YUKARI note

大好きな建築をしながら過ごす日々

最近の読書。

2022-09-03 | 読書
まいりました。
今年1月に購入したノートパソコンが、夏休みに突然壊れてしまい、
やっと、昨日3週間の修理を終えて戻ってまりました。

ということで、すっかり、もう9月ですね。
そうです。プレ読書の秋到来です!

気になって「読書週間」はいつからだろうとグーグルさんに聞いてみると。
10月27日~11月7日、だそう。思ったよりも、冬に近いです。

ま、本好きさんには、毎週読書週間ですので、そう影響はないですね。(笑)



夏休みあとに読んだ本。

鯨井あめさんは、デビュー作「晴れ、時々くらげを呼ぶ」に出会ってから、
気になって追いかけている作家さんです。

今回三作品目となる「きらめきを落としても」も、よかったです。
じんわりと、何かが心の中に広がっていく短編集。
その何かが、心温まるとかいう感じではなく、
あー、そういう気持ちから派生する言動、確かにわかるという共感。
その共感は、やってしまったことのある自分ややってしまっている誰かを見て、
やっぱりそんな気持ちからだったのかという共感。
そして、若さ特有のその時のめいっぱいで生きる心に愛おしさを懐かしみ、また共感。
といった感じでしょうか。いつものように、上手く言えませんが…。

タイトルの「きらめきを落としても」きっと、その時のきらめきはその人の心の中にずっとあって、
気づいてはいないのだけれども、いつでも本当は、すぐに呼び起こせるくらいの所にしまわれていて、
いざ起きると新鮮で生々しくよみがえってくる、それを毎回、小説を読み、体験しているような気がします。

中でも、「言わなかったこと」が好きでした。小説を書いたこともないけれども、すごく共感できました。
きっと、自分が過ごしてきた人生の中に、あったのでしょうね。
物事ではなく、その時のきらめきを呼び起こされた気が致します。



で、こちらは、購入本。
これ、インスタで表紙をみて、面白そうとなり、すぐ紀伊国屋さんへお取り寄せぽち。

仕事柄、気になったのもあるのですが、幼い頃に、たくさんあれこれと想像して楽しんでいた架空の家や間取りの遊びを思い出しました。
今も手元にもある佐藤さとるさんの絵本「おおきなきがほしい」を思い出し、「ジャックと豆の木」を初めて読んだ時に、巨人の家はどんな家なのだろうと、物語よりも家の方が気になったことなんかを思い出しました。



そして、こちらが、昨日図書館で借りてきた2冊。伊坂さんは、予約本。伊坂さんも長い間追いかけています。
本当は、もう一冊あったのですが、昨日一気に読んで、今日返却しました。
「とあるひととき」という数人の作家さんのエッセイ集でした。



そして、こちらが、今日届いた図書館予約本。
「はじめに」を少し読んだのですが、もう、面白いです。(笑)

と、久しぶりということもあり、たくさん書いてしました。

さて、少し退屈そうなotto!さんとひと遊びして、読書でもしましょうか。





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