晴天に恵まれた土曜日、区民の森で行われた環境学習に参加してきました。応募者総数が定員枠内だったようで、参加者は30名程度。そのうち子供は5名で龍之助はちょうど真ん中くらい。
区役所を朝8時半に出発し、高速を経由して目指す山に到着したのが10時半。ログハウスで本日の目的である"堆肥場作り"の作業内容と注意事項を聞いた後、この時期、山で見られる生き物の説明を受けました。
嬉しそうに手に持っているのはヘビの一種。小さくて可愛らしいですが、一応ヘビ。毒が無いと聞き、龍之助の手が伸びました。
草が生え放題だった一帯をくわで刈り取ると、池が現れました。初めて!?見るヤゴに興味津々、手に乗せて観察したり、案の定「ぼくもやってみたい」と網を池に入れてすくっています。「お願いだから落ちないでね~」と後方から思わず叫んでしまうママ。
森のプロフェッショナルから、
蜜を吸える花を教えてもらったり、
わさびの葉っぱを口にしてみたり、今回も色々な初体験が。
前回は真夏、ちょうど2か月前で森の雰囲気も少し変わってきています。龍之助も多少感じてくれたかな?
トンカチで山の斜面に杭を打ち込むのが楽しかったようで「もういっかいやりたい~」とのリクエスト。龍之助を抱えてくれた元気なおじいちゃんが巧みにチェーンソーを使って檜を倒し、大小様々な丸太を作ります。
それをまた別のおじいさんが丸太を組み合わせてロープで結び、それを子供たちがお手伝い。龍之助は3本結ぶのをお手伝いしました。丸太を重ねて囲いを作った中に、刈り取った草を投げ込み堆肥を作ります。
また、檜の切り株にも興味津々で、外皮を剥くと白い幼虫が出現!木の中にいたからクワガタ?みたいな期待を持ちつつ「くまちゃ~ん(←昆虫&動物カメラマンの通称)、これなんのむし?」と尋ねてみると「檜にいたからカミキリムシの種類だね」とのこと。持って帰りたそうでしたが「森で生きるのが一番だよ」と大人たちに諭されます。と同時にホッとするママ。
山を降りる途中で見せてもらったビッグな蛙。同じ年中さんの女の子は手に持っていたのに、龍之助はもちたくないと拒否。恐らくこれまで見たことがある蛙の大きさを超えていたことと、ママが思わず「気持ち悪い~」と言ってしまったのが影響したのかもしれません。檜の切り株2つ、くるみ、たけとんぼのお土産を頂き、今回もとても山を満喫した様子で「またくるからね~」と現地の指導員さん達に手を振りお別れ。次はいつ来れるんだろうね!