意外と心配性!?のママ、5時にセットした目覚ましよりも早い4時半過ぎに起床しました。。。テレビとつけるとまだ3位決定戦の途中。
6時にパパ&龍之助を起こして7時の集合時間に間に合うように車で送ってもらいました。そうなのです、「行ってきま~す!」とパパに手を振り、山登りに参加したのは龍之助とママ。
車窓から望む富士山。その手前に見えるのは富士急ハイランドの絶叫マシーン。
心配したお天気は何とか持ちそう。富士山5合目レストハウスに到着したのが10時15分ぐらい。いざ山登りをスタートすると馬が数頭。「うわ~、うまだ~」と意外な動物に喜ぶ子供達とそれを撮影する親が多数。
ママは中学の修学旅行で五合目までバスで来たのですが、残念ながら印象に残っている思い出はほとんど無く、強いて言えば、お菓子の袋がパンパンに膨張して"空気が薄いとこうなるんだ・・・"と実感したことぐらい。ということで、龍之助にも"マジックショーだよ"と持参したかっぱえびせんの袋を見せてみました。が、パンパンに膨れるぐらいでは面白く無かったようで「なんだ~、中身が変身するのかと思った・・・」と言われてガッカリ。
さて、今回はママも初登山ということで全てが新鮮な体験。龍之助と同じぐらいキョロキョロしながら進みます。ゆるやかな傾斜の道が続くので、ひょっとして富士登山って楽勝なの?かなと思っていると、"吉田口入口"の文字。えっ、これからが入口なの??
入口を通過するといきなり傾斜がきつめの登り坂。子供の前で弱音を吐くわけにもいかず、「がんば~れ」と龍之助を励ましつつも自分も励まします。
張り切って登っていた龍之助も「どこまでのぼるの?」と次第に心配そうな表情。しばらく歩き、山頂を見上げると連なる山小屋が見えました。「さっきすれ違った人達はあんな上からおりて来たんだよ、すごいおばちゃん達だね」と、龍之助とママは6合目を目指して進みます。
「景色が違う」とは言いますが、雲海を見下ろす景色は確かに違います。
龍之助は眼下に動く雲を「恐竜みたい」だと表現していました。
おかげさまで、6合目は無事クリア。
ママ 「もう少し先まで行ってみる?」
龍之助「もういい」
ママ 「せっかっくここまで来たからもう少し行ってみない?ほら小さい子も降りてくるよ」
龍之助「じゃ、いってみる」
その先の6合目と7合目の中腹まで行って下山しました。中腹に到着したのは出発してから約1時間後。見事に達成した龍之助には「きっと願い事が叶うよ」とたくさん褒めました。ママも少し感動を覚えながら「ねぇ、もう少しだけここにいない?」と提案するのですが、意外にあっさり「もう降りるよ!」と下山開始。
実はその判断は正しく、間もなくポツポツ雨が降り出してきました。
途中ウグイスの声も聞こえてきて、耳を傾け「あっ、あっちから聞こえる!」
下山の方が難しかったのですが龍之助と手をつないでいたおかげで、途中で滑って転ぶことも無く12時少し前に五合目到着。徐々に風が強くなり、気づけば台風かと思うほどの強い雨風。さすが山の天気、あっという間に豹変し一瞬寒い思いもしましたが、これも良い経験。
龍之助がいなかったら、間違いなく富士登山なんて選択肢にも上らなかっただろうと思うと、ママにとっても一生に一度の良い思い出になりました。
明日は筋肉痛間違いなし、子供はどうなんでしょう??