WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

東芝 蓄電池付太陽光発電システムを住宅メーカー向けに販売開始

2011-06-01 16:01:16 | 私らしく生きる。気づきと学び
東芝は、三洋ホームズに対して、年間300棟分の
蓄電池付太陽光発電システムを販売することを、
2011年5月30日に発表しました。
今後、新築住宅メーカー向けに同システムの販売を開始し、
今年度は年間1000棟分の販売を目指すということ。




今回、販売を開始するシステムは、三洋ホームズと
新築戸建住宅への搭載について技術面での協議を重ねたものです。

世界最高水準のセル変換効率21.5%を実現した
住宅用太陽光システムと鉛蓄電池を組合せ、
太陽光で発電した電力を蓄電池に充電し、
電力不足や災害などの停電時に生活に必要な電力を確保します。

家庭電器700W相当を約3時間動かすことが可能な
2.1kwhの鉛蓄電池を標準搭載し、
増設バッテリーを使うことで、さらに容量を拡張することができます。
蓄電池への充電方式は、通常時は商用電源から充電し、
停電時には太陽光発電システムの自立運転モードで発電した電力でも
充電が可能なシステムです。
これにより、電力会社からの電気(商用電源)が停電となった際に、
生活に必要な電化製品を蓄電池で動かすことが可能で、
災害時でも安心して利用できるシステムを実現しました。

 
なお、同社は、東日本大震災の被災者の方のための仮設及び復興住宅向けに
太陽光発電システム100世帯分の無償提供を決定しておりますが、
本システムをベースにしたシステムを、行政と調整を図りながら、
宮城県、福島県、岩手県の避難所ほかに設置していく予定ということです。



お問い合わせ先:
東芝住宅用太陽光発電システム ご相談センター
・個人のお客様: 0120(40)2743
(携帯・PHS・IP電話からで上記電話番号に接続できない場合: 03(5352)7657)
・販売店・施工店などのお客様: 03(5352)7623
受付時間: 9:00~17:00(土日祝日、年末年始を除く)

電気代ゼロを目指して~節電おたくと太陽光発電導入

2011-06-01 15:57:45 | 私らしく生きる。気づきと学び
いろいろ打ち合わせや見積もりを重ね、
いよいよ、太陽光発電導入となりました。

あちこち見積もりをとりシャープから東芝へどんでん。




我が家の電気代は、節電おたくの旦那の努力により、
春や秋は3000円のときもあるので
(4LDKの一軒家で4人家族でこれは凄いと思いません?)
上手くいけば、電気代ゼロも夢ではない?

発電努力と並行して、節電おたくのこれからの課題は
●トイレをLEDに。
●残り少ない白熱電球を撤廃。
●エコワット(簡易電力量表示機)で、電気代を食うものを
割り出し、買い替える。
●冷蔵庫にカーテンをつける。

私じゃなくて、やるのは旦那です(^^ゞ

さて、太陽光発電。

投資額は150万円近くなので、
売電による回収は正直??です。

ただ、

「再生可能エネルギーの増加に少しでも貢献した」

という満足感は、150万円をはらっても、
私にはあまりあります。

(無理して一軒家に越したのは、
太陽光発電をしたかったという理由もあります)

さて、今回の太陽光発電導入では、
屋根の大きさや向きから、効率が悪く、
「100%再生可能エネルギーの家」
にはならないのですが、
いろいろ知恵を絞って、
エネルギー収支ゼロの家を目指したいですね。


南面の屋根がへんな形で疲れない
我が家でもできるのですから、
おもいきっていかがですか?


●詳しくは・・・。
http://www3.toshiba.co.jp/sic/h-solar/


人生なんて、そう簡単に終わらない。幸せになれるから、必ず。

2011-06-01 13:28:19 | 私らしく生きる。気づきと学び
2008年の投稿その2

※※※


今は打ち合わせ先に直行しているのですが、
ぜんぜん平気ですう~。

ちょっと嬉しい(^^)

注・パニック障害=アタシの持病は、
(いちおうまだ「患者」らしい)
「電車が怖い」が本の題名になるほど、
代表的な症状らしい。
実際にはアタシみたいに、乗っている人は多いです。

アタシも一時期、怖くて乗れなくなり、
リハビリに数ヶ月かかりましたが、
いまはぜんぜん平気です。
(主治医の五十嵐先生が、
段階をおって、指導してくれました)

何が言いたいのかというと、
別に自分の病気自慢をしたいわけではなく、
パニック障害でも適切な治療と周囲の理解などにより
子供も産めるし、仕事も出来るし、
あんなことも、こんなこともなーんでも
できるということ。

所謂「心の病気」で
「人生終わった」
「もうダメだ、死にたい」
と思っている人はいるかもしれないけれど、
人生終わらないし、
生きていた方が
「ゼッタイゼッタイ」いいということ。

ここで精神論を説くつもりはありません。
「だから、がんばれ!」
なんて言うつもりも全くありません。

ただ「心の病気」で焦らないでほしいし、
自分を責めないでほしいし、
じっくり治してほしいということです。

そのためには、
いいお医者様や正しく助けてくれる人を
みつけてほしい。

そしてゼッタイに幸せになってください。
大丈夫、ちゃんと、なれるから。

復職

2011-06-01 11:31:08 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
ちょっと思うところあり、
過去に「復職」に関して
自分が書いた文章を数件掘り起こしてみました。

こちらは2008年に書いたものです。

これはメディカルケア虎ノ門の五十嵐先生とのことを
書いたものですが、
復職のときのことが細かくかいてあるので
参考になるかも。

*****

私が復職支援には定評のある
同クリニックの評判をききつけ、
勇気を出してメールを送ったのは、
今年の春のことだ。

今の元気な姿からの想像もできないかもしれないが、
私の病歴は長く、症状も複雑だ。

最後に症状が悪化したのは、2006年8月末。

ほとんど何もできないボロボロ状態のところに
今の夫が救出にきて今に至る。
(この話は長くなるので割愛)

その後、妊娠し、長く休職し
そのまま産休に入っていた。

病歴、症状を詳しく書いた上で、
それでもどうしても2007年10月に
復職を目指したい旨を書いた。

すると、
五十嵐先生ご本人から直接丁寧な
お返事をいただいた。

病歴も症状も複雑なので、
やってみないとわからないが、
受け入れてくださるとのこと。

私の心はこれで決まり、
出産後の1ヶ月検診が終わってから、
産科とともに受診していた順天堂医院から、
メディカルケア虎ノ門に転院し、
復職にむけての治療とリハビリを始めた。

一応10月復帰で会社に希望は出していたものの、
当時は、全く先の予測のつかない状態だった。

五十嵐先生にはじめてお会いしたのは、
7月のこと。
なんとなく予想はしていたが、
怖そうな人だった。

そして、テキパキと投薬内容を決定し、
治療計画をやはりテキパキと説明し、
そしてはっきりと、

「無理だったら復職は許可しませんから」

とおっしゃった。

皆さんも経験があると思うが、
こういう怖くてテキパキした人は、
実は信頼できる人だということが多い。

言葉で飾られるよりも、
この人は本当に力を貸してくれる人だと
感じ取ることがある。
そんな感じだ。

「なんだかこの人頼りになりそう・・・」
と思いながら先生のリハビリ計画をメモし
帰路についた。

とりあえず、毎週通うことになり、
「まずは電車に乗る練習をしましょう」
と言われた。

ここでひとつ断っておくと、
パニック障害といえば、
「電車に乗れない」
と言われるくらい、
本の題名になってしまうくらい有名な
この症状(?)だが、

電車に乗れるパニック障害も患者さんも多い。

私自身、倒れる直前には、
普通に電車に乗り、
人混みに出て
普通に仕事をしていた。

しかし症状の急激な悪化により私は、
すべての人と連絡を絶つことになり、
家族以外とは一切接触できない
ようになっていた。
そこからのスタートだった。

****

外出や電車は以前にもリハビリをした経験があるので
2週間ほどで克服できた。
その後も徐々に強度を増やしていく。
「通勤で実際の乗る路線に乗りなさい」
「通勤で乗るラッシュ時に乗ってみなさい」
など、アドバイスは具体的。

そしてできるようになると、
脳トレがはじまった。
「苦手な分野の本を集中して読みなさい」
「新聞の難しそうな記事を読みなさい」
(この時点でリハビリのためにブログをはじめる)

「電車で図書館へ行って、数時間過ごしてみなさい」
というのもあった。

実際に仕事に行くことを想定しての
さまざまな課題が与えられ、
そのバーを徐々にあげていただいた。

そして気がつけば、
復職を数週間後に控え、
私は、
どこへでも、ひとりで行け、
誰とでも会って楽しく話が出来るようになり、
人混みも大丈夫になっていた。

リハビリのためにはじめたブログは、
すっかり趣味となってしまった。

普通、うつ病からの復職される方は、
会社のある、そこの駅に降り立つこと、
会社の門をくぐることにすら
抵抗がある人もいるという。

また復職しても、
すぐにまた状態が悪化して
休むことになる方もおられる。

そんな厳しい現実の中、
私はかなりの余裕をもって
復職の日をむかえることになった。

そして産業医や産業保健に携わる方々、
人事や上司などの暖かい理解により
復職し2ヶ月が順調に過ぎようとしている。

五十嵐先生は終始
淡々、粛々と支えて下さった。
不足の事態が起きても慌てず、
いつでも適切なアドバイスをくれた。

何度も繰り返すが、
五十嵐先生は決して愛想のいい人ではない。
むしろ無愛想だと思う。
そして人相もあまり良くない。

それなのにどうして私をはじめとする
患者はついていくのか?

まず、本当に必要なことを言ってくれること。

そして、知識の量も、ご経験も
豊富でありながら、
決してそこに安住していない人だと思う。

そして、私が属するメディアの人間や
組織の特質をよく理解している。

しかし先生が理解されているのは、
メディアだけではないのだろう。

官公庁、金融、メーカー等なさまざまな業種のことを
理解されているのだと思う。

そしてそれらを理解しているということは、
変遷する社会と企業のあり方を
常に勉強しているということだ。

そう、先生はプロなのだ。

今、日本に、企業のあり方まで含めて、
ビジネスマンのメンタルヘルスを考えられる方が
一体何人いるだろう?

おそらくそんなに多くはないと思う。

企業で多発するうつ病、
そして自殺者の増加を聞くにつけ、
先生のようなプロフェッショナルに
出会えた自分の幸せを感じ、
こうした周囲の努力を無駄にしないためにも、
元気になるべく頑張ろうと思う。