WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

「みんなのエネルギー・環境会議」設立

2011-07-08 22:47:57 | 私らしく生きる。気づきと学び
幸せ経済社会研究所(代表:枝廣淳子氏)、
APバンク(代表理事:小林武史)、
環境エネルギー政策研究所・ピースボートは、
2011年7月8日、日本のエネルギーの今後について
さまざまな立場や考え方の人々が
オープンに語り、議論し、対話する場をつくることをめざし、
設立発起人一同と共に「みんなのエネルギー・環境会議」を
設立することを発表しました。

最初のステップとして、2011年7月31日(日)
諏訪東京理科大学(長野県茅野市)にて
第1回「みんなのエネルギー・環境会議」を
開催するということです。

■ 設立発起人(50音順)
飯田哲也(特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所)
/枝廣淳子(幸せ経済社会研究所)/岡田武史(日本サッカー協会)
/橘川武郎(一橋大学大学院)/小林武史(一般社団法人APバンク)
/澤昭裕(国際環境経済研究所)
/澤田哲生(東京工業大学原子炉工学研究所)
/茅野實(長野県環境保全協会)
/吉岡達也(ピースボート)/吉岡斉(九州大学)

■「みんなのエネルギー・環境会議」設立趣旨
電力をはじめとするエネルギーは、あらゆる産業や
企業の活動はもちろん、私たち一人ひとりの暮らしを支える
「活力」です。

これまでは「電気代を払っていれば何の心配もなく
好きなだけ電気を使っていい」と、
"コンセントのあちら側"のことは気にしていなかった多くの人が、
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて
、自分たちの使う電力の量やその作り方に対する意識と
関心を持つようになってきました。
「自分たちのエネルギーについて知りたい」
「考えたい」「話したい」「変えていきたい」
という思いが高まってきています。

日本のこれまでのエネルギー政策は、
経済産業省を中心とする国が業界と調整をしながら
作ってきました。
その政策策定過程には、審議会やパブリックコメントなど、
主に専門家を対象として部分的なヒヤリングの機会はあっても、
広く私たち生活者の考えや意思に耳を傾け、
政策に反映することはありませんでした。
生活者が自分たちでこの国のエネルギーについて考える際に
まず知る必要のある
「現状はどうなのか」「このままだとどうなるのか」
「代替案をとるとどうなるのか」
「それぞれのコストや負担額はどのような前提で計算されているのか」
などの国民が素朴な疑問に対して、
政策策定者や研究者たちがデータや予測、計算などの情報を開示し、
質問に答え、議論を深めるオープンな場も、
これまでありませんでした。

3.11後も、国の「エネルギー政策の作り方」は
変わっていないように思われます。
国と産業界が非公開のエネルギー・環境会議で、
今後の日本のエネルギーのあり方についての
方向性や政策を作ろうとしています。

その方向性や政策が、今を生きる私たち一人一人は
もとより私たちの子ども・孫をはじめとする未来世代に
大きな影響を与えるにもかかわらず、
また、3.11を受けて国民の間にエネルギーに対する
不安と関心が高まっているにもかかわらず、
以前と同じく、国と産業界の調整だけで作ろうとしています。

私たちはこれから作られる日本のエネルギー政策が、
我が国・日本の社会と将来を
大きく左右するものになると認識しており、
エネルギー政策を作るプロセスそのものを
国民に開かれた場にしていきたいと思っています。

「みんなのエネルギー・環境会議」は、
原発推進/反原発・脱原発、自然エネルギーの今後等について、
「こうあるべき」
という特定のスタンスを打ち出すためのものではありません。
の観点についての賛成・反対を含め、
さまざまな立場や考え方の人々がオープンに
日本の産業や暮らしを支えるエネルギーの今後について、
考え、語り、議論し、対話する場を作っていくことをめざします。

エネルギーについて考えることは、
私たちがどのような豊かさを望むのか、
未来の暮らし方をイメージするのか、
を考えることでもあります。国民の参加と合意に基づく
民主的なエネルギー政策をつくっていくとともに、
エネルギーに関する議論それ自体が日本を
真に幸せな民主主義国家にしていく一助になると信じています。

■ 今後の活動予定
7月 9日(土) 「みんなのエネルギー・環境会議」ウェブサイト開設
       http://www.apbank.jp/meec
7月16日(土) apbank fes にて告知
7月22日(金) 記者会見、一般参加者募集開始
7月31日(日) 第1回「みんなのエネルギー・環境会議」開催

※以降「対話の場」として与野党国会議員、
地方自治体首長・議員、産業界のリーダー、
研究機関の研究者、NPOなど、幅広い人々の参加のもと、
継続的に開催予定(Ustreamによる中継も予定しています)

※本会議の設立や活動については、持続可能性に関する
日本の取り組みを英語で世界に発信している
NGO・ジャパン・フォー・サステナビリティの協力で
世界に発信するとともに、
世界からのフィードバックも国内に伝え、
国際社会との連携も含めたグローバルな活動を展開していきます。


■ 記者会見のお知らせ
会議の設立趣旨、第1回会議のプログラムや登壇者等について、
下記の通り記者会見を開催いたします。

1. 日時: 2011年7月22日(金)14:00~15:00
2. 場所: kurkku(東京都渋谷区神宮前2-18-21)
3. 内容: 「みんなのエネルギー・環境会議」設立について

※参加者多数により、予定会場に収まらない場合は、
会場を変更する可能性もありますので、
記者会見に参加される方は、
下記お問い合わせ先にEメールにて必ずご連絡をお願いいたします。

■ このプレスリリースに関するお問い合わせ
「みんなのエネルギー・環境会議」事務局
(環境エネルギー政策研究所 内)
担当 荻野
Email meec@isep.or.jp
URL http://www.apbank.jp/meec

学習を基盤とする新たなマネジメントを説いた世界的ベストセラー「学習する組織」待望の増補改訂・完訳版

2011-07-08 20:29:13 | 私らしく生きる。気づきと学び
私たちの生存と繁栄の鍵となるのは、
組織としての「学習能力」である。

自律的かつ柔軟に進化しつづける「学習する組織」の
コンセプトと構築法を説いた本書は、
世界100万部を超えるベストセラーとなり、
90年代のビジネス界に一大ムーブメントを
巻き起こしたということ。

私が出会ったのは2010年ですが、
それでもその新鮮さに虜になりました。

著者ピーター・センゲの深い洞察と
豊富なケーススタディに裏打ちされた本書を通じて、
管理ではなく学習を、
正解への固執ではなく好奇心を、
恐怖ではなく愛を基盤とする、
新たな「マネジメント」のあり方が
ぐいぐいと迫ってくるようです。

私は「学習する組織」やシステム思考は
一部のエリート、政府や大企業の幹部など
だけのものだと思いません。

私たちひとりひとりが、日常の、そして人生の
さまざまな場面で「組織」をつくり「リーダー」
となります。

私は個人的には、本当に小さなグループの
リーダーにすぎませんが、
「学習する組織」の概念をとりいれた私のチームは
日々進化して、とても上手くいっています。

私だけでなく、みなさんも、さまざまな場面で
この本がきっと役立つと思います。



学習する組織――システム思考で未来を創造する
クリエーター情報なし
英治出版

「あるべき姿」からのバックキャスティング~細切れビジョンで、何でもできる~

2011-07-08 11:16:12 | 私らしく生きる。気づきと学び
この本は本当に凄いです。
この本に出会って実行してかなったこと。

●「環境」を再び仕事にする(2年で実現)
●「森に関わる仕事をする」
(震災で中止になるも、予算獲得しプロジェクト化)
●「息子を特別支援学級のある小中一貫の学校に入れて
伸び伸び育てる。そのために引っ越しをする」

ということで、東日本大震災に関係する部のミッション実現のため、
再びこの本をひもといて、この本の通りに、実行することにしました。

●ビジョンを決める
  ↓
●それを実現するためには何をしたら良いか、
 何ができるようになったら実現するか、などを列記。
  ↓
●さらにそれを実現可能なレベルにまで細かくして列記

という作業を今日、一日かけてやります。

そうして、ものすごく小さくなったビジョンを日々積み重ねていくと、
長期的には目標が達成されるわけです。

本番前のお仕事やら、ルーチンの中、どれだけ時間がとれるかわかりませんが、
ほふく前進です。


細切れビジョンで、なんでもできる!―夢を実現する自分マネジメントシステム
クリエーター情報なし
サンマーク出版