ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

「わたしのなかの子ども」 著者:シビル・ウエッタシンハ 訳:松岡亨子

2020-09-03 17:23:50 | 

村の朝の、なんともおだやかでさわやかなこと、それはとてもことばではいいあらわせません。母は、夜明けとともに起きました。わたしもいっしょに起きました。母がいちばんさきにするのは、家じゅうの窓という窓、戸という戸を開け放つことです。 
母はいつもいっていました。「風の神さまと、太陽の神さまが、毎朝、うちを訪ねてくる最初のお客さまでなきゃならないのよ。すずしい風と、金色の光を運んできてくださるんだからね」と。わたしは、庭のオレンジの木のわきにあるベランダの段々にすわって、神さまのおいでを待ちました。明け方のうすあかりが、村全体に、そうっとやさしくしのびよってくる様子は、はずかしそうにしている村の美しい花嫁を思わせました。

素朴な挿絵とともに、スリランカの小さな村の暮らしが生き生きと目の前に立ち現れてくる。豊かで穏やかで、安心した暮らし。ここから遠い世界の美しい日常。
語り手と一緒に自分もそこにいるような、そんな気分になる楽しい一冊だった。
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お母さん猫。

2020-09-03 17:06:18 | 自然・生き物
捻挫した足の塩梅が今一つで、今日は仕事を休ませてもらい整形外科へ。
レントゲンの結果、第5中足骨を骨折していたことが判明。
ギプスで固定せねばならず、おかげで靴が入らない。
男性用のサンダルを購入するはめに。
(-_-;)


ところで毎朝やってくる猫のお母さん、もう臨月だ。
自分の足のことより、週末の台風の中でお産になったらどうしようと、それが一番の心配の種。母子ともに無事であることを祈るほかない。
保護するにも威嚇し逃げてしまうので、これまで手を打てずにきたが、今度こそはタイミングをみて捕獲する覚悟。
かわいそうだけれど避妊させ、これ以上野良猫を作らないようにしたいと思う。



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