WIND BENEATH MY WINGS

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パソコンやインターネットの世界を誰にでも。

2008-01-19 17:34:30 | 福祉
個人的必要から
(弟や息子にPCやインターネットの世界を開きたい)
いろいろ調べている
情報のバリアフリー化。

今日は、PCとWebについて、考えながらつらつらと書きます。

現在、PCとWebの利用者は非常に多様化しています。
これまでWebを利用してこなかった
視覚障害・色覚障害・聴覚障害・上肢障害など様々な障害者、
また高齢者、そして発達障害者も
PCやWebを利用する機会が増えてきています。

障害者にとって、PCやWebは生活の質を高めるために
必要不可欠なのです。

ですから今後は、
年齢・性別・障害の有無などにかかわらず、
より多くの人が利用可能で、使いやすく、安心なデザインが
Webサービスにおいて求められています。

さてそれでは
障害者や高齢者がどのようなツールを使ってPCを使ったり、
Webサイトを閲覧することが
可能なのでしょうか?


スクリーンリーダーパソコン全般の操作を人工合成音声で読み上げ、操作するソフトです。
文書の本文を読み上げるだけでなく、
ファイルのオープンやクローズ、メニューやダイアログ項目、
アプリケーションが表示するメッセージ、入力内容など、
画面上の様々な情報を、合成音声で読み上げることができます。


音声ブラウザ
Webページを人工合成音声で読み上げるWebブラウザです。

リンク部分のみ抽出し読み上げるといった
Webの特徴に対応しているものもあります。

スクリーンリーダーでパソコン全般の操作をし、
音声ブラウザでWebページを閲覧するといったように、
スクリーンリーダーと併用して利用する方が多いです。

点字ディスプレー
スクリーンリーダーなどが出力した情報を、
点字で表現するための機器です。
スクリーンリーダーの音声と点字の出力を併用することで、
作業効率を上げることができます。

④画面拡大/色の変換
画面上に表示されている内容を拡大して表示したり、
表示されている色を反転したり変換したりできます。

次に、入力に関するサポートツールです。

トラックボール
マウスと同様にコンピューターの操作に用いる
ポインティングデバイスの一種です。
マウスと違いその場に置いたままでの操作が可能です。

(ポインティングデバイス:画面上のカーソル等を操ることにより、
入力位置や座標を指定する入力機器の総称)

ソフトウェアキーボード画面上にキーボードを表示して、
マウス等で画面上のキーをクリックすることで、
文字の入力を行うソフトです。

走査入力
ソフトウェアキーボード上のキーを自動的に移動するカーソルが、
入力したい文字の上に来た時にスイッチを押し、
文字を選択する入力方法です。

音声入力
走査入力方
式を音声で制御する方法です。
利用者は、スイッチやセンサーなどを音声によって操作します。

そのほか
タッチパネル方式のパソコン、
色分けされたり、ボタンが大きくなったキーボード、
ジョイスティック付などの
さまざまなパソコンがあります。

まず、一番わかりやすい例として
例えばこればらば、お年寄りなどにも入力できそう

私は息子のためにPCを一台用意するのですが、
キーボードに工夫が必要だと感じ、
研究中です。
(PC本体はともかく予算の関係もありますから)

おそらく長くかかると思いますが、
私のお古のバイオをベースにする予定の
息子の為のパソコンは、
彼の障害にあわせた世界で一台しかない
パソコンになると思います。

発達障害がある人間にパソコン?
なんて思う方もいると思いますが、
情報のインプットと処理に障害がある彼らにこそ、
音声、映像(画像)、文字の拡大や強調、
などの情報の加工や各種支援機器必要です。

こちらにいろいろありますよん

映画を観ていて、さまざまなことを理解する
(しかし言語化は困難)
長男にとって、

映像+音声+日本語字幕
というのは
非常に理解しやすいものなのだと思います。

ちなみに、いまこの瞬間彼が観ているのは

ブリジット・ジョーンズの日記 (ユニバーサル・ザ・ベスト第7弾)

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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です。
(ひとりで観ています)

ラブコメ好きの幼児。

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