WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

「望ましい未来をつくるために、私たちに必要な5つのこと」

2011-06-20 20:48:12 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
折に触れて、自分に言い聞かせているのですが、


「私たちに必要な5つのこと」

●ビジョンを描くこと
●ネットワークをつくること
●真実を語ること
●学ぶこと
●愛すること

これは、ドネラ・メドウスさんが、
成長の限界』の中で「望ましい未来をつくるために必要なこと」
として述べていることです。

最近では、枝廣淳子氏が訳した
地球の法則と選ぶべき未来 ドネラ・メドウズ博士からのメッセージ
の中で紹介されています。

私はこの言葉を読んで
「望ましい未来をつくること」は、
なにも特別なことではない、
環境問題だけではないと強く感じました。

この言葉には普遍性があります。
私たちが、本当に幸せな日常生活を営み、
充実した人生を送りながら、結果として、
みんなにとって「望ましい未来をつくる」。

そのための心がけを教えてくれているのだと思います。

ビジョンを描くこと、ネットワークをつくること、
真実を語ること、学ぶこと、愛すること・・・。

特別な才能もお金も何も必要はなく、志さえあれば、
誰もがすぐに始められることです。

こういったシンプルだけれど、凄く本質的で大切なことを
忘れずに日々を送っていきたいです。

「ドネラ・メドウズさんは、もともとは研究者でしたが、
実際に社会に変化を起こすべく、ジャーナリストに転身し、
物事の構造や本来あるべき姿を伝える珠玉のエッセイを
たくさん残しました」
(地球の法則と選ぶべき未来 ドネラ・メドウズ博士からのメッセージ 
ドネラ H メドウズ著 枝廣淳子訳 より)

「成長の限界」の主宰者までつとめた著名な科学者ですが、
ドネラ博士、というかドネラさんが残した文章は、
気取らず飾らずユーモラスで、それでいて、本質を鮮やかに示すものです。
そして冒頭の言葉が示すように、誰にでも大切なことばかりなのです。

私は、このエッセイ集を読んで、あらためて、
ドネラ H メドウズという、素晴らしくチャーミングな女性の
大ファンになりました。

2002年に天に召されたドネラさんの生の声を、
聴くことができないのは本当に残念ですが、
この得がたい女性からの贈り物(=彼女が残した言葉)は、
永遠に消えることなく私たちを励まし、
導き続けることでしょう。




地球の法則と選ぶべき未来 ドネラ・メドウズ博士からのメッセージ
ドネラ H メドウズ
ランダムハウス講談社

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自分の人生にとって、意味のあることに考えと思いを集中すること

2011-06-20 07:48:08 | 私らしく生きる。気づきと学び
慌しかった一週間を振り返って、
あらためて、人間社会の複雑さ、難しさ、
そこで自分を見失いがちな自分を自覚しています。

「三毒追放」だと自戒をこめて。

怒らない、妬まない、愚痴らない、

この3つ追放すると、
自然と良いサイクルが生まれ、成功する、
ということを著書や講演で繰り返し述べておられてます。

所謂「成功」には、あまり興味はないのですが、
「自分が満足すること」
「自分の夢や目標を達成し、みんなが幸せになること」
を成功と定義するのであれば、私も同感です。

私たちの日々の生活の中には、
自然とこの3つが入り込んでくることが多いと思います。
そして、相手が怒れば、自分もカッとするのが人間であり、
恨まれていることを感じたら、憎しみを感じるし、
人の愚痴を聴くとげんなりして、
ネガティブな方向に行きそうになります。

私は今は「妬む」という感情とは、
今は無縁の日々ですが、
20代の頃は、成功している人に妬みを感じたり、
それを愚痴ったりした記憶があります。

今振り返ると、
「妬む前に、なぜ、その人から何かを学ばなかったのか?」
と思いますが、幼稚だったんですね・・・。

また、私は「怒りんぼう」なので、怒りを感じたら、
まず、距離を置く、その場を去る、
去ることができなければ
「何も言うな、反応するな、相手にするな」
と自分に必死で言い聞かせます。

女性はとかく「感情的になりがち」
というレッテルを貼られがちです。

ごくまっとうな意見や質問、注意まで
大げさに言い立てられることが多いです。
ですから、必要以上に「冷静さ」「相手にしない」
という態度が必要なのだと私は思っています。

また、怒ることも、妬むことも、愚痴ることも、
100%追放することは難しいけれど、
こうした、マイナスの感情にがんじがらめになっていると、
本当に大切なことがみえなくなってしまいます。

カッカしながらも、ぐっとこらえて、
冷静にやるべきことを、
粛々たんたんとしていると、
少しずつでも、
そういう習慣が身につきます。

「ここで怒らないで仕事をちゃんとすることが大切なんだよ」
と教えてくれた先輩に
心から感謝しつつ、
まだまだな自分を戒めています。

ネガティブな感情と上手につきあい、
それらを処理しながら、

自分の人生に意味のあることに
考えと思いを集中させないことには、
自分の人生は、良くなっていかない。

自分の人生や世の中にとって、何が大切か?
何をやるべきか?
を心に銘じていきたいです。