はじめましての作家さんおふたり。
森絵都さんと金原ひとみさん。もちろん、人気の作家さんなのでお名前と本の表紙はいろいろと存じ上げております。
金原さんは、芥川賞を20歳の時に受賞された記憶がしっかりと残っています。若いのにすごいなと。その頃、読んでみたいなと思いながらも、まだ私には無理かもなと手に取らず、今まできました。今回、急に気になって、読んでみることに。今日から、スタートです。
森絵都さんのこの「カラフル」は、本屋さんでもよく見かけます。シンプルな黄色い表紙ということもあり、目に入りやすいですよね。
たまたま、連休最後の日、姪っ子2号を誘って図書館へ行った時、姪っ子の見て回っている本棚で背表紙をみて、「お!カラフル」となり、その場で、読み始めると続きが気になりだして借りてみました。面白くて昨日一気に読みました。
中学生が主人公の話です。図書館では、児童書の棚にあったので、きっと同年代の読者に読んでもらえると、より嬉しいということなのでしょうか。自分がこの本を中学生の時に読んでいたなら、どんなことを感じるのだろうかと、読み終えて思いました。とても読みやすい一冊です。今度は、「みかづき」という作品を読んでみようと思います。
そして、朝井さんは、デビュー作「桐島、部活やめるってよ」を本屋さんで見て、なかなか珍しい(その頃=2010年)タイトルが気になって借りて読んだのがはじめまして。
そのあとは、今年3月に読んだ「正欲」、そして三冊目の「そして誰もゆとらなくなった」。この本の「はじめに」にも書かれているのですが、実は、私、小説だと思い借りた方の人間です。(笑)エッセイでした。昔から、ほとんどエッセイは、読んでいこなかったのですが、最近、その作家さんの人となりといいますか、個性(素)がとてもわかりやすいのは、もしかしてエッセイなのかも?と思い始めて、エッセイの面白さがわかった気になってる私です。
すごく、たとえ方が面白いです。思わず、何度もくすっと笑ってしまいます。時には、「はは」と声にまで出して。エッセイって、簡単なようで難しいですよね。だって日常ですから。もしかすると、小説以上に面白い事が起こらない可能性の方が高くて。そうなると、もう、如何にちょっとした自分なりの視点で引っかかった事を、面白く捉えて、かつ、読者の興味を沸かせるように書けるかとか、面白く書けるかとか。そして、エッセイで自分という人間に興味を持ってもらって、この人が書く小説ならば読んでみようと思ってもらえるかに、繋がっていくわけですよね。もちろん、その逆のパターンもあるわけで。読む方は、気軽に楽しめるイメージのエッセイですが、なかなか大変そうです。
と、書いたことすらないのに、勝手な想像をして、完結してしまいました。まったくの勝手な主観です。(笑)といった感じで、また今日長くなってしまいました。そろそろ、お仕事を始めなくてはです。お付き合いありがとうございました。
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