WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

「学習する組織」や「システム思考」は、普通の人にこそ必要。

2011-06-06 07:19:21 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
「システム思考」の「シ」
も言い終わらないうちに、
「そんなに難しいことは関係ない、私の人生には無縁」
と言い切る友人がときどき、いるのですが、
(切り出し方も悪いのだろうが)
そうかしらん?
(しかもその多くは、中学時代、高校時代、
好成績をおさめた頭の良い女子たちです)

まず、人間はみな「関係性」の中で暮らしています。

家族だって、恋人関係、夫婦関係、近所付き合い、
友人関係、サークル、
全て「関係性」「つながり」で成り立ちます。

仕事だけじゃなく、いろんなところで、そうしたものを、
俯瞰でみて、構造を理解し、本当のツボを見抜き、
小さな力でも、そのツボを押すことで、
人生がより豊かになるんじゃないかしら。

私だって、ただの窓際OLです。
しかし、その窓際OLですら、
公私にわたり複雑な関係性の中で暮らし、
問題を解決しないと前に進めなくなる。

それが、現代を生きる私たちの現実だと思います。

「学習する組織」や「システム思考」は
勿論、経営者や管理職には必須です。
しかし、一部のエリートのためのもの
ではないと思います。

「こんな難しいことは自分には関係ない」
私も以前はそう思いました。
しかし、実はそれこそが「思い込み」であることに
気づきました。

余談ですが、どんなに良い学校を出ていて、
勉強ができたであろう人でも
「関連性」に気づかない人は、かなりいますよね。

氷山の上だけみて、水面下の大きな氷を
みないようなもので、沈没するタイタニック号状態。
超怖い。

私がみえているということでは、決してないのですが、
少なくとも、みえるものよりみえないものの方の方が
ほとんどの場合大切な場合が多いことを
私自身は肝に銘じようと思います。

なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
枝廣 淳子,小田 理一郎
東洋経済新報社


最強組織の法則―新時代のチームワークとは何か
ピーター・M. センゲ
徳間書店

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