ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

ニャンゲル係数。

2021-02-27 21:27:12 | 家族
風太君の歯の件。
抜いたほうがいいかもしれないと先生に言われて、本当なら1月に受診するはずだったのだけれど、何やかやと忙しく。
固い煮干しをやめて、カリカリも少しだけにし、
あれからウエットフードを中心にあげるようにしたら、歯茎の痛みも改善したようだ。
でも風太君にだけあげては不公平。
みんなウエットのほうが好きだから毎回3匹に同じように与えている。

しかしみんな食欲旺盛で、たまには外の野良母子にもわけてあげるので、毎月の出費はかなりのもの。



最近では飼って間もなくペットを手放す(捨てる!)心無い人も増えているが、コロナ禍で家計のひっ迫というのも原因の一つにあげられている。
それを言えば、我が家なんてコロナ以前から同じ経済状況。猫達にかかる費用とニンゲンの食費がほぼ一緒なので、ニャンゲル係数はかなりのもの(笑)。
でも、生きているからね。オバサンは日々地味に生きているので、さほどお金はかからない。
猫たちを養うことが働く原動力にもなっているわけで、かえってそれが健康にもよいのかも。
そう思って働くことにしよう(笑)。
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「JR品川駅高輪口」 著者:柳美里

2021-02-27 21:14:53 | 
死に装束を身に着けたおばあちゃんの顔を見た時わたしは、どこよりも遠いのは、死だと思った。
でも、違った。
死は、どこよりも近い。
どこからだって行ける。
生きることなんて、いつだって中断できる。
どんなに生きたくても中断するしかない時もある。
生にいきなり死が割り込んでくる時もある、地震、津波、火事、交通事故、通り魔―。
自分はそんな風には死なない、とみんな思っている。
みんななんとなく平均寿命ぐらいまでは生きると思ってる。
でも、違う。
すうっと吸い上げられるような立ち眩みをおぼえて、少女はスクールバッグにしがみついて目を閉じた。

主人公の女子高生の深い孤独に胸が痛む。
でも、これは死についての話ではない。
どんな人生の中にあっても生きること、生に向かって歩きだす人の話だ。
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