のお若いマルコヴィッチさん。
挿入歌が
ポール・マッカトニー&ウイングスのBand on the Run
Band on the Run - PAUL McCARTNEY & WINGS
映画が始まって17分頃、少女兵が聴いてるラジオから流れてます。
エンディングではイマジンが流れます。
Imagine - John Lennon
勝利した革命派勢力、クメール・ルージュは子供が銃を持ち、意味もなく銃殺をする。
例え子供であろうと支配する側になり、武器を持つと残酷な事が出来るんですね。
クメール・ルージュの支配する集団農場では、人は特別な理由もなく銃殺されていく。
身分を隠していた元教師、元医師たちは、「クメール・ルージュは君たちを許す」
という嘘にだまされて、身分を明かしてしまい、その結果、銃殺されていく。
カンボジアの未来を背負って、国を作っていくこの子供たちへの
教育する学識者、有識者は殆ど銃殺されてしまってる・・・・
どんな大人になったのでしょうか。
世界のあちこちで内紛で多くの命が失われています。
しかし、私はその内紛、政権抗争等をどれだけ理解してるかな?
こうやって映画を観る事で少しでも未知の分野に興味を持つ・・・
それが映画のいいところですよね。
やっぱ、映画っていいなぁ~。